2008年12月30日火曜日

2008年を振り返って

内閣が次々と変わり、リーマンブラザーズが潰れ、余波で国内でも倒産、失業が相次ぎ、そして黒人大統領の誕生が決まった未曾有の一年。競馬界でもパターンを覆すようないろんな出来事がありました。

今年のベストレースを選ぶなら、まずは天皇賞(秋)でしょう。ダイワスカーレットを応援してた私は残り200mで勝負を諦めましたが、最後の彼女の盛り返しには本当に驚きました。アンカツが同じくあそこで勝負を諦めずに最後の200m必死で追ってたら、勝ってたんじゃないかと思ったくらいです。まああの2cm差が、逆に有馬での勝利をもたらしたとも言えるかもしれません。

同じ年にこれだけ強い牝馬が2頭も出るなんて、これは見る側にとってもラッキーと言えるのではないでしょうか。今までスカーレットが出るレースにウオッカが出られなかったり、ウオッカが出るレースにスカーレットが出られなかったりして、対戦は久しぶりでしたが、昨年、私がベストレースだと思ったチューリップ賞の再現を目の前で見られたのが天皇賞(秋)だったと思います。

去年、この2頭が競馬界を盛り上げて欲しいと言いましたが、安田記念1着、天皇賞1,2着、有馬記念1着とこの2頭でここまで獲ってしまったというのは想定以上です。現役最強の2頭と言ってもいいかもしれません。でもしか言っても仕方ありませんが、前哨戦でエイシンデピュティに完勝したダイワスカーレットが宝塚に出ていたら、今年は牡馬の出番は無かったかも知れないですね。しかも今年は秋のGI6競走中、スプリンターズステークス、天皇賞、マイルCS、有馬記念と牝馬が勝ってしまいました。そう言う意味でも未曾有の一年だったと思います。

今年、ダービー、安田、宝塚、有馬と意外とビッグレースで当たったのに、全体の収支としては大幅マイナスだったのは残念(笑)。まあ何はともあれ最後でダイワスカーレットが勝ち、単勝が当たったのがよかったです。終わりよければすべてよし。来年はもう少しガンバロー。

2008年12月28日日曜日

[2008年有馬記念]牝馬の年を締めくくるのはやはり牝馬

今年の有馬記念は、レース後に引退式があるわけでもなく、ディープインパクトやウオッカ級のスターホースも不在、16頭のフルゲートも埋まらずに14頭立てということもあって、それほど混まないかなーと思っていたのです。が、逆にそれが面白かったのかもしれないですね。ダイワスカーレットが1番人気に支持されてはいましたが、「牝馬の一番人気ほどあてにならないものはない」とよく言われます。「過去10年で・・・」とパターンを探す予想法がありますが、過去10年どころか、37年間牝馬が有馬記念を勝ったことはありません。一方で中山大得意のマツリダゴッホ、ジャパンカップを勝ったスクリーンヒーロー、今回がラストランになるダービー馬メイショウサムソンなど他の役者も案外(失礼)そろってましたし、朝からびっしり人が入っていました。



今日は他のレースも面白くて、3Rの2歳未勝利戦ではケニアブラックが強い勝ち方をし、4Rのメンバーが揃った芝2000mの新馬戦は、牝馬のリコリスが勝利。ホープフルステークスも例年よりも良いメンバーだったと思いますが、こちらは人気のトーセンジョーダンが危なげなく勝ち、9Rのフェアウェルステークスは、芝からダートに替わって3連勝のウォータクティクスがこれまた次元の違う逃げ切り勝ち。来年に続く馬が見られて満足でした。

で、有馬記念です。枠順書いたときの懸念通り、カワカミプリンセスがちょっと減っていましたが、他はまあ想定内の範囲。アルナスラインは突然の路線変更だったということで調整が間に合わなかったのか、こちらはややゆるめでしたが・・・。やはりどの馬も一流馬。冬でもピカピカです。

私は予定通りダイワスカーレットの単勝1000円、そしてスカーレットからちょっと馬連、さらにスカーレット→スクリーンヒーロー、ゴッホ→スクリーンヒーロー、ゴッホの三連単という堅めの予想をしていました。

あっと言う間に発走時間。12万弱の入場があったという中山競馬場では、地鳴りのような歓声があがっていました。

スタートして、案の定内を見ながらスカーレットが出てきます。内では今年も横山騎手が意地悪しようとカワカミプリンセスを仕掛けていきますが、コーナーまでに決着がつかず、結局主導権はダイワスカーレットが握ることに。ただ、天皇賞での最後の伸びでスカーレットを信頼していた鞍上は、今年はここでペースをゆるめたりしませんでした。一方で直後に控える有力馬たちも先行抜けだしを得意とする馬が多く、また誰もがスカーレットは自分のペースで行けば止まらないことを知っているので、離してはいけないとぴったりとマークです。

1000m59秒台。レース後にペリエ騎手がインタビューで言っていましたが、「2500mとは思えないような」厳しい流れが続きます。2コーナーを先頭で回ったダイワスカーレットですが、私もさすがにちょっと速いのではと思ったのです。しかも3コーナー手前で2番手で待っている馬たちが仕掛け始めました。まずはメイショウサムソン。ただ彼はもうスカーレットのペースについていくのが精一杯。早々に脱落。続いて外からスクリーンヒーロー、マツリダゴッホら有力馬らが次々と4コーナーに向けてまくってきます。直線は本当に地鳴りかと思えるような大歓声。ただ「そのペースで走ってたら止まるだろう」と思われたダイワスカーレットの脚色は全く衰えません。スクリーンヒーローもマツリダゴッホも坂手前で脱落し、あとはもう独走態勢。道中、ずーっとプレッシャーをかけ続けられ、目標にされ、そして潰しにかかってきた決して弱いとは言えない牡馬たちをすべて返り討ちにして、先頭でゴールしました。ゴールしたとたん、歓声は「強えぇ」「化け物かよ・・・」という感嘆に。ダイワスカーレットの強さばかりが目立つレースでした。



今年のベストレースをあげるなら、天皇賞(秋)かこのレースだと思うのですが、逃げ馬が強いレースはやっぱりレース自体が締まって面白いです。しかも今回は特に有力馬たちがみんな勝負しようとしてたんですよね。どの馬の鞍上もダイワスカーレットは強いとは思ってたと思うのですが、強いとはいえ牝馬で、舞台は急坂が2度もある中山2500mで、血統的にも決して長いところが良いという馬でもない。一方で自分の馬なら中山は得意だとか、ダービー馬とか菊花賞馬でスタミナはあるとか、ある程度勝算はあったと思うのです。だから早仕掛けとは思えても、3コーナー手前とか、そんなところから勝負を仕掛けてきた。ところが思っていた以上にダイワスカーレットはしぶとく、その二段式ロケットは手強かった。アサクサキングスは見せ場なく最下位。ゴッホもまさかの12着。スクリーンヒーローも掲示板を確保するのがやっと。つまり、勝負をしようとした有力どころは最後の坂の前でもう力なし。すると勝負に出なかった最後方待機の馬の出番でした。なんと2着は14頭中14番人気のアドマイヤモナーク。そして3着はずりずりと後退していく有力馬をさばいて伸びてきた10番人気のエアシェイディ。1番人気の馬が勝ったのに、馬連300倍弱、三連単に至っては100万近い配当が出て、これまた場内ため息に変わりました。

ただ2センチ差と言われた天皇賞(秋)の敗戦のとき、本当に悔しかったので、すごい堅かった単勝以外はみーんな外れちゃったけど、すかっとしましたよ。これで今年の悔いは無くなったな、という感じです。ただ2センチ差で勝っていたら、年度代表馬の目もあったでしょうけど、有馬記念だけだと厳しいかな。



牝馬の有馬記念優勝は37年ぶり。今年は本当に「未曾有」の一年でしたね。

2008年12月25日木曜日

[枠順]2008年有馬記念(GI)

第53回 有馬記念(GI)
2008年12月28日(日) 中山10R 芝2500m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 カワカミプリンセス 55 牝5  横山 典弘 496 (ー 2)
2枠 2番 ベンチャーナイン  55 牡3  柴田 善臣 500 (  0)
3枠 3番 コスモバルク    57 牡7  松岡 正海 518 (+ 4)
3枠 4番 エアジパング    57 せん5 藤田 伸二 450 (+ 6)
4枠 5番 フローテーション  55 牡3  ルメール  502 (+18)
4枠 6番 エアシェイディ   57 牡7  後藤 浩輝 490 (  0)
5枠 7番 アルナスライン   57 牡4  ペリエ   562 (+22)
5枠 8番 スクリーンヒーロー 57 牡4  デムーロ  495 (+ 9)
6枠 9番 メイショウサムソン 57 牡6  武   豊 525 (+ 9)
6枠10番 マツリダゴッホ   57 牡5  蛯名 正義 500 (+ 8)
7枠11番 ドリームジャーニー 57 牡4  池添 謙一 438 (+18)
7枠12番 アサクサキングス  57 牡4  四位 洋文 514 (+16)
8枠13番 ダイワスカーレット 55 牝4  安藤 勝己 508 (+10)
8枠14番 アドマイヤモナーク 57 牡7  川田 将雅 470 (+ 8)

ディープスカイもウオッカもいない有馬記念。されど有馬記念です。今年も盛り上がってきました。

ここはやはり予想でも何でもなく、ダイワスカーレットが強いと思ってる私です。外枠も既に経験してるし、逆にアンカツさんは外枠のほうが競馬しやすいんじゃないかと思ってるんですがどうでしょうね。これだけ外なら、最初から外から競りかけられることもなですし、2500mもありますし、フルゲートではない14頭の13番ですしね。馬格も力も差は無いのに、牝馬というだけで55キロというのもかなりおいしいです。JCは天皇賞の1,3着が2,3着だったわけで、素直に考えても敵はスクリーンヒーローだけだと思ってます。

そのスクリーンヒーローは勢いもあるし、鞍上もデムーロだし、怖いです。前につける脚もあります。ジャガーメイルも香港であわやというレースをしましたし、今年はなんだかんだとアルゼンチン共和国杯は良い馬が揃ってたんじゃないかと思うので、アルナスラインもおさえます。

調教後馬体重は大体みんな許容範囲。カワカミプリンセスが減ってるのがちょっと気になりますが、ここ半年「調教後の馬体重」を見てて思ったのが、「あんまり関係ない」ということ。逆にこれに惑わされて痛い目を見てるほうが多い気がします。。。

2008年12月14日日曜日

[2008年阪神JF]ブエナビスタ

阪神JFはブエナビスタから、中山のカペラSはビクトリーテツニーから買ってたのに、どっちもヒモ抜け。残念。素直に単勝買えばよかったですね。特にカペラSは。

しかし今年も強い牝馬が出てきて面白いです。調教映像見てて思ったのが、なんかディープインパクトみたいな走り方するなーということ。実際脚質も直線一気の末脚を繰り出すもので(私はどちらかというと先行型が好きなんですが)、これからの成長が楽しみです。

さてこれから香港の国際競走。今年最後の海外競走です。ジャガーメイルとか、応援してる馬も行ってるので楽しみ。

そして来週は朝日杯です。2歳牡馬は牝馬に増して全然誰がいるのか分かってないのですが、今度は単勝も狙おう。

2008年12月13日土曜日

[2008年中日新聞杯]デムーロ連覇

今年はさすがに飛行ポーズを決められるようなレースではありませんでしたが、デムーロ騎乗のヤマニンキングリーが優勝。3歳のクラシックでも注目してた馬なので、これからの予定を組む上でもここで勝てたのはよかったですよね。馬券はダメでしたが。

シンゲンは6着、オペラブラーボは4着。平坦、小回り、短い直線、という中京の特徴はこの2頭には向いてなかったのかも。どちらも十分重賞狙える馬だと思ってるので、これからも応援します。

そしてメジャー、スカーレットの妹、ブーケフレグランスもようやく1000万下を勝ち上がりました。牝馬限定でしたが、一時期全然ダメだった頃を思うと、パドックでもすごくよく見えましたし、勝ち方も先行抜けだしで「強い」と言えるレースでした。来年飛躍の年にしたいですね。このところ良い産駒に恵まれてないお父さんのためにも頑張れ。

2008年12月12日金曜日

[枠順]中日新聞杯(GIII)

第44回 中日新聞杯 (GIII)
2008年12月13日(土)  中京11R 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン (混合)(特指) ハンデ

1枠 1番 イケトップガン   牡4  52   大野 拓弥
1枠 2番 ホッコーソレソレー 牡6  55   渡辺 薫彦
2枠 3番 ダブルティンパニー 牡6  53   上村 洋行
2枠 4番 シンゲン      牡5  54   藤田 伸二
3枠 5番 アサカディフィート せん1058   中舘 英二
3枠 6番 サクラオリオン   牡6  53   北村 友一
4枠 7番 ダンスアジョイ   牡7  55   秋山真一郎
4枠 8番 ヤマニンキングリー 牡3  55   デムーロ
5枠 9番 シゲルフセルト   牡3  53   川島 信二
5枠10番 パープルイーグル  牡6  52   藤岡 康太
6枠11番 オペラブラーボ   牡4  56   蛯名 正義
6枠12番 アルコセニョーラ  牝4  53   武士沢友治
7枠13番 フサイチアソート  牡3  54   和田 竜二
7枠14番 マイネルスターリー 牡3  53   丸田 恭介
8枠15番 マンハッタンスカイ 牡4  57.5 芹沢 純一
8枠16番 センカク      牡6  53   赤木高太郎
8枠17番 マイネルポライト  牡5  54   長谷川浩大

明後日はジュベナイルフィリーズなのですが、今週の私のメインはこのレース。オペラブラーボ、シンゲンとこのところ注目している馬が出ている上に、それ以外にもダブルティンパニーとか、ヤマニンキングリーとか、面白そうな馬が何頭かいるし、さらにハンデ戦。面白い一戦になりそうです。もちろん予想とか関係なくシンゲンとオペラブラーボを中心に流したいと思います。レース自体が結構楽しみ。

去年、ブーンをやって怒られた(過怠金を取られた)デムーロのゴールシーン。今年JCで見事勝利してウイニングランのときにブーンポーズをしてくれてました。JRA公式サイトの中日新聞杯の特設ページに、綺麗に翼を広げたポーズの写真が出てるんですが、怒ったけど、あまりにそのポーズが素晴らしすぎて写真としては使わざるを得なかったというところでしょうか(笑)。

2008年11月30日日曜日

[2008年ジャパンカップ]古馬になって本格化する馬は難しい

雲一つ無い青空。富士山も綺麗に見えて、今年は天候的にはこれ以上ないというジャパンカップデーとなりました。天気予報ではかなり寒いようなことも言っていましたが、日差しが暑いくらいで、気温も高かったように思います。

今年のジャパンカップはこれといった外国馬がいなくて、日本馬同士で決まるだろうというのはあらかたの予想で、中でも3世代のダービー馬揃い踏み、というのはかなり話題になっていました。私も3頭とも飛ぶことはないだろう、という予想のもと、ウオッカ、サムソンを軸にしてたのですが・・・・

思った以上にペースが落ち着いてしまって、しかも逃げてるのはバルクでもアサクサキングスでもなく、ネヴァプションという状態。ウオッカは思ったよりもスタートが良すぎて、逃げるかどうしようか迷っているところに前にネヴァブションが行き、3番手辺りを追走するような形になったし、しかもペースが遅いので、ずーっとイライラしっぱなし。

直線向いて、前を走ってた馬が早々に離脱、2番手のマツリダゴッホが先に出てきて、その内にウオッカが出てきました。



力んで走ってたので、もうだめかと思ってたのですが、意外としぶとく粘ってます。もちろんゴッホとウオッカの連は持っていたので、「そのまま、そのまま」と思っていたら、写真の一番左に鼻面だけ写っているのがスクリーンヒーロー。

スローだったせいもあって、上がりだけの競馬になったこともあるし、タイムも遅かったので、スクリーンヒーローにとっては「貰った」と思えるレースだったのでしょう。さらに外からディープスカイが追い込んできましたが、さすがに届かず2着。スクリーンヒーローは前走はハンデがかなりあったし、アルゼンチン共和国杯の勝ち馬がジャパンカップを連勝するというイメージが無かったので、今回は軽視した私がダメダメでした。こういう古馬になってから急速に力を付けてくる馬って、買い時が難しいですよね。有馬記念にも出てくるなら、あのレースもスローになることが多いし、早め抜け出しも出来る馬なので要注意かもしれません。



ディープスカイは今度こそウオッカに先着。ウオッカはマイル〜2000mくらいが一番合うのかもしれないですね。ただ、今日は案外馬場の内側が伸びてないという印象がありましたし、枠順が変わるだけで違うかもしれないと思わせる程度の差。どちらも完敗というほどではなかっただけに、有馬記念に出てきて欲しいです。年度代表馬決定は有馬記念待ちかなー。4着のマツリダゴッホは東京や左回りが向いてないのではなく、直線の長い東京で起こりがちなこういう最後の瞬発力勝負のレースがダメなのでしょう。有馬記念は人気になりそうですね。

さて来週は1週ずれたジャパンカップダート。しかも開催が阪神になってしまったので現地観戦はできませんが、今日の感じを見ていると、4歳の成長株は面白そうですね。。。と思ったら、4歳馬はフリオーソ[地方馬]と外国馬だけなんですね。そろそろ世代交代の季節だと思ったけど、ダート界はまだ遠そう?

2008年11月29日土曜日

[枠順]ジャパンカップ(GI)

第28回 ジャパンカップ(GI)
2008年11月30日(日) 東京10R 芝2400m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 オーケンブルースリ   牡3  55 内田 博幸  490(+6)
1枠 2番 メイショウサムソン   牡5  57 石橋  守  528(+18)
2枠 3番 トーセンキャプテン   牡4  57 ペリエ    494(+2)
2枠 4番 ウオッカ        牝4  55 岩田 康成  498(+8)
3枠 5番 ダイワワイルドボア   牡3  55 北村 宏司  538(+12)
3枠 6番 パープルムーン     せん5 57 スペンサー  446
4枠 7番 ネヴァプション     牡5  57 横山 典弘  496(+8)
4枠 8番 トーホウアラン     牡5  57 藤田 伸二  506(+2)
5枠 9番 ディープスカイ     牡3  55 四位 洋文  512(+2)
5枠10番 オースミグラスワン   牡6  57 川田 将雅  544(+12)
6枠11番 シックスティーズアイコン牡5  57 ムルタ    484
6枠12番 マーシュサイド     牡5  57 カステリャーノ536
7枠13番 マツリダゴッホ     牡5  57 蛯名 正義  502(+12)
7枠14番 ペイパルブル      牡5  57 ムーア    468
7枠15番 アサクサキングス    牡4  57 ルメール   514(+20)
8枠16番 スクリーンヒーロー   牡4  57 デムーロ   495(+11)
8枠17番 アドマイヤモナーク   牡7  57 安藤 勝己  470(+12)
8枠18番 コスモバルク      牡7  57 松岡 正海  516(+6)

岩田騎手が今日落馬して午後乗り替わりがあったために、ウオッカの鞍上が誰になるのかすごーく気になっていましたが、明日は乗れるようです。よかったです。

何がなんでも行きたい馬というのがいなく、コスモバルクが大外だけに前に行くような気がします。あるいは去年のチョウサンがトーセンキャプテンでしょうか。そして去年のアドマイヤムーンと同じ4番をウオッカが引きましたから、ウオッカの脚を考えると良い位置を取れれば強いんじゃないかなーと思っているところです。天皇賞のダメージがどのくらいかというのが分かりませんが、馬体重は戻っているようですし、調教も良さそうでしたし、得意の東京ですしね。あとは当日の気配かな。2400mが気になりますが、去年も最後方から大外を回って4着に来てますし、ダービーのレースができれば。

ディープスカイが調教後馬体重が余り増えて無くて、やっぱり天皇賞は厳しかったのではないかと思います。ディープスカイはちょっと下げて、相手は天皇賞はあえてパスしたトーホウアラン。ここを目標にしていただけに、とても良さそう。そして石橋騎手に戻ったメイショウサムソン。なんか調教も久々に石橋騎手に乗って貰って、心なしか嬉しそうな感じでした。ただ調教駆けするタイプなので本番どうかというのは分かりませんけど。。。逃げのこりを警戒してアサクサキングスとマツリダゴッホ。暴れ馬コスモバルクを見事2着に持ってきたルメールは怖いです。ただ中山大王のマツリダゴッホは、ここは空気を読んで負けないとね(笑)

2008年11月24日月曜日

[2008年マイルCS]またしても牝馬

実は先週末に久しぶりにお気に入りのフレンチを食べに行き、競馬好きのシェフに「ブルーメンブラッドですよ」と言われたのでブルーメンブラッドを流しには入れたのに、スーパーホーネットを嫌って撃沈。とはいえ、買うならブルーメンブラッドからじゃないと取りガミでしたね。彼女の単が最もおいしかったかな。先週にも勝るとも劣らないカチカチ馬券。

レーニアほかの先行馬が結構やりあってるように見えた割に、途中のタイムも平均くらいで、全体のタイムも1分32秒後半というペース。勝ちパターンに持ち込んだカワカミプリンセスを直線だけで差しきった末脚をもつブルーメンブラッドにはとても良いペースだったのだと思います。スーパーホーネットは何が悪いというわけでもなく、なんか本番だと2着、みたいなこういう馬なのかなーという気がしました。3着は高松宮を勝ったファイングレインでしたから、レースの内容としては悪くなかったという感じです。ただ、天皇賞の名勝負、先週の迷勝負と見てしまうと、可もなく不可もなくのレースで、記憶に残りにくいかなー。

それよりも武豊が5レースの新馬戦で落馬して、全鞍乗り替わりのほうがずっとニュースでした。ウインズに行って、「有馬記念ファン投票」で「武豊を縛り付けるためにポルトフィーノに投票だな」と追加していて、さて賭けるかと思ってふと掲示板を見ると「騎手変更・・・8R 武豊→」という文字が。もちろんマイルCSも武豊→安藤勝己になっていて。何?何があったの?と帰ってきてさっそく見ると、落馬で腕を骨折してしまったとか。先週に続き、ちょっと風向きが悪くなっている感じですね。重症なのは小原騎手のほうで、月曜日のナナヨーヒマワリの騎乗を楽しみにしていただけに本当に残念。落馬した3人とも命に別状なしとのことですが、新聞では「武豊、年内絶望」の文字が躍っています。今年は有馬記念がものすごく遅く、あと34日ありますが、その日までに戻ってこられるかは微妙という話。私は、彼が騎乗すると馬券の取捨のときにいろんな意味で困るので、実際のところ余り好きではないのですが、年末の大一番でやはり彼がいないと、気の抜けたビールみたいな感じがしちゃいますよね。早い復帰を祈っています。

そろそろ秋のGIも大詰めですが、牡馬しか出ていなかった菊花賞を除いて、秋のGIはまだ牝馬しか勝っていません。「凱旋門賞も牝馬が勝ったから流れは牝馬なのかも」なんて書きましたが、まだその勢いは続いていた模様。来週のジャパンカップも牝馬注目ですね。・・・ということはウオッカなのか?!

2008年11月23日日曜日

[枠順]マイルCS (GI)

第25回 マイルチャンピオンシップ(GI)
2008年11月23日(日)  京都11R 芝・外1600m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 ローレルゲレイロ  57 牡4  四位 洋文
1枠 2番 ファイングレイン  57 牡5  幸  英明
2枠 3番 スズカフェニックス 57 牡6  武   豊
2枠 4番 マイネルレーニア  57 牡4  佐藤 哲三
3枠 5番 ジョリーダンス   55 牝7  秋山真一郎
3枠 6番 ショウナンアルバ  56 牡3  蛯名 正義
4枠 7番 ブルーメンブラッド 55 牝5  吉田  豊
4枠 8番 アドマイヤスバル  57 牡5  川田 将雅
5枠 9番 マルカシェンク   57 牡5  福永 祐一
5枠10番 ラーイズアートニー 57 せん4 キャラハン
6枠11番 リザーブカード   57 牡5  柴山 雄一
6枠12番 キストゥヘヴン   55 牝5  藤田 伸二
7枠13番 サイレントプライド 57 牡5  後藤 浩輝
7枠14番 コンゴウリキシオー 57 牡6  ルメール
7枠15番 スマイルジャック  56 牡3  岩田 康成
8枠16番 カンパニー     57 牡7  横山 典弘
8枠17番 スーパーホーネット 57 牡5  藤岡 佑介
8枠18番 エイシンドーバー  57 牡6  内田 博幸

3歳から7歳、牝馬も牡馬もせん馬も外国馬も・・と多彩なメンバーが揃ったマイルCS。昨年まではダイワメジャーという堅軸がいたのですが、今年は「これはいけるのでは」というのがはっきりせず、しかもマイルの実績馬と、そこそこ実績はあってもGIは獲ったことがない若い馬のどっちを選ぶか迷う難しい一戦です。

スーパーホーネットは強いとは思うのですが、前走東京の1800mを激走してしまっただけに、ここはどうなんだろう。マイルCSは力のある先行馬か、異常なまでに末脚の切れる馬か、というイメージがあって、ただある程度流れるようだと先行馬有利という気がしています。先行馬が勝ち、大外を追い込む馬は2,3着まで。今回はどんなに負けても逃げ続けているコンゴウリキシオーと、出来れば前に行きたいマイネルレーニアがいるので、それほどゆるまないでしょう。前に付けられて、かつ強い馬ということだと、意外と体力ありそうなスマイルジャックとか面白そうだと思っているのです。調教を見ていたら、あのダービーのときを思い出すようなフットワークです。今年の安田記念では、ウオッカにテン乗りであっさり先行して勝っちゃった岩田騎手への乗り替わりも面白そう。

そしてファイングレイン。調教映像見る限りでは調子よさそうですし、高松宮よりも前につけられれば。

あと意外と牝馬が活躍して穴をあけるこのレースなので、本格化したブルーメンブラッド、桜花賞馬のキストゥヘヴン、さらに、あまりに流れが早くなると補正の効くカンパニー辺りも流したいと思います。

2008年11月16日日曜日

[2008年エリザベス女王杯]2008年の最強迷レース

「スタートしました!あ!落馬です!5番・・・ポルトフィーノ?!ポルトフィーノ落馬です!」

エリザベス女王杯はスタートから波乱の様相。桜花賞を取り消し、オークスは骨折で断念、秋華賞は賞金足りなくて除外、とことごとくGIに縁の無かった不運の良血馬、ポルトフィーノがなんとスタート直後に落馬してしまいました。京都舞台のGI、人気馬のスタート直後の落馬、しかも落ちたのは武豊騎手。2002年の菊花賞、ノーリーズンに騎乗した武豊騎手がスタート直後に落馬したのを思い出した人も多かったのでは。

しかも今回はここで終わりではありませんでした。ポルトフィーノはそのまま前にとりつき、しかもかなりのペースで逃げ始めます。実質レース上では逃げていたコスモプラチナのさらにずっと前をポルトフィーノが走っています。コスモプラチナでも1000m59秒台でしたから、かなりのペースで走っていたのでしょう。

馬群が直線に入ってきましたが、画面にポルトフィーノが映っていません。コースを外れてどこかに入り込んだと思いきや、引きの画面になったら見えました。大外から差してくる馬が空馬のポルトフィーノ。しかも抜け出した実際の勝ち馬・リトルアマポーラをきっちりと差しきり、空馬が堂々の一着でゴールしました。

騎手が落ちたので斤量はかなり軽くなってるわけですが、それにしたってあのペースで走って、4コーナーでずっと外に膨らんで馬群の中段まで下がりながら、大外を騎手に追われるわけでもなく駆け上がってきて、さらに差しきってしまうのは、あまりにアホなのか、それとも勝手にレースが出来る馬なのか、いずれにせよ1600mしか勝ってないから要らないんじゃ、と思った私の認識は甘かったと思いました。騎手乗ってたら十分勝ち負けでしたね。思ってる以上に強いのかもしれません。

勝ち馬はリトルアマポーラで、さすがルメール騎手の好騎乗でしたが、3歳を嫌っていた私はカワカミから買っていたにも関わらず馬券は全然だめでした。またしても横山騎手はGI2着。一体何度目でしょうね。まあ天皇賞とは別の意味での迷レースが見られたのでよしとしますか。

2008年11月15日土曜日

[枠順]エリザベス女王杯(GI)

第33回 エリザベス女王杯(GI)
2008年11月16日(日) 京都11R 芝・外 2200m
サラ系3歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量

1枠 1番 レインダンス   56 牝4 武 幸四郎    494(+18)
1枠 2番 レッドアゲート  54 牝3 藤田 伸二    428(ー 2)
2枠 3番 ビエンナーレ   56 牝5 三浦 皇成    412(  0)
2枠 4番 フェアブリーズ  56 牝5 ヘルフェンバイン 422
3枠 5番 ポルトフィーノ  54 牝3 武   豊    492(+10)
3枠 6番 トレラピッド   54 牝3 ブフ       406
4枠 7番 マイネレーツェル 54 牝3 川田 将雅    416(  0)
4枠 8番 エフティマイア  54 牝3 蛯名 正義    455(+13)
5枠 9番 アルコセニョーラ 56 牝4 武士沢友治    444(+ 4)
5枠10番 ピサノジュバン  54 牝3 浜中  俊    450(+ 6)
6枠11番 ムードインディゴ 54 牝3 福永 祐一    456(  0)
6枠12番 アスクデピュティ 56 牝4 岩田 康成    464(+ 2)
7枠13番 ベッラレイア   56 牝4 秋山真一郎    464(+ 2)
7枠14番 コスモプラチナ  56 牝5 石橋  脩    446(+22)
7枠15番 カワカミプリンセス56 牝5 横山 典弘    502(− 6)
8枠16番 リトルアマポーラ 54 牝3 ルメール     478(+ 8)
8枠17番 トウカイルナ   56 牝6 四位 洋文    440(+ 8)
8枠18番 レジネッタ    54 牝3 小牧  太    438(ー 6)

カワカミプリンセスが抜けてるかなーと思うんですよね。エリザベス女王杯って、何故かその間の1年間の成績はどうあれ、去年と同じようなメンバーが上位に来るというイメージがあって、今回もウオッカやダイワスカーレットがいればまた違ったでしょうけれども、カワカミプリンセスと勝負になるような馬(一昨年のようなことがあれば別ですけど)がいるかなーという気も。

たた、カワカミを軸にしたとして、流しを選択するのが結構難しいレースな気もします。エリザベス女王杯は、ガチガチの人気サイドで決まることもある一方で、人気馬は来てるんだけど、もう1頭に変な馬が来てドカン、ということも多いレース。ブルーメンブラッドもいないし、トールポピーも回避。距離不安が無い2強というレベルの馬がいない分、配当的に面白そうな馬を狙いたいところです。

とはいえ、もう1頭、人気になりそうな馬がいます。超良血だけど賞金足りなくて秋華賞にも出られなかったポルトフィーノ。馬柱の5走前には「新馬」の文字が燦然と輝くフレッシュな馬だけに、人気ほど信用できるかと言われると微妙な気もします。今まで1600mしか走ったこともなく、また姉と違って父がクロフネというところもやや不安。

また、今年の3歳は全体的に信用ならないので、4歳、5歳から狙いたいところ。前のこりを期待して、ビエンナーレとか、コスモプラチナあたりも面白いかなーと思っています。特にビエンナーレは前走アルゼンチン共和国杯を勝ったスクリーンヒーローと対戦し、2600m戦で逃げ切り勝ちしてますからね。距離は全く問題にしないのでは。

あとは外国馬かなー。まだ調教みていないので、それを見て、さらに当日の気配を確認してからいくつか流してみたいと思います。

2008年11月9日日曜日

オグリキャップが来た

アジア競馬会議開催記念ということで、今日は1日中アジアの各国料理の屋台が出たり、第2回ジョッキーマスターズが開催されたりしましたが、一番の目玉はオグリキャップの登場。



お昼はオグリキャップがパドックを周回する中、岡部元騎手、南井元騎手、ホーリックスでオグリキャップを負かしたオサリバン元騎手がトークショー。パドックはGIレースもびっくりのものすごい人でした。14時頃からはホースリンクで展示されてたのですが、小雨の降る中ものすごい人が取り巻いていて、とても近づけるような状況でもなく。いつもは競馬をやっている正面側のほうがずっと人が多いのですが(乗り馬や誘導馬が展示されてるホースリンクは、子ども連れが遊んでる程度)、今日はパドックやホースリンクのある正門側のほうが人が多かったような気がします。18年経ってもアイドルホースですね。

アジア会議云々なのに、今日のメインはアルゼンチン共和国杯。



私は前走強かったと思ったジャガーメイルを応援してたのですが、先に抜け出したスクリーンヒーローを捕らえきれず2着。ただ昇級で56キロ、100mの距離延長は条件的に厳しかったと思うし、菊花賞も目黒記念も善戦しているアルナスラインをきっちり差しきりましたから、今後期待ですね。しかも1〜3着まで皆4歳。先週の天皇賞も4歳馬が1,2着、3着も3歳馬でしたから、ようやくポストサンデーサイレンス世代が本格化し始めたのかもしれません。

第2回ジョッキーマスターズは、第1回の成功に気をよくしたJRAの2番煎じの感があったのですが、やっぱり見ていると面白いですね。天気が悪かったこともあって発走の16時半過ぎにはすっかり暗くなり、ナイター競馬のようになったのも新鮮でした。



私は今や「伝説」ともなっている佐々木竹見氏を応援してたのですが、今年もまた河内調教師が勝利。最後は走ってるのは未勝利馬とは思えない叩き合いで見応え十分でした。

2008年11月2日日曜日

[2008年天皇賞秋]女傑2頭の対決

有馬記念以来、久々の対決となったウオッカとダイワスカーレット。同じ年にこんなに強い牝馬が2頭も出てること自体奇跡的ですが、片方は日本の馬産界の至宝とも言える大種牡馬サンデーサイレンスの孫、そしてもう一方はサンデーサイレンスと2大種牡馬とも言われるブライアンズタイムの孫で、そういう意味でもなんか運命的なものを感じます。今までの対戦成績こそダイワスカーレットの3勝1敗とスカーレットの方が上ですが、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯優勝と有馬記念2着というスカーレットと、ダービー、安田記念1着というウオッカは、互いに路線が少し違うということもあって甲乙付けがたい戦績を残してきました。

今回は牝馬限定のGIではなく、天皇賞(秋)というこれまでも数々の名勝負が繰り広げられてきた舞台。牡馬を差し置いて現役最強とも言われる女傑2頭の再対戦ということで、それだけでもかなり注目が集まってましたし、さらに今年のダービー馬の参戦もあって、朝からダービーデーかってくらい人が入ってました。

さて、10レースも終わり、パドックを周回後に本馬場にスカーレットとウオッカが出てくると、すごい歓声。蒼井優さんも最上部の招待席から顔を出して最高潮に達したところで、スタートが切られました。

案の定スカーレットがハナに行き、ペースよく逃げます。外からペリエ騎乗のトーセンキャプテンにつつかれながらも、なんとか我慢して1000m58.7。ただ、スカーレットが逃げるなら、1分前後のスローになるだろうと思っていただけに(しかも天皇賞のレコードは、1:58:0ですし)、場内がざわめきました。つついていたトーセンキャプテンは4コーナー曲がったところでもう脚が上がり、比較的前目につけていたディープスカイとウオッカが外から追い込んできます。スカーレットは坂の途中で追いつかれて、「あーやっぱり休み明けはつらかったかなー」と思いつつも、スカーレットを撮りに来たようなものですから、彼女にカメラを向けたのが下の写真。



ここで安藤騎手、外から来る2頭を確認してるんですよね。それはもう手応えが無かったからなのか、待ってたからなのか分かりませんが、外から追い込んでくる馬がいるとスカーレット自身が気づいたのか、ここで再び盛り返してきます。誰もが強いことを知っている1番人気、2番人気の化け物牝馬の死闘に、場内は歓声が上がります。残り50mまでは勝ったと思いました。しかし64年ぶりの牝馬ダービー馬、東京は私の庭、と思っている(かもしれない)ウオッカは強かった。後少しのところでギリギリ届いたかどうか、というところがゴールでした。

スローで見てもどっちが前に出てるか分からないような微妙な差。さらに着順掲示板の1分57秒2のタイムの上に「レコード」の文字が点灯しました。シンボリクリスエスがマークした今までのタイムを1秒近くも縮める文句なしのレコードです。場内興奮冷めやらぬなか、そこからながーい写真判定が行われました。12万人以上が入った東京競馬場は誰も動きません。その間何度もレースのリプレイがターフビジョンで流れたのですが、ゴールシーンが来るたびに「うぉー」というため息とも悲鳴ともつかないような歓声があちこちで起きてました。「こんな面白いレースが見られたんだから、もう同着でいいんじゃね」という空気が流れるなか、約15分後に出た写真判定の結果は、1着14番、2着7番。ウオッカの勝ちでした。報道によると、わずか2センチ差だったとか。



私の馬券は紙くずになりましたが、まあ多分「平成の名勝負ベスト10」いや、138回という長い歴史を持つ天皇賞(秋)の中から選んでもベスト10に入るであろうすごいレースをその場で見られてよかったです。多分場内にいた人も(馬券が当たった人も多かったと思いますが)、満足だったのではないでしょうか。一昨年引退したディープインパクトは確かに強かったと思いますが、こういう勝ったり負けたりのライバルを手に入れられなかったことで、彼のレースは「名勝負」という意味ではやや落ちる気がするんですよね。久々に「やっぱり競馬っていいなあ」と思えるレースでした。スカーレットも確かに負けはしましたが、長い休み明けで決して逃げ馬に有利とは言えないペース、そして初めての東京コースという条件の中であの200mからの盛り返しは、常に頭で買い続けてきた私でさえ目を疑うような強さでしたし。またこの2頭のガチンコ勝負見てみたいなあ。

3着はディープスカイ。最後方からものすごい脚で追い込んできたカンパニーはハナ差の4着でした。ハイペースでのカンパニーの末脚は本当に凄いですね。ただ、展開に左右されちゃうのがGI勝てない理由だと思いますが。また、3歳馬のレベルが云々言われる中、ディープスカイは歴史的な名レースと言われるであろうこの天皇賞で、ダービー馬として恥ずかしくないレースができたと思うのです。いや、確かに牝馬2頭に負けたわけですが、レコードタイムを1秒近く縮めてしまうこの2頭は規格外。今回の敗戦は、絶対的能力差というより、経験や年齢の差かも。来年までどれだけ成長できるかが鍵だと思います。

さて、来週はアルゼンチン共和国杯と共に、第2回ジョッキーマスターズやオグリキャップが東京競馬場にくるイベントもあり。楽しみです。

2008年10月30日木曜日

[枠順]天皇賞(秋) (GI)

第138回 天皇賞(秋)(GI)
2008年11月2日(日) 東京11R 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 アサクサキングス  58 牡4  藤岡 佑介 +16
1枠 2番 ディープスカイ   56 牡3  四位 洋文 +10
2枠 3番 エアシェイディ   58 牡7  後藤 浩輝 ± 0
2枠 4番 アドマイヤモナーク 58 牡7  岩田 康成 +10
3枠 5番 サクラメガワンダー 58 牡5  福永 祐一 +16
3枠 6番 エリモハリアー   58 せん8 吉田  豊 +12
4枠 7番 ダイワスカーレット 56 牝4  安藤 勝己 +14
4枠 8番 ポップロック    58 牡7  内田 博幸 +16
5枠 9番 アドマイヤフジ   58 牡6  川田 将雅 + 6
5枠10番 キングスストレイル 58 牡6  北村 宏司 +10
6枠11番 ハイアーゲーム   58 牡7  柴田 善臣 + 6
6枠12番 タスカータソルテ  58 牡4  ルメール  +12
7枠13番 オースミグラスワン 58 牡6  蛯名 正義 +16
7枠14番 ウオッカ      56 牝4  武   豊 +10
8枠15番 トーセンキャプテン 58 牡4  ペリエ   + 4
8枠16番 カンパニー     58 牡7  横山 典弘 +20
8枠17番 ドリームジャーニー 58 牡4  池添 謙一 +22

結局17頭の出走となりました。とはいえダービー馬2頭を含むGI馬5頭、他もGI好走歴のある馬ばかり。3歳から8歳の2000mと言えば・・・の馬が揃って出てきた好メンバーのレースになりそうです。出てれば3世代のダービー馬揃い踏みになった昨年優勝馬のメイショウサムソンがいないのは本当に残念ですが、まあ中途半端な状態で出てくるより、JC、有馬で頑張ってもらいたいし、サムソンには2000mよりも2400mのほうが合ってるような気もします。

となると、ウオッカ、ディープスカイのダービー馬2頭と、ダイワスカーレットの三つ巴戦になりそうな感じ。常に軸のダイワスカーレットはもちろん、ウオッカは安田記念で単勝勝負、ディープスカイはダービーで軸にした馬。3頭とも強いのは分かっています。ただ、心情的(信条的?)にスカーレットは外せないので、彼女を頭に買う予定です。レースも楽しみなのですが、その前にどのくらいのオッズがどうつくのか、そちらも楽しみ。

しかし、牝馬2頭が抜けた人気になりそうな天皇賞ってどうよ、という気も(笑)。しかも応援馬券的な過剰人気というよりも、実際それが堅そうな馬券というのも、ちょっと先行き不安な気もしたり。ただ、凱旋門賞を無敗の3歳牝馬が勝ったりしてるわけですから、世間の流れは案外牝馬に向いてるのかもしれないですね。

ちなみに3頭以外では、体を戻してきてるようなので、もう一度カンパニー(ちょっと外過ぎな気もするけど、でも毎日王冠でも狙ったし)、そして怖いルメールのタスカータソルテ。一昨年のスウィフトカレントを思わせるドリームジャーニー辺りでしょうか。実はハイアーゲーム怖いかもなーと思ってたんですが、鞍上が・・・(^^;だったので迷ってます。

2008年10月26日日曜日

[2008年菊花賞]やっぱり神戸新聞杯か

珍しく菊花賞を1番人気の馬が勝ちました。アグネススターチとノットアローンが作った乱ペースをうまく折り合ったオーケンブルースリが、3コーナーから徐々に進出してきて、直線半ばで先頭。王道とも言える勝ち方。2着はフローテーション(そう言えば同厩舎2頭出しは人気薄を狙えって言いますしね)、3着はナムラクレセント。2,3着のワイドは万に近い払い戻しでしたから、確かに荒れた、とは言えますが、勝ったのがオーケンブルースリでしたからね。18頭も出走していて、最低人気の単勝でさえ40倍台という異常オッズだったから、なんか拍子抜け、という感じ。よく考えると1番人気で全然おかしくないオウケンブルースリが4倍もついたのは結構おいしかったのかもしれないですね。私の期待したベンチャーナインは最後つめては来てるのですが、もうちょっとの6着でした。

神戸新聞杯でこの馬に完勝だったブラックシェルとディープスカイは思った以上に強いかもしれません。この菊花賞も結局ダービーで1,3着だったこの2頭が出てこなかったということで、レベルが問われてしまうレースにもなってしまいましたから、オーケンブルースリはこれからのレースが試金石ですよね。デビューからまだ6戦目。今日もメイチのレースというほどではなかったですから、JCや有馬記念の出走を期待してます。

というわけで、来週はそのディープスカイが出走する天皇賞(秋)。産経大阪杯以来休養していたダイワスカーレットもぶっつけでここに登場。ウオッカとの対戦は去年の有馬記念以来です。メイショウサムソンは出否がまだ未定(どうも回避っぽい?)ですが、他にも夏場で活躍していたタスカータソルテや菊花賞馬アサクサキングスなども出てくる、今のところかなり豪華なメンバーになりそう。私はデビュー時からメジャーの妹を応援してるので、今更それを変更する気はさらさらないのですが、このメンバーだとオッズみてから賭けないと、取りガミになりそうな感じ。当日いろいろ見てから考えようと思います。

今日初めてウインズ新横浜に行ってみました。お昼前くらいだったのですが、エクセルフロアは完全満席だったにも関わらず、無料指定席のレディースペアシートはまだまだ空きがあり、とても快適でした。でもエクセルフロアも喫煙席は9時前に満席でしたが、禁煙席は12時半頃まで空きがあったみたいですね。競馬関連だとどうしてもそうなっちゃうのでしょうか。

2008年10月23日木曜日

[枠順]菊花賞 (JpnI)

第69回 菊花賞(JpnI)
2008年10月26日 (日) 京都11R 芝・外3000m
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 馬齢

1枠 1番 フローテーション  57 藤岡 佑介 488(ー 2)
1枠 2番 ノットアローン   57 横山 典弘 482(+18)
2枠 3番 アグネススターチ  57 赤木高太郎 484(+14)
2枠 4番 メイショウクオリア 57 角田 晃一 470(+10)
3枠 5番 ナムラクレセント  57 和田 竜二 494(+ 6)
3枠 6番 ロードアリエス   57 鮫島 良太 510(− 4)
4枠 7番 ドットコム     57 岩田 康成 490(+10)
4枠 8番 スマートギア    57 武   豊 454(+10)
5枠 9番 マイネルチャールズ 57 松岡 正海 466(+ 6)
5枠10番 スマイルジャック  57 小牧  太 494(+20)
6枠11番 ミッキーチアフル  57 幸  英明 508(+ 8)
6枠12番 ヤマニンキングリー 57 柴山 雄一 478(+ 4)
7枠13番 シゲルフセルト   57 川島 信二 458(+22)
7枠14番 オーケンブルースリ 57 内田 博幸 488(+ 2)
7枠15番 ベンチャーナイン  57 武士沢友治 500(+24)
8枠16番 ホワイトピルグリム 57 川田 将雅 464(+ 8)
8枠17番 ダイシンプラン   57 安藤 勝己 512(+ 4)
8枠18番 ダイワワイルドボア 57 北村 宏司 538(+12)

私の期待するベンチャーナインは最大増の+24。ただかなり強い調教をしてるみたいですし、それで馬体増なら、調子が良いのかもしれないですね。輸送でどのくらい変わるかもあるでしょうし。同厩舎でダービー時に高額の払戻金をくれたスマイルジャックも同じく+20。この2頭は私の中で外せない2頭です。頑張れ。

ダービー時にディープスカイと2頭軸にしたメイショウクオリアは、ダービー、神戸新聞杯はふがいないレースでしたが、京都は2400m、2200mで勝っています。しかも菊花賞馬マンハッタンカフェ産駒。そして長距離レースが得意?な角田晃一に乗り替わり。こちらも期待できそうです。

ダイワワイルドボアや、オーケンブルースリなどの新興馬が人気になりそうですが、その辺りは流す程度かなー。今回は本当に難しいですね。「そんな馬いたんだ」って馬もいますし(笑)。調教見て、過去の成績見ながら、じっくり考えます。

2008年10月19日日曜日

[2008年秋華賞]どかんな秋華賞

上位組はあまり力差は無いだろうと言われていた秋華賞。その一点だけは正しかったと思います。

エアパスカルとプロヴィナージュが結構良いペースで引っ張っていったので、あー後ろにいる馬が有利かなーと思ったのですが、内から伸びてきたブラックエンブレム、そして後ろから外を伸びてきたムードインディゴが1着、2着。3着は逃げていたプロヴィナージュで、芝の出来は良く、ムードインディゴはよく届いたなというレースでした。

ただ、勝ったブラックエンブレムは11番人気。ムードインディゴは8番人気。3着に逃げ残ったのは人気薄16番人気のプロヴィナージュ。ムードインディゴは祐一だし、こういう馬が一発来そうで怖いなと思っておさえてましたが、他は完全にアウトオブ眼中。ブラックエンブレムは桜花賞のときにはちょっと期待してたんですけど、その後いまいちでしたし、前走、同じようなメンバーで走ったレースで15着でしたからねえ。ウォーエンブレム産駒は「本番に弱い」と思ってたんですが、そうじゃなくて、「いつ走るか分からない仔」なのかもしれません。

というわけで、三連単は歴代3位に入る1000万超えの大荒れ馬券。あまりにも意味不明な馬券だったので、今後この世代をどう見ていくのか迷う感じです。

さて来週はさらに混戦模様の菊花賞。明らかに抜けたと見られるディープスカイが天皇賞に回ったことで、全然分からないレースになりました。私は相変わらずベンチャーナインを応援してるのですが、天皇賞が待ってるので、適当に遊ぶ感じでいこうと思います。

2008年10月17日金曜日

[枠順]秋華賞(JpnI)

第13回 秋華賞(JpnI)
2008年10月19日 (日) 京都11R 芝2000m
サラ系3歳 オープン (混合)牝(指定) 馬齢

枠  馬番 馬名        斤量 騎手   調教後馬体重
1枠 1番 ムードインディゴ  55 福永祐一 462(+ 6) 
1枠 2番 ピサノジュバン   55 浜中 俊 432(+ 4)
2枠 3番 ソーマジック    55 後藤浩輝 502(+12)
2枠 4番 ブラックエンブレム 55 岩田康成 456(+ 8)
3枠 5番 エフティマイア   55 吉田隼人 454(− 2)
3枠 6番 レットアゲート   55 内田博幸 439(+ 5)
4枠 7番 リトルアマポーラ  55 武幸四郎 470(+10)
4枠 8番 ユキチャン     55 武  豊 502(+12)
5枠 9番 マイネレーツェル  55 川田将雅 418(+ 6)
5枠10番 ブライティアパルス 55 藤岡康太 464(+12)
6枠11番 トールポピー    55 池添謙一 476(± 0)
6枠12番 カレイジャスミン  55 北村宏司 504(+12)
7枠13番 アロマキャンドル  55 三浦皇成 496(+14)
7枠14番 エアパスカル    55 藤岡佑介 422(+ 6)
7枠15番 プロヴィナージュ  55 佐藤哲三 514(± 0)
8枠16番 メイショウベルーガ 55 幸 英明 506(+20)
8枠17番 レジネッタ     55 小牧 太 442(ー 2)
8枠18番 オディール     55 安藤勝己 456(+ 6)

あんまりメンバーに変更が無かった今年の牝馬路線。なので、予想というよりも、自分の目を信じて、「3度目の正直」を狙います。というわけで、ぶっつけが気になるけどソーマジック。枠も良いところ引いた気がしますし、増えてる馬体も輸送でちょうど良い感じになりそう。父・シンボリクリスエスの成長力にも期待してます。あんまり注目されてないようなので、あとは当日のオッズを見て、人気どころに流そうと思ってます。

2008年10月15日水曜日

天皇賞は豪華メンバー

ダイワスカーレットも秋天っぽいですね。

スカーレット盾で復帰…4月の大阪杯以来:競馬:スポーツ報知

メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイのダービー馬揃い踏みに加えて、彼女も出てくると超面白い秋天になりそう。よく考えると、あと勝負になりそうなのはドリームジャーニーくらいかなあ、と思うのですが、さらに楽しみが増えました。牡馬混合戦でのウオッカvsダイワスカーレットは有馬記念以来ですし、今度はマギレの少ない&ウオッカの得意な東京コース。今度こそ雌雄をつけるになるのか、それとも再び空気読めない馬が激走するのか・・・。

Wikipedia情報ですけれども、秋の天皇賞を兄弟制覇しているのは一組だけ。1979年まで遡ります。そういう意味でもスカーレットには頑張ってもらいたいなー。

2008年10月12日日曜日

[2008年毎日王冠]武豊5勝、でもウオッカは勝てず

今日は朝から結構人がいました。三連休の中日ということもあったのでしょう。毎日王冠のメンバーも結構揃いましたし、遠くから来てるという感じの人が多かったように思います。

ウオッカはやっぱり大人気。ディープインパクトも真っ青の支持率で、1頭だけ1.7倍の抜けた人気を維持していました。馬体重が出たとき、私の期待していたカンパニーがマイナス16キロというのを見てがっくりだったのですが、ウオッカはプラス4キロ。休み明けとはいえ、体調も整えてきたように見えました。パドックでもすごーく落ち着いてて、良さそうに見えましたし、相変わらず女の子とは思えない馬体をしていました。

ただ、今日の馬場は本当に内をつかないと厳しく、かつ後からは絶対に届かない馬場でした。ウオッカどう乗るんだろうなあとかすごい考えちゃいましたよ。

レースが始まって、その答えはすぐに出ました。なんとウオッカが逃げています。というか、私はもしかしたら逃げるのかもなーと思ってたのですが、それでも逃げてるウオッカを見て、「あーこれだけの人気を背負った馬に乗って、かなり思い切ったことをしたなー」と思いました。同じく毎日王冠1番人気で武豊騎乗だったファインモーションがちょっと被ったのですが、掛かってた彼女と違って、ウオッカはすごく良いペースで逃げてました。1000m59.3。理想のペースだったと思います。武騎手も恐らく馬を信じてたから、1分44秒台で十分走れると思ってたのでしょう。

直線半ばまではウオッカはこのまま逃げ切っちゃうのでは、と思えました。手応えも抜群でした。が、そこに猛然と差してきたのが前目につけていたスーパーホーネット。最後は頭差ながらきっちり差しきり、ウオッカに土をつけました。



勝ちタイム1分44秒6。ウオッカは完璧に乗られたと思うんですが、スーパーホーネットに120%の力を出されちゃいました。やっぱり逃げるのはちょっと、だったのかもしれないですね。負けて強しの内容でしたけど、さらに1ハロン伸びる天皇賞では多分逃げは無いでしょう。コースも替わるし、馬場も悪くなってくる。とすると、どういうレースをするのか、結構楽しみになってきました。今日はスーパーホーネットが強かったですが、この馬は逆に距離延長はどうなんだ、という部分もありますし、次のレースはまた強い馬が加わってきますからね。



京都大賞典は、アドマイヤモナークとアルナスラインを買ってたのですが、モナークがアルナスラインの邪魔をして最後伸びきれず(T_T)。人気薄のアドマイヤモナークは2着で、人気のトーホウアランとの連も結構ついただけに、とっても悔しい。今日は目の付け所は良くても馬券は散々な一日でした。勝ったトーホウアランは強かったので、天皇賞出てくるなら面白いかも。

今日武騎手ものすごく調子よかったんですよね。障害と8レースを除く10レースに騎乗して、5レース勝ってるんです。特に午前中は1,3,5,6レースを勝っていて、「今日は武豊デーだなー」なんて言ってる人もいました。一方昨日4レースを勝って、その武騎手の持つ新人勝利数記録の69勝に並んだ三浦皇成騎手は、人気馬もいくつかいたにも関わらず、結局1勝もできず。もちろん新人だから1日で1勝もできないなんて当たり前なのですが、昨日の今日だし、更新を期待して来てた人も結構いたみたいなので、ちょっと残念。20年以上破られなかった自身の記録を破られるとなると、いつも飄々としている感じでありながら、実は超負けず嫌いらしい武騎手もちょっとガンバローって気になったんですかね。まー3ヶ月もありますし、3場開催もまだ残ってるので、皇成騎手の記録更新はほぼ確定だと思うんですけどね。そんな駆け引き(私の脳内の?)が面白かった日曜日でした。

2008年10月10日金曜日

[枠順]毎日王冠(GII)

第59回 毎日王冠 (GII)
2008年10月12日 (日) 東京11R 芝1800m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 別定

1枠 1番 サクラメガワンダー 57 福永 祐一
1枠 2番 スーパーホーネット 58 藤岡 佑介
2枠 3番 ウオッカ      57 武   豊
2枠 4番 キャプテンベガ   57 村田 一誠
3枠 5番 アドマイヤフジ   57 川田 将雅
3枠 6番 アグネストレジャー 57 吉田 隼人
4枠 7番 オースミグラスワン 57 蛯名 正義
4枠 8番 ハイアーゲーム   57 柴田 善臣
5枠 9番 カンパニー     58 横山 典弘
5枠10番 リキッドノーツ   57 後藤 浩輝
6枠11番 エリモハリアー   57 吉田  豊
6枠12番 フィールドベアー  57 秋山真一郎
7枠13番 ドリームパスポート 57 三浦 皇成
7枠14番 チョウサン     58 北村 宏司
8枠15番 トーセンキャプテン 57 池添 謙一
8枠16番 サンライズマックス 57 藤田 伸二

東京開幕週。しかも馬場情報を見ると今年も良い馬場状態のようです。Aコースですし、例年どおり逃げ・先行が有利で、極端な追い込みは届かない感じがします。ウオッカはどうするでしょうね。手があってそうだった岩田騎手から武に戻す必要は無かったと思うんですが・・・。まあ彼にはアドマイヤジュピタがいますからね。

私が気になってるのはカンパニー。彼は何故かダイワメジャーがいるレースではどうも実力を発揮できてなかった、という感じがしてて、彼が引退した今年、これが最後のチャンスじゃないかなーとか思ってます。

新人記録のかかる三浦皇成騎手騎乗のドリームパスポートも調子良さそう。そして大外になっちゃいましたが、逆にもまれなくてよさそうなサンライズマックスに期待。

2008年10月8日水曜日

ディープスカイ、次走は秋天

ディープスカイ、次走は天皇賞(秋)に決定 | News | 競馬実況web | ラジオNIKKEI

やっぱり。ジャパンカップうんぬんより、もう同世代3歳馬との勝負はついたと思いますし。ここで京都の3000mというレースの意味もよくわからないです。一昔ならともかく、今はトップに名前をあげる馬は、凱旋門賞とか、キングジョージとか、ドバイとか、香港とか、海外のビッグレースも視野に入るとなると、ここでクラシック3冠とかとったからといってどれほどの意味があるかと。どちらかというと、古馬と早く対戦して、本当の実力を見極めておきたいですよね。

凱旋門賞はちょっと残念なレースだったメイショウサムソンも秋天出走の可能性もあるみたいですし、楽しみです。

2008年10月5日日曜日

[2008年スプリンターズS]人馬ともに初GI

関東GIのファンファーレが戻ってきました。

スプリンターズSは、やっぱりここを大目標に初GI制覇を狙っていたスリープレスナイトが完勝。1番人気を背負って、老練なGI馬や、GIを好走しつづけて来た馬、そして鞍上も一流どころが揃っているなか、初のGI出走、しかも鞍上ももし勝てれば初GIというすごーくフレッシュな組み合わせがこれしか無い、というようなレースをして勝つと、なんか馬券が負けても気持ちいいですね。

2着は私が期待していたキンシャサノキセキ。どうもエンジンのかかりが遅いですね、この馬。あまり前に行くとかかっちゃうし、でも短い直線で一気に突き抜けるにはややズブいという感じもあって、東京のほうが向いてるのかもしれません。最後は伸びてきてるんですけど、スリープレスナイトが仕掛けたときに、置いてかれてますから。3着のビービーガルダンと1着馬との連は持ってたのですが、キンシャサノキセキは期待が大きかったのと、オッズとの兼ね合いで、馬単の裏しか持ってませんでした。残念。

ビービーガルダンはGIだともうちょっとかも。まだ4歳だし、これからの成長に期待したいです。

今年もスプリンターズSは若い牝馬が勝ちました。2着3着もまだ4歳5歳だし、これからまたスプリント路線は面白そうです。

2008年10月4日土曜日

[枠順]スプリンターズS

第42回 スプリンターズステークス(GI)
2008年10月5日(日) 中山11R 芝1200m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 アポロドルチェ      牡3 55 勝浦正樹
1枠 2番 ファイングレイン     牡5 57 幸英明
2枠 3番 ジョリーダンス      牝7 55 内田博幸
2枠 4番 プレミアムボックス    牡5 57 三浦皇成
3枠 5番 シンボリグラン      牡6 57 福永祐一
3枠 6番 スピニングノアール    牡7 57 蛯名正義
4枠 7番 カノヤザクラ       牝4 55 小牧太
4枠 8番 ウエスタンビーナス    牝5 55 郷原洋司
5枠 9番 トウショウカレッジ    牡6 57 池添謙一
5枠10番 エムオーウイナー     牡7 57 柴田善臣
6枠11番 スズカフェニックス    牡6 57 横山典弘
6枠12番 タニノマティーニ     牡8 57 吉田隼人
7枠13番 ビービーガルダン     牡4 57 安藤勝己
7枠14番 スリープレスナイト    牝4 55 上村洋行
8枠15番 キンシャサノキセキ    牡5 57 岩田康誠
8枠16番 タマモホットプレイ    牡7 57 石橋脩

今年の頭に、「今年のスプリント〜マイル路線は、キンシャサノキセキを応援」と言っていましたし、ここまで順調に来ているので、キンシャサノキセキを応援。鞍上も岩田騎手なら文句なしです。穴で面白そうなのがトウショウカレッジ、ビービーガルダンあたりは面白いかなーと思ってます。もちろんスリープレスナイトも外せないですが、同じような路線を進んできた去年のサンアディユは2着でしたから、配当で裏を狙いたいと思います。

ここ数年、スプリント路線はほぼ決まった馬が出てるという雰囲気でしたが、今回は結構高いレベルでどんぐりの背比べのイメージがありますし、3歳4歳も出てきたので、これからを占う上でも良いレースを期待したいです。

2008年10月3日金曜日

[枠順]凱旋門賞(GI)

QATAR PRIX DE L'ARC DE TRIOMPHE (凱旋門賞) (GI)
2008年10月5日(日) ロンシャン競馬場 芝2400m
3歳以上 牡・牝

1番 ZARKAVA      54.5 スミヨン
2番 IT'S GINO     59.5 テュリエ
3番 YOUMZAIN      59.5 ヒルズ
4番 メイショウサムソン 59.5 武  豊
5番 PAPAL BULL     59.5 スタウト
6番 BLUE BRESIL    56.0 ラリガット
7番 GETAWAY      59.5 ファーブル
8番 VISION D'ETAT   56.0 リボー
9番 SOLDIER OF FORTUNE 59.5 ヘファナン
10番 SCHIAPARELLI    59.5 デットーリ
11番 ZAMBEZI SUN    59.5 パスキエ
12番 KAMSIN       56.0 ヴィクトワール
13番 RED ROCK CANYON  59.5 オドノヒュー
14番 DUKE OF MARMALADE 59.5 ムルタ
15番 ASK        59.5 ムーア
16番 CIMA DE TRIOMPHE  56.0 バルジュー

※どうも海外の馬番とゲート番が連動しない並びが慣れないので、ゲート順で並べました。どうせ賭けないから同じですよね。

ディープインパクト(3位入線後失格)の凱旋門賞挑戦から2年。去年はインフルエンザ禍で行けなかったメイショウサムソンが今度こその挑戦です。でも、ディープと違って人気は全くなさそうですね。父オペラハウスも、500キロを余裕で超える大きな馬体も、ロンシャンの芝には合っていそうな感じもしますけど。

いずれにせよ明日の夜中発走です。結構楽しみ。

2008年7月24日木曜日

調教後の馬体重発表開始

先日ニュースでも流れていた調教後の馬体重発表が、夏競馬の重賞競走でテスト的に導入されましたが、その第1回。函館記念の調教後馬体重が発表されてました。

函館記念(JpnIII) 出走予定馬の「調教後の馬体重」

今回初めてだし、これから秋からの本番に向けて試行錯誤するのだと思うのですが、せめて比較のために「前走の馬体重」くらい入れたって罰は当たらないんじゃないの、と思ったのは私だけでしょうか。。。既に出てる出馬表と並べて比べるはめに。

今回は函館開催の重賞なので、函館で調教してる馬が多いせいか、前走とそれほど違わないなーという印象。大きく体重を減らしてる馬もいなければ、ぶくぶく太ってしまったという感じの馬もなく。ミストラルクルーズや、コンラッドはこれから長距離輸送が入るでしょうから、このくらいで良いんでしょうね。

面白いのがタスカータソルテ。彼は4走前から全く体重が変わってません。体重計に乗るときは「454キロ」って決めてるみたい。マイペースなのか、それとも馬の皮をかぶったマシーンなのか。

いずれにせよ、日曜日のパドックでどのくらい変わってるのか、楽しみですね。もう少し輸送の馬が多いときのほうが面白いかもなあ。

あと気になってたのが、新聞の馬柱表。今の馬柱表も、あの小さい隙間に本当にいろんな情報を入れ込んでいて、知れば知るほど感動します。あまりに複雑で暗号的なので「競馬新聞の読み方」なんていうコンテンツをJRAが作っちゃうくらいですが、さらに「調教後馬体重」を埋め込む方法があるのか、それとも調教枠とかに入れるのか、それもちょっと気になるところなのでした。

2008年6月29日日曜日

[2008年宝塚記念]雨なら前

スタートして、エイシンデピュティが押して上がってきたときは、やや距離不安もあっただけに「あー大丈夫かなー」と思いましたが、さすが内田博幸。意地で持たせましたね。あと200mくらいで完全に脚は上がってたと思うのですが、最後まで粘りこみました。その直後で不利を受けながらも伸びてきたのがインティライミ。「さすがにインティライミは無いかなー」と思って切っていただけに(しかもインティライミが2着だと万馬券だった)、最後の最後は手に汗握る展開でした。その外から来たのがメイショウサムソン。サムソンへの連はもちろん最も厚く買ってたので、サムソンを応援しちゃいましたよ。安かったけど、単と合わせてすっからかんだった競馬口座にちょっとだけお金が戻ってきました。

サムソンはもうちょっと前につけるべきでしたよねえ。上がり最速だっただけに、惜しかったとも言えるけど、アタマ差負けたのは事実なわけで。位置取りとか、競馬の仕方とか、武騎手らしい乗り方だとは思うのですが、サムソンには合ってないんじゃないかなあ。これで石橋守騎手に戻すとは言わずとも、岩田騎手あたりが乗ったりしたら、ウオッカと同じであっさり勝っちゃったりしてと思うのです。まあ素人意見ですけど。

インティライミはアサクサキングスに受けた不利が痛かったかも。あれがなければ、勝ってたかもしれない、っていうレースでしたよね。スペシャルウィーク産駒は、馬体重が減ったときが買い時、らしいので、これからも覚えておこう。

アルナスライン、ロックドゥカンブ(は故障らしい。大丈夫かな)、アサクサキングスといった期待された4歳勢は思ったほどの活躍はできませんでした。馬場が悪かったのもあるかもしれませんが、ああいう力のレースになると、まだ厳しいのかもしれません。

エイシンデピュティは去年降着になった天皇賞を目指すそうです。左回りになるとややパフォーマンスが落ちるようにも思うのですが、まだ底を見せてない馬だけに頑張って欲しいです。

今年の春のGIもこれで終わり。最初全然ダメだったけど、最後ダービー、安田、宝塚と当たったので、このまま秋に繋げればいいなーと思ってるのですが。私期待のダイワスカーレットが早い内に戦線離脱になってしまったのがとても残念。秋はエリ女→有馬という予定だそうですが、エリ女なんて出る意味あるのかなあ。いずれにせよ全馬無事に行けば、有馬記念で再びドリームレースが見られそうですね。秋のGI開催が待ち遠しいです。

2008年6月28日土曜日

[枠順]宝塚記念 (GI)

第49回 宝塚記念(GI)
2008年6月29日(日) 阪神10R 芝2200m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 インティライミ   58 佐藤 哲三
2枠 2番 メイショウサムソン 58 武   豊
3枠 3番 フォルテベリーニ  58 鮫島 良太
3枠 4番 アルナスライン   58 和田 竜二
4枠 5番 サクラメガワンダー 58 福永 祐一
4枠 6番 アドマイヤオーラ  58 安藤 勝巳
5枠 7番 アドマイヤフジ   58 川田 将雅
5枠 8番 ロックドゥカンブ  57 岩田 康誠
6枠 9番 エイシンデピュティ 58 内田 博幸
6枠10番 ドリームパスポート 58 蛯名 正義
7枠11番 アサクサキングス  58 四位 洋文
7枠12番 カンパニー     58 横山 典弘
8枠13番 アサカディフィート 58 小牧  太
8枠14番 エアシェイディ   58 後藤 浩輝

明日は強い雨の予報。この時期に行われるだけに、雨が多いレースですが、それでなくても阪神は前のこりのイメージがあるので、先行馬を積極的に狙います。

まずはエイシンデピュティ。すごく堅実に走る上に、前に行けるというのは強味。前につける馬だけに、鞍上乗り替わりも岩田→博幸だったらマイナスにはならなさそう。サムソンも雨得意だし、枠的にも前につけるならもちろん強いでしょうね。あとは期待馬ということでアルナスライン。前走目黒記念ではスルタンにまんまと逃げられてしまったけれども、ロックドゥカンブには完全に勝ったと思ったので、ここはアルナスを狙います。そして同じく3歳馬のアサクサキングス。穴で面白そうかなーと思ったのがサクラメガワンダーかな。重実績もありますし。

2008年6月8日日曜日

[2008年安田記念]ウオッカ復活

お天気があまりよくないかも・・・といった予報が出てましたが、お昼過ぎからは太陽も出た日曜日。開門直後、まだ曇り空の中、競馬場でいつもの位置を確保した私は、財布を開けて驚きました。なんと1000円札2枚と小銭がちょっと。こんなのでどうやって1日賭ければよいのでしょう。競馬場にはATMもありますが、さすがにATMでおろす気にもなれず。この軍資金を増やして安田記念に備えようという、無謀な計画を立てました。その危機感で真面目に賭けたのがよかったのか、安い配当だったものの、午前中2レース、午後1レース当たり、なんとか財布の中身を保ったまま、安田記念に。

昨日書いたとおり、キストゥヘヴンからいくつか流した上で、さらにキストゥヘヴンの複勝もおさえた私。ところが、馬体重が出て、パドックを見て、ウオッカの出来が思った以上に良いのを見て、ダンスインザムードを思い出しました。同じように黒かったあの怪物牝馬も、何故か牝馬限定戦で惨敗したあとに、牡馬との混合大レースで善戦したりしてました。ウオッカは牝馬同士のぬるいレースだと嫌気がさしちゃうんじゃないかと私も思ってたので、中京9レースで当たった分をウオッカの単勝に追加投入。

スタートして案の定コンゴウリキシオーがハナを主張。「逃げ馬についていけ」と言われていたらしいアルマダは2番手に、そしてその内になんとウオッカ。場内放送とターフビジョンの映像でウオッカが先行しているのがわかった観客は、かなりざわめきました。コンゴウリキシオーが作ったペースは前半3Fが34.8。今年に入ってからのGIでは無かったようなかなり厳しいペースで、しかも同じように1F11秒台を刻んでいきます。それを先行してて大丈夫なのか・・・という気はしましたし、私は後方にいるキストゥヘヴンも気になります。逆にこれは前が潰れて、後ろから追い込める可能性も・・・という期待もあり。

直線向いて、坂途中でアルマダ、そしてウオッカがコンゴウリキシオーの後ろから追い出しましたが、ここでまたびっくり、ウオッカの脚が全然違います。




アルマダに騎乗していたホワイト騎手は、「想定どおりに乗れたけど、ウオッカが凄かった」と言ってたそうですが、ヴィクトリアマイルや去年のレースで、追い込みながらもなんか届かない、というレースをしていたウオッカとは別馬です。あっと言う間に後続を引き離し、しかもその差は全く縮まりません。結局2着に3馬身半の差を付ける完勝。タイム1分32秒7は、去年と比べると若干遅いものの、足元が悪く時計がかかりがちだった今年の馬場を考えると、かなりの好タイムと言えるでしょう。+8キロと馬体も戻ってましたし、パドックで見たときもかなり落ち着いていましたし、中2週という限られた時間の中で、ここまで立て直してきたのは、さすが角居厩舎と言ったところでしょうか。キストゥヘヴンも頑張ってはいましたが、流れも厳しかったですし、内枠が逆にひびいて、勝負所でちょっと前が詰まってしまいました。

ダービーを勝った女王の復活に、場内も惜しみない拍手を送っていました。イワターとか、ウオッカーとか、いろんな声が上がってましたが、いろいろ言ってはいても、やっぱり強い馬が強いレースをすると嬉しいですよね。今回は香港からもかなり強力な馬が参戦してきていたので、日本馬の勝利が嬉しかったというのもありました。もちろん、私の単勝が4倍になって返ってきたことも(笑)。岩田騎手も嬉しかったのでしょう。その大声援に応えて手をあげたり、ガッツポーズをしたりしてくれました。



レースが終わった後は、さすがのウオッカもかなり疲れた様子でしたが、夏場はゆっくり休んで、秋に備えて欲しいです。ライバルのダイワスカーレットも、本当はマイルくらいが一番強いと思うんですよね。再びこの2頭が得意の距離でガチンコ勝負する日を楽しみにしています。

東京のGIも今日で終わりです

天気予報は大はずれ。

2008年6月7日土曜日

[枠順]安田記念(GI)

第58回 安田記念(GI)
2008年6月8日(日) 東京11R 芝1600m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 ハイアーゲーム        牡7 58 内田博幸
1枠 2番 キストゥヘヴン        牝5 56 勝浦正樹
2枠 3番 エイシンドーバー       牡6 58 福永祐一
2枠 4番 ニシノマナムスメ       牝4 56 吉田隼人
3枠 5番 ウオッカ           牝4 56 岩田康誠
3枠 6番 オーシャンエイプス      牡4 58 吉田豊
4枠 7番 グッドババ         セン6 58 O.ドゥルーズ
4枠 8番 ジョリーダンス        牝7 56 安藤勝己
5枠 9番 アイルラヴァゲイン      牡6 58 松岡正海
5枠10番 コンゴウリキシオー      牡6 58 藤田伸二
6枠11番 スーパーホーネット      牡5 58 藤岡佑介
6枠12番 ドラゴンウェルズ       牡5 58 鮫島良太
7枠13番 ピンクカメオ         牝4 56 蛯名正義
7枠14番 エアシェイディ        牡7 58 後藤浩輝
7枠15番 ブリッシュラック      セン9 58 B.プレブル
8枠16番 アルマダ          セン7 58 D.ホワイト
8枠17番 スズカフェニックス      牡6 58 武豊
8枠18番 ドリームジャーニー      牡4 58 池添謙一

明日カジノドライヴがアメリカの三冠最終レース・ベルモントSに出走予定でしたが、挫石で出走回避かも・・・という話。無理しなくても良いですが、ビックブラウンの三冠阻止か?と言われていただけに、とても残念。大したことがなく出られると良いのですが。

さて、明日は安田記念。カンパニーが目に外傷ということで回避したのは残念ですし、ダイワスカーレットがいないのが微妙ですが、現時点でのベストメンバーが揃ったのでは。香港から3頭も強い馬が来てるので、さらに盛り上げてくれそうです。

スーパーホーネットは強いと思っているのですが、結構気になってるのがキストゥヘヴン。馬体に幅が出て、華奢なイメージが抜けたなあと思ったので、楽しみにしてます。もちろん死ぬまで走るしかない香港馬たちも侮れませんよね。そうそう、忘れちゃいけないエアシェディ。ハッキリ言ってあてにできないけれども、いつも必ず伸びるので、展開が嵌れば怖いですし。

2008年6月1日日曜日

[2008年ダービー]ダービーは運のよい馬が勝つ

昨日とはうってかわって快晴の東京競馬場。絶好のダービーデーです。さすがに府中本町の駅前まで並んでいた頃と比べると開門前組も少なくなりましたが、今日はこのお天気もあって12万人も入ったようで、あちこちびっしり人がいました。芝重で始まりましたが、ダービーのときは芝もすっかり乾き、良馬場発表に。

今日は9Rにはレゴラスとか、11Rにフラムドパシオンとか、12Rの目黒記念にもアルナスラインとか結構面白い馬も出ていて、他のレースも楽しめましたが、やっぱりダービーですよね。

3歳馬のGIなんかで馬体重をみたり、パドックをみたりして、買い目を悩むとろくなことがないとようやく学び、今日は六曜が先勝だったこともあって朝一でダービーの馬券を買うことに。ディープスカイとメイショウクオリアからそれぞれ昨日言ってた馬に流してみました。やっぱりパドックみてたら「ディープスカイはいいけど、ブラックシェルも買っておいたほうがよかったかなー」とか迷ったりしましたがぐっとがまん。でもNHKマイルを戦って中2週なのに、ディープスカイはプラス6キロ。汗をかくこともなく、先頭を悠然と歩く姿は、パドックでも目立ってました。

しかし!レース始まったら「あれー」って感じで。最内枠だから、良いポジションを取るためにある程度行くんじゃないかなーと思ってたんです。ところが、スタートは良かったのに、外から来た逃げ宣言をしていたアグネススターチや、それをおさえるように前に出たレッツゴーキリシマ、内からサクセスブロッケンあたりに前に入られて、どんどん後ろの位置取りに・・・。



しかも、もともと逃げるつもりだったアグネススターチではなく、レッツゴーキリシマが逃げています。ごちゃつく後ろをあざ笑うかのように、超スローペースに落とした幸騎手。向こう正面の辺りでしびれを切らしたようにレインボーペガサスが掛かり気味にあがっていって、ややペースがあがりましたが、私の軸ディープスカイ、そしてメイショウクオリアは最後方。クオリアはもうペースについていけない感じでしたし、ディープスカイはペースがあがった3コーナー過ぎには、内に閉じこめられて何もできない状態で、「あーこれはもうだめかなー」と諦めてました。

レース後、四位騎手は「雨が続いていて内が荒れてたから・・・」みたいなことを言っていましたが、実際のところ、今日は「内しか伸びない」馬場だったと思うのです。実際ダービーでもディープスカイの目の前にいたブラックシェル(鞍上武豊騎手)はあえて内に入れましたし、2着以下も内から伸びてきた馬でした。他のレースでも大外回した人気馬が何度も取りこぼしてるのをみて「今日は外回したらダメだなあ」って私も思ってたんですよね。洋芝が長すぎるくらい伸びてましたし。

それが、直線向いたときにディープスカイがとった(というか、それしか手段が無かった)進路が、大外。しかもスローペースで直線向いてるものですから、18頭が横にずらりと並んだ中での大外です。うあーそこ出してどうするよ・・・と思っていましたが、一応軸馬だし、応援してたから、ディープスカイだけにピンを合わせて撮りましたよ。超大外を通ってるので、デジ一に300mm望遠じゃ近すぎてファインダーに収まらないこの大きさ(笑)



四位騎手、まるで祈るように追ってましたね。心で「届け、届け」って思ってたのかも。

結果としてみれば、ごちゃついた内を通るよりもそれが良かったのでしょうか。まるでディープインパクトが勝ったダービーを再現してるようでした。内を抜けたスマイルジャックがあと100mで完全に後続を突き放し、実況も「スマイルジャックが先頭だ!」と言った時に大外最後方から追い込んできたのがディープスカイ。しかもきっちり1馬身半突き抜けて勝つ完勝でした。本当に強かった。絶対無理って思ったのに。

逆にスマイルジャックは距離不安が言われながら、ほぼ完璧に乗ったと思うんです。ポジションも完璧、追い出しも完璧で、最も伸びる内の何頭分目かを綺麗にトレースするように伸びてきて、後続を突き放しました。恐らく馬群を抜け出たときに小牧騎手も勝ったと思ったんじゃないでしょうか。それを直線向いたときには一番後ろにいた馬に大外から差されちゃうんですからね。今日はっきり感じたのですが、やっぱりダービーってすごく特別なレースで、騎手が上手く乗るというより、馬自身が勝ち取るレースなんですね。それが昔から言われてる「一番運の良い馬が勝つ」ってことなのかもしれません。

もしかしたら、と思った残り100m、しかもあと1頭抜けてるのは流した先でも人気薄のスマイルジャック。私は叫び続けました。そのせいで今ノドが痛いです。

ディープスカイはこれで変則二冠達成です。皐月賞出てないし、距離も長いだろうからあえて菊花賞に出る必要ないですよね。広くて直線の長い東京の方が向いてそうだし、天皇賞(秋)に出て欲しいなあ。NHKーダービーの変則二冠の先輩、キングカメハメハが出来なかった変則三冠の夢を達成して欲しいです。

ダービーの後、11レースを挟んで(フラムドパシオンすごく強かった!こんどこそJCダートで頑張れ)、最終レースは目黒記念。アルナスラインを一着一頭軸で二,三着にロックとスルタンを入れた三連単2点で勝負したのですが、逃げるホクトスルタンをアルナスラインが半馬身まで追い詰めたところがゴールでした。残念。これも買っていた3頭が抜けた上に、外からアルナスラインがものすごい脚で伸びてきたので、やはり残り100mを叫び続けてノドが痛いです。世代レベルとして、現4歳は特に牡馬がいまいちといった評価を受けてきましたが(ダービーもNHKマイルも牝馬に獲られてしまったし、有馬でも3歳牝馬に最先着された)、ここにきて案外面白い世代なのかもと思えてきました。クラシックまでに完成されるサンデーサイレンス産駒と違って、徐々に力をつけてくるタイプが多いのかもしれないですね。

さて来週は安田記念。香港馬も強そうですが、私は京王杯SCで強いところを見せてくれたスーパーホーネットを応援してます。去年のマイルCSで随分強くなったなーと思ったので、ダイワメジャーのいない今年のマイル路線をひっぱっていってくれるよう、さらなる飛躍を期待してます。

2008年5月31日土曜日

[枠順]東京優駿 (JpnI)

第75回 東京優駿(JpnI)
2008年6月1日(日) 東京10R 芝2400m
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 定量

1枠 1番ディープスカイ   57  四位 洋文
   2番サクセスブロッケン 57  横山 典弘
2枠 3番ブラックシェル   57  武   豊
   4番タケミカヅチ    57  柴田 善臣
3枠 5番アグネススターチ  57  赤木高太郎
   6番モンテクリスエス  57  福永 祐一
4枠 7番スマイルジャック  57  小牧  太
   8番アドマイヤコマンド 57  川田 将雅
5枠 9番マイネルチャールズ 57  松岡 正海
  10番レインボーペガサス 57  安藤 勝己
6枠11番レッツゴーキリシマ 57  幸  英明
  12番サブジェクト    57  吉田  豊
7枠13番ベンチャーナイン  57  武士沢友治
  14番エーシンフォワード 57  和田 竜二
  15番フローテーション  57  藤岡 佑介
8枠16番メイショウクオリア 57  岩田 康成
  17番ショウナンアルバ  57  蛯名 正義
  18番クリスタルウイング 57  内田 博幸

相変わらず方向性の見えないダービー。ダービーというのは、通常抜けた1番人気がいて、それから買えば大抵当たるという、まさに本命党のためのレースですが、今年はその1番人気さえどれだかよくわかりませんね。皐月賞馬がいればまた少し違ったかもしれませんが、皐月賞馬キャプテントゥーレは故障で戦線離脱。今のところNHKマイルを勝ったディープスカイと、皐月賞1番人気だったマイネルチャールズが1番人気を争ってる感じですが、その一歩後ろからダートでは圧倒的パフォーマンスだったとはいえ、今回初芝のサクセスブロッケンが狙っているというところが、戦国ダービーの混戦模様を物語ってると思います。

オークス回顧のところに書いたように、ベンチャーナインは応援します。ただ、軸は別かな〜。皐月賞とは完全別路線組が面白いかなと思って、まずはダービー馬アドマイヤベガの仔クリスタルウイング、そして馬体がすばらしいメイショウクオリア、NHKマイルのときは確かに強いと思ったディープスカイ。恐らく逃げるであろうアグネススターチも穴で期待してます。皐月賞組からは、皐月賞のときに軸にしたレインボーペガサス。調教映像見た感じでは、スマイルジャックもよさそうですね。やっぱり迷うなあ。。。

馬場がどうかというのもありますが、雨も今日の夜にはあがりそうですし、明日は晴予報なので、東京ならあまり関係ないでしょう。それよりもやたらと長そうな芝のほうが気になります。

明日は目黒記念もあります。ダービーデーということで、GIIなのに「添え物」的印象ではありますが、メンバーも揃いましたし、こちらのほうが馬券的にもレース的にも面白そう。脚部不安で目黒記念は回避という情報も出ていたアルナスライン。状態は気になりますが、やっぱり若者に賭けたい気分です。

2008年5月25日日曜日

[2008年オークス]2歳女王は実は強い

角居厩舎はもしかして一時期の松国厩舎と同様、東京2400mのスペシャリストなのでしょうか。オークスを勝ったのは、角居厩舎のトールポピーでした。

桜花賞こそ1番人気だったものの、2400mは長いのではとか、桜花賞での馬体減後、調整が難しかったのではとか、いろいろマイナス点があったせいか、新興勢力に人気を奪われて4番人気だったトールポピーでしたが、直線馬群を縫うように上がってきたときは強いなあと思いましたよ。

ただ、そのとき思いっきり隣の馬の前をカットし、さらに内側にいた馬をつぶし(私の軸にしていたソーマジックもその中に・・・)、さらに他の馬にも迷惑かけたのはいただけないですよねえ。あれはどうみても降着でしょ、と柏木さんがキレてたそうですが、結局降着って、その後ろの着順が変わるわけじゃないので、追い出すときに不利を受けて着順が下がってしまった馬が救済されるわけじゃないんですよね。だからこそ全馬不利の無いレースをして欲しいんですが。しかもこの制裁がすごくグレーで、結局鞍上の池添騎手は、2日間の騎乗停止処分になりました。でも着順はそのまま。競馬法でそういう処分規程があるのかもしれませんが、降着なしで騎乗停止というのは初めて聞きました。

2着はエフティマイア。桜花賞2着がフロック視されて13番人気に甘んじてましたが、この馬がある意味一番強いレースをしたかもなあと思います。秋華賞はさすがに人気になりそうですが、秋まで無事なら面白そうですね。今飛ぶ鳥を落とす勢いのフジキセキ産駒ですし。3着はレジネッタで、結局桜花賞の1,2着が3,2着、1着が桜花賞の1番人気馬だったのに(つまり素直に買っていれば当たってそうなものなのに)、馬連2万超、三連複6万超の大波乱。実際私も流しの先には1,2着どっちも入れてて、しかも新聞に赤字でエフティマイアは注意とまで書いてるのに1,2着の馬連は買ってなかったわけで、なんか競馬って買う側も心理戦だよねえと改めて思ったのでした。

来週はいよいよダービーですが、なんか盛り上がらないですねえ。今日も人少なかったですし(まあ今日は雨でしたからね)。ディープスカイはNHKマイルのパフォーマンスを見ていると侮れないと思いますし、青葉賞を勝ったアドマイヤコマンドも強そうですが、ダービーなのでまた夢を買います。いつも穴で来るから今回怖いかもと皐月賞で買ったのに、プリンシパルSは出かけてて買えなかったベンチャーナイン(笑)。ワンテンポずれた買いになってしまう可能性も高い(というか、一線級と戦ってどうなのかという問題も・・・)ですが、どうせ人気無いだろうし、武士沢騎手のGI初勝利(しかもダービー!)をとても見たいので、応援します。

2008年5月24日土曜日

[枠順]優駿牝馬(JpnI)

第69回 優駿牝馬(JpnI)
2008年5月25日(日) 東京11R 芝2400m
サラ系3歳 オープン 牝(指定) 定量

1枠 1番 シャランジュ     横山典弘
1枠 2番 ハートオブクィーン  幸英明
2枠 3番 アロマキャンドル   田中勝春
2枠 4番 レッドアゲート    内田博幸
3枠 5番 ムードインディゴ   福永祐一
3枠 6番 エフティマイア    蛯名正義
4枠 7番 ブラックエンブレム  松岡正海
4枠 8番 マイネレーツェル   武豊
5枠 9番 ライムキャンディ   四位洋文
5枠10番 レジネッタ      小牧太 
6枠11番 ジョイフルスマイル  吉田豊
6枠12番 ソーマジック     後藤浩輝
7枠13番 スペルバインド    勝浦正樹
7枠14番 カレイジャスミン   柴田善臣
7枠15番 トールポピー     池添謙一
8枠16番 エアパスカル     藤岡佑介
8枠17番 オディール      安藤勝己 
8枠18番 リトルアマポーラ   武幸四郎

先週と打って変わって雨模様の日曜になりそうですね。。。残念。そして混戦の3歳牝馬戦だけに、この雨が影響するのでは・・・という予想も多そうです。もう少し抜けた人気になるのではないかと思ったレッドアゲートもリトルアマポーラも4倍5倍辺りをうろうろしてるところを見ると、明日の天気を見てから、いや、馬体重を見てからという人も多いかもしれません。

私は先週書いたようにソーマジック中心。桜花賞では軸にしてダメでしたから、今度こそ、の気分です。距離伸びたほうが良さそうだし、脚質的にも長い直線が合っていそうな感じがします。もちろんトールポピーも思った以上に人気が無さそうなので流しにいれようと思ってます。

一方で、この雨を見ていて思い出しました。わざわざ現地に見に行った(というか旅行の道程に入っていた)去年の函館2歳S。前日からかなりの雨で、当日もあまり天気の良くない一日でした。それでなくても馬場の悪い最終日の函館。その直線を一頭全く違う脚で追い込んできたのが当時まだ道営馬だったハートオブクイーンでした。洋芝の長い今の馬場、時計がかかりそうな雨、ラベンダー賞・函館2歳Sを勝ったときの鞍上武幸四郎(武じゃなくて幸だった・・・素で間違えてました)。そして桜花賞で突然の4着。でも前日発売ブービー人気。一応おさえておこうと思ったのでした。

馬柱表見てて改めて思うのは、本当「どの馬が勝ってもおかしくないくらい、超低レベルで実力拮抗」ということ。これは軸不動と思える馬がいないんですよね。迷うといくらでも買わなくちゃならなくなりそうなので、適当なところで遊ぶ予定です。

2008年5月18日日曜日

[2008年ヴィクトリアマイル]馬券下手

昨日の予想からしたら、間違いなく取れてるようなレースでしたが・・・馬券の買い方がまずくてダメでした(笑)。なまじ昨日京王杯SCで当たってしまったのがよくなかったかも。

久々にお天気の競馬場。朝は去年のヴィクトリアマイルに比べると人が多かったような気がします。ただ、不発弾処理に伴う京王線の運休もあったし、思ったよりも暑くなったりとかで、その後人が増えなかったですね。64年ぶりの牝馬ダービー馬というアイドル馬がいたわりに、入場人員は先週とたいして変わらない6万くらい。パドックとかも去年と比べて余裕があるような感じでした。

で、当然そのダービー馬・ウオッカが抜けた一番人気で始まったレースでしたが、そのダービー馬は全馬に完全マークされる状態。私も昨日ウオッカ対他馬と書きましたが、騎手だってそんな気持ちだったんでしょうね。この馬さえどうにかできれば、みたいな。完全に真ん中に閉じこめられて、直線向くまで何もできないって感じでした。鞍上の武騎手もぎりぎりまで追い出しを我慢したみたいなこと言ってましたから、あれはあれでよかったのかもしれないですけど。



結局内側から馬群をこじあけるように伸びてきたエイジアンウインズが3連勝でGI初制覇。ウオッカも外から伸びてきてるんですけどね。3/4馬身までつめたところがゴールでした。478キロというデビュー以来最低体重というだけじゃなくて、やっぱり馬体が寂しく、肉が落ちてるように映りました。しばらく休んで再びダイワスカーレットと雌雄を決する(どっちも牝だけど)レースをして欲しいです。

ただ、勝った馬も強かったと思います。フジキセキ産駒は東京マイルだとやたらと強いですが、去年も同じヴィクトリアマイルをフジキセキ産駒のコイウタが制したことを考えると、時期的にも距離的にも本当にこのレースと合うのでしょうね。次走はどこかなぁ。

さて、これからコスモバルクが出走するシンガポール航空国際カップです。人気はドバイデューティフリー(ウオッカが出走して4着)を勝ったジェイペグだそう。確かに強かったな<ジェイペグ。でも何故かシンガポールだと違うパフォーマンスを見せるバルクだけに、期待してます。

来週は牝馬クラシック第2弾、優駿牝馬です。桜花賞で期待したけれども惜しくも敗れたソーマジックを中心に、桜花賞以外の新興勢力に期待してる私です。

2008年5月17日土曜日

[枠順]ヴィクトリアマイル (JpnI)

第3回 ヴィクトリアマイル(JpnI)
2008年5月18日(日) 東京11R 芝1600m
サラ系4歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量

1枠 1番 テンイムホウ    牝6 55 柄崎 将寿
1枠 2番 ブルーメンブラット 牝5 55 後藤 浩輝
2枠 3番 ローブデコルテ   牝4 55 福永 祐一
2枠 4番 ジョリーダンス   牝7 55 安藤 勝己
3枠 5番 ピンクカメオ    牝4 55 内田 博幸
3枠 6番 エイジアンウインズ 牝4 55 藤田 伸二
4枠 7番 タニノハイクレア  牝4 55 的場 勇人
4枠 8番 パーフェクトジョイ 牝5 55 池添 謙一
5枠 9番 ウオッカ      牝4 55 武   豊
5枠10番 アルコセニョーラ  牝4 55 田中 勝春
6枠11番 トウカイオスカー  牝4 55 横山 典弘
6枠12番 ヤマニンメルベイユ 牝6 55 柴山 雄一
7枠13番 ニシノマナムスメ  牝4 55 吉田 隼人
7枠14番 タイキマドレーヌ  牝5 55 北村 友一
7枠15番 ベルモントプロテア 牝4 55 小野 次郎
8枠16番 マイネカンナ    牝4 55 岩田 康誠
8枠17番 ベッラレイア    牝4 55 秋山真一郎
8枠18番 レインダンス    牝4 55 武 幸四郎

ウオッカを嫌って高配当を狙うか、それともウオッカから人気薄を狙うか。迷うところですねぇ。調教映像見た感じだと、さすがに長距離遠征帰りということもあって、やや馬体が細いようにも感じましたが、牝馬限定ならそんなこと関係なく、元々のレベルが違うとも言えるし。

面白いと思っているのは、フジキセキ産駒のエイジアンウインズ。ウオッカは掛かるのが怖いから、そんなに前に行けるはずもなく、直線以外は内の馬場があまり良くないこともあって、中段に控えるような競馬をするような気がします。とすると、前に行ってる馬が案外有利ということもあるかな、と思ってるところです。このレースは歴史が浅くて例年のデータとかいうものも全くありませんが、前2回も大外回した馬よりも、内をするする伸びてきた先行馬が勝ってますし。とすると、明らかにこれは逃げると思えるエイジアンウインズは楽しみ。ベッラレイアは秋山騎手が騎乗したオークスのような競馬ができれば、もちろん有力馬の一頭ですよね。そして東京マイルなら牡馬とも好勝負するジョリーダンス。そして、ローブデコルテもまだ終わってないと思ってるんですが。

そんなのとは全く関係なくタニノハイクレアは応援します。

これでダイワスカーレットがいればさらに盛り上がったでしょうけれども、仕方ないですね。それでも十分好メンバーが揃ったと思います。今週はお天気も大丈夫そうですし楽しみです。

2008年5月11日日曜日

[2008年NHKマイル]毎日杯組が面白い?

雨なのに、半年ぶりに競馬場に行きました。東京競馬場自体に行くのは去年の天皇賞以来。でも全然変わって無くて、毎週来てるときと同じような感じでした。

雨の上に5月とは思えない寒い一日で、特に午前中はお客さんもまばら。席も好きなところ取り放題。さすがにメインレース間近になってきたら席も埋まっていましたが、移動に苦労することもなかったですね。最終的に入場者数は5万人くらいだったそう。土曜日みたいなのどかさがあって、これはこれで良いかも。。。

3レースの未勝利戦で初出走だったシンボリクリスエス産駒のミルシャイナー(母はミルレーサー)が、パドックですごく目につきました。500キロの青毛の馬体は、牝馬ながら威圧するような雰囲気。今回はまだ緩い感じで出てきたのですが、「ああ、この雰囲気でこの血統なら、素質だけで走っちゃうかもなあ」と思ったら、大外を追い込んできて、2着でした。次回は単で買えそうですね。

NHKマイルは、結局新興勢力の決着でした。前走毎日杯で2着に破れたアドマイヤコマンドが青葉賞を快走して、株をあげた勝ち馬ディープスカイ。そして、いつも人気になるのにここ数走あと一歩の成績が続いていたブラックシェル。道中後ろの位置にいたブラックシェルとディープスカイがぽっかり空いた内側に入れ、坂の途中で追い出してからは後ろは置いて行かれる一方。完全に一騎打ちとなりました。



雨上がりの東京は内が良いというのは、見てる客でさえ知ってることですから、上手く乗ったということもありますが、この2頭は強いですね。とくにディープスカイは必死に追うこともなく、余裕で1馬身以上の差をつけてしまいました。次はどこに行くのでしょう。ダービーでも面白いかなーと思いましたが。



ちょっと神経質そうな馬で、帰ってくるときもカメラの放列に驚いたのか、突然立ち止まったり、口取り写真を撮った後、係の人に引き回されているときも同じところで立ち止まったり。レース前は落ち着いてましたし、レースのときもひっかかるような雰囲気も無かったんですけどね。面白い馬です。上の写真は戻る入り口前で突然立ち止まって、四位騎手に「どうしたんだ、大丈夫だよ」という感じでポンポン首筋を叩かれているところ。

さて来週はヴィクトリアマイル。ダイワスカーレットが出走できなくなってしまったのは本当に残念です。出走するかは当日まで半信半疑ですけど、ウオッカが中心でしょうね。ダービー1着、ドバイデューティフリー4着という成績、しかもダイワスカーレットのライバルと言えるのは結局ウオッカだけだったことを考えると、ウオッカvs他の馬という感じは否めません。だから彼女が出走しないと一気に混戦。ベッラレイアが再び秋山騎手を鞍上に迎えてターフに戻ってくるのは嬉しいですし、他にも面白そうな馬は何頭かいますから、レース自体を楽しみにしたいと思います。

あ、そうそう、ヴィクトリアマイル当日は、調布市で不発弾処理のために京王線が日中(ほぼ一日)止まるそうで、おでかけのかたはご注意を。

2008年5月10日土曜日

[枠順]NHKマイルカップ(JpnI)

第13回 NHKマイルカップ(JpnI)
2008年5月11日(日) 東京11R 芝1600m
サラ系3歳 オープン (混合)牡・牝(指定) 定量

1枠 1番 サトノプログレス    牡3 57 横山 典弘
1枠 2番 アンダーカウンター   牡3 57 小林 淳一
2枠 3番 スプリングソング    牡3 57 池添 謙一
2枠 4番 レッツゴーキリシマ   牡3 57 幸  英明
3枠 5番 ブラックシェル     牡3 57 後藤 浩輝
3枠 6番 エイムアットビップ   牝3 55 松岡 正海
4枠 7番 ドリームシグナル    牡3 57 吉田 隼人
4枠 8番 サダムイダテン     牡3 57 岩田 康誠
5枠 9番 ディープスカイ     牡3 57 四位 洋文
5枠10番 アポロフェニックス   牡3 57 柴田 善臣
6枠11番 ゴスホークケン     牡3 57 内田 博幸
6枠12番 リーガルスキーム    牡3 57 安藤 勝己
7枠13番 セッカチセージ     牡3 57 田中 勝春
7枠14番 ダノンゴーゴー     牡3 57 藤岡 佑介
7枠15番 ファリダット      牡3 57 武   豊
8枠16番 エーシンフォワード   牡3 57 福永 祐一
8枠17番 アポロドルチェ     牡3 57 勝浦 正樹
8枠18番 ダンツキッスイ     牡3 57 藤田 伸二

私が応援する予定だったアサクサダンディは風邪で回避。ホッカイカンティも故障で回避。どうしようかなーという感じです。そして今年もあまり天気は良く無さそう。とりあえず桜花賞出走馬はおさえとけ、ということでエイムアットビップ。NZTで軸にしたダンツキッスイ、そしてやはりNZTのパドックで「ああ、この馬いいなあ」と思ったエーシンフォワードは、今回もパドックで確認しようと思います。他も何頭か迷う馬いますよねえ。そうそう、前走明らかに太めのこりだったゴスホークケンは再注目。過去のレースを振り返りながら、もう少し考えます。

2008年5月4日日曜日

[2008年天皇賞春]サムソンの夏

アドマイヤジュピタだったかぁー。という感じ。今年の天皇賞春は、馬券は全然ダメでしたけど、レースは面白かったです。4コーナーで逃げていたホクトスルタンがいっぱいになり、人気のアサクサキングス、メイショウサムソン、アドマイヤジュピタが外から最後の気力を振り絞って追い込んでくるところは、手に汗握るという感じでしたね。

しかし、メイショウサムソンは本当に暑くないとダメなのかなあ。今年のGWはこっちはどんより曇り空なのですが、京都は連日30度を超える夏日が続いてるそうで、サムソンにとってはとても良い陽気だったのでしょう。有馬記念や大阪杯とは別馬でしたね。凱旋門賞狙って欲しいなあ。暑くないとダメ、だとやっぱりJCや有馬記念はどうしようもないわけで・・・。難しいところです。

アドマイヤジュピタもサムソンも5歳世代。そして菊花賞馬で4歳のアサクサキングスが3着。今回はそれなりに強い馬が強い競馬をしてくれました。ちょっとホッとしてます。ポストサンデーサイレンスはまだ決まってませんが、歳を取るにつれて成長するタイプが多いのかもしれません。もう少し長い目で見て楽しもう・・・。

さて、来週はNHKマイル。私はアサクサダンディを応援してます。そして東京競馬場にGIが(JpnIだけど)が戻ってきます。そろそろ週末晴れておくれよと思うのですが、さてさて。

[枠順]天皇賞(春) (GI)

第137回 天皇賞(春)(GI)
2008年5月4日(日) 京都11R 芝3200m
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 サンバレンティン   牡7  58  佐藤 哲三
2枠 2番 アドマイヤフジ    牡6  58  川田 将雅
3枠 3番 アドマイヤモナーク  牡7  58  安藤 勝己
3枠 4番 ホクトスルタン    牡4  58  横山 典弘
4枠 5番 トウカイエリート   牡8  58  上村 洋行
4枠 6番 アドマイヤメイン   牡5  58  福永 祐一
5枠 7番 ドリームパスポート  牡5  58  松岡 正海
5枠 8番 メイショウサムソン  牡5  58  武   豊 
6枠 9番 ドリームパートナー  せん8 58  和田 竜二
6枠10番 ポップロック     牡7  58  内田 博幸
7枠11番 トウカイトリック   牡6  58  幸  英明
7枠12番 アイポッパー     牡8  58  藤田 伸二
8枠13番 アサクサキングス   牡4  58  四位 洋文
8枠14番 アドマイヤジュピタ  牡5  58  岩田 康成

その希少価値と歴史だけで生き残っている長距離GI・天皇賞(春)。ここを勝っても、他に長距離GIがあるわけでもなく。ステイヤー色の濃い馬ばかりでもなく、だましだまし使うから、なんか微妙なレースになるという印象もあり。位置づけの難しいレースです。

ただ、今回は、頭数が揃わなかった割に、メンバーは濃くて、案外面白そうです。特に今年は菊花賞馬・アサクサキングスが強そうですし、調子も良さそう。というか、迷走する中央競馬界をどうにかするには、こういう大きなレースで、強い馬が、強い馬らしいレースをしてもらいたいというのが正直なところ。前走は明らかに太めのこりでしたし、今回は先着されたダイワスカーレットもエイシンデピュティもいない。怖いとすれば、淀の直線でドリームパスポートに差されることくらいでしょうか。私の中ではこの2頭が本命。

4頭出しの”アドマイヤ”が不気味ですが、出られなかったトウショウナイトの分も、アドマイヤモナークに頑張ってもらいたいところ。鞍上込みで期待してます。4年連続の出走となるアイポッパーは、去年一番人気だったのですが、今年は好メンバーに阻まれて9番人気前後。かといって前走も2着で、衰えてるわけでもなさげ?要注意かも。あとは距離伸びてよさそうなトウカイトリックあたりかな。

キングス1番人気ですし、ドリパも人気なので、馬券の買い方が難しいなあ。2頭軸の三連複に、人気薄への連とか。もう少し考えます。

2008年4月20日日曜日

[2008年皐月賞]やっぱり社台だった

本当に難しい皐月賞でした。何が逃げるかも見えなかったし、「この馬くらいは確実なんでは」と思った馬もいないし。そういうメンバーだったからこそ、最初から「逃げよう」と思っていた川田騎手の作戦勝ちだったのかも。どの馬も「出せるだけで幸せ」というより「勝てる可能性」がありましたので、着狙いより上を狙ってレースに挑んだのだと思います。その色気のせいで、見てる側としてはやや消化不良のレースになってしまいました。ある意味駆け引きが面白かったとも言えるのかもしれませんが、川田騎手が逃げた段階で、既にレースは決まってたのかもしれません。

というわけで、皐月賞は逃げた馬がそのまま勝ってしまいました。昨日から時計がかかる馬場でしたし、特に今日は差しが全然決まってないイメージでしたし、改めて考えてみると、朝日杯も同じようなレースでしたよね。

母父サンデーとか、社台とか、やっぱり大枠は変わってないと思ったところまでは間違ってなかったようで、皐月賞も1,2着が社台ファーム生産馬。キャプテントゥーレは狙ってたんですが、ー18キロでしたからねえ。タケミカヅチはパドックでとてもよさげでしたので、少し買ったのですが。

一方のマイネルチャールズは全馬に意地悪されてましたね。常に外に馬がいるし、出すに出せない状況で、仕掛けが遅れたかなあ、と。キャプテントゥーレが逃げ出したときに、思い切ってついていけばよかったのでしょうけれども、松岡騎手もクラシックで一番人気に乗ってそこまで神経が太くなれなかったってことでしょうか。惜しい。ただ、この馬はダービーで巻き返せるか、って言われるとやや疑問符。

キャプテントゥーレは、「ダービーは無視してここをメイチに仕上げる」と陣営がいってたようなので、次走はどうするのでしょう。NHKマイルかなあ。私もダービーは長いと思うんですけどね。

私が最終的に狙っていたのは、レインボーペガサスだったんですが(アンカツが中山重賞でいまいちなのは分かってて、あえて買った)、4コーナーで最後方。「あーもうダメかなー」と思いきや、最後の最後で画面の外側にちらりと赤い帽子が出てきてちょっと驚きました。この馬場で上がり最速は評価すべきだと思いますが、こちらも正直ダービーは長いような気もするのです。。。タケミカヅチは今日も器用に内をついてきましたし、共同通信杯でも良いパフォーマンスを見せてたので、面白いかもしれないですね。

オークス同様、ダービーはまた分からなくなりました。青葉賞で何が勝つかが楽しみです。

2008年4月19日土曜日

[枠順]皐月賞(JpnI)

第68回 皐月賞 (JpnI)
2008年4月20日(日) 中山11R 芝2000m
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 定量

1枠 1番 タケミカヅチ    牡3 57 柴田 善臣
1枠 2番 スマイルジャック  牡3 57 小牧 太
2枠 3番 フサイチアソート  牡3 57 横山 典弘
2枠 4番 スズジュピター   牡3 57 後藤 浩輝
3枠 5番 レインボーペガサス 牡3 57 安藤 勝己
3枠 6番 キャプテントゥーレ 牡3 57 川田 将雅
4枠 7番 オリエンタルロック 牡3 57 武 幸四郎
4枠 8番 ダンツウィニング  牡3 57 池添 謙一
5枠 9番 マイネルチャールズ 牡3 57 松岡 正海
5枠10番 ブラックシェル   牡3 57 武  豊
6枠11番 スマートファルコン 牡3 57 福永 祐一
6枠12番 ベンチャーナイン  牡3 57 武士沢友治
7枠13番 ドリームシグナル  牡3 57 吉田 隼人
7枠14番 ノットアローン   牡3 57 藤岡 佑介
7枠15番 サブジェクト    牡3 57 岩田 康誠
8枠16番 レッツゴーキリシマ 牡3 57 幸  英明
8枠17番 フローテーション  牡3 57 内田 博幸
8枠18番 ショウナンアルバ  牡3 57 蛯名 正義

桜花賞の大荒れで、やっぱり皐月賞も荒れるのでは、いや逆に堅くなるのでは・・・と気持ちの揺れる今日この頃ですが、とにかく馬柱表見てもぜーんぜん役に立たない感じですね。あえて1頭選ぶとするならば、中山2000m専用とも言えるマイネルチャールズ。前走も強かったし、松岡騎手はここ一番で強いですしね。選ぶとしたらこの馬じゃない?と思える馬なのに、案外人気ない(配当がつく)のも魅力かもしれません。

ただ、やっぱり穴を狙いたい私です。桜花賞の勝ち馬はよく見ると「社台生産馬」で、母父はサンデーサイレンスでした。荒れても大枠の流れは変わっていないと見て、同じく母父サンデーのスマイルジャックが気になってます。同年の桜花賞と皐月賞を両方勝つってものすごく難しいことなのだと思うので、確率的には切るほうが正しそうですが・・・。

また、堅実君という意味ではショウナンアルバも応援したいところ。蛯名騎手は中山得意のイメージがありますし。

流し先で、スプリングSで狙っていたベンチャーナイン(いつも穴で来るから、そろそろ?)と母父サンデーのスズジュピター、朝日杯で軸にしたキャプテントゥーレ。現在大ブレイク中のフジキセキ産駒・サブジェクト(大一番だけ走りそうなタイプ?)・・・うーん、でもそんなことを言っていたら、全部買わなくちゃならなくなりそう。きっと明日ギリギリまで迷ってると思います。

2008年4月13日日曜日

[2008年桜花賞]小牧騎手が初GI(JpnIだけど)

前の速い縦長の展開から、4コーナー回って18頭(間違えた、ポルトフィーノがいなかったから)17頭が横いっぱいに広がって追い比べする展開は、見応えありましたねえ。正に「戦国時代のクラシックレース」という感じでした。もうどれが勝ってもおかしくない、と思いましたが、最後の最後で付き抜けたのは、12番人気のレジネッタ。

同じ勝負服のソーマジックがパドックでよく見えて軸にしてたので、最後はおーいけるか?なんて思っちゃいましたけど、外から伸びてきたのはレジネッタ!と言われて思い出しましたよ。

相方に頼まれた複勝。

2着はさらに人気のないエフティマイア、3着が私が応援してたソーマジックで、2,3着も人気があまりなかったので、複勝でも10倍以上つきました(私のソーマジックとレジネッタのワイドにしておけば・・・と思っても後の祭り(笑))。

これでオークスもわけが分からなくなりましたね。何しろ4着に16番人気のハートオブクイーンとか入ってますからね。オークスも騎手の差、枠の差、仕上げの差など、直前までわからなさそうです。今日もトールポピーの-10キロは少し細い感じでしたしね。それに、レジネッタは血統的に東京2400mは長すぎるから、きっとNHKマイルでしょう。

小牧騎手の嬉し涙が印象的だった桜花賞でした。

来週は皐月賞です。今日の桜花賞見てたら、同じく混戦の牡馬も何が来てもおかしくないですよね。ただ、人気薄だったとはいえ、今日の桜花賞も1,3着が社台ファーム、2着がノーザンファームの生産馬、そしてレジネッタは母父サンデーサイレンスだったことを考えると、クラシックはまだ血で走ってるという感じもします。多分人気は中山2000m専用とも言えるマイネルチャールズですが、スプリングS勝ち馬のスマイルジャックほかスプリングS組にちょっと期待。

2008年4月12日土曜日

[枠順]桜花賞(JpnI)

第68回 桜花賞(JpnI)
2008年4月13日(日) 京都 11R 芝・外1600m
サラ系3歳 オープン 牝(指定) 定量


1枠 1番 デヴェロッペ    53 吉田 豊
1枠 2番 エーソングフォー  53 四位洋文
2枠 3番 エイムアットビップ 53 福永祐一
2枠 4番 マイネレーツェル  53 内田博幸
3枠 5番 オディール     53 安藤勝己
3枠 6番 マダムルコント   53 角田晃一 
4枠 7番 ポルトフィーノ   53 武  豊
4枠 8番 ハートオブクイン  53 幸 英明
5枠 9番 リトルアマポーラ  53 武幸四郎
5枠10番 トールポピー    53 池添謙一
6枠11番 エアパスカル    53 藤岡佑介
6枠12番 ベストオブミー   53 岩田康誠
7枠13番 ソーマジック    53 後藤浩輝
7枠14番 ルルパンブルー   53 吉田隼人
7枠15番 レジネッタ     53 小牧 太
8枠16番 ブラックエンブレム 53 松岡正海 
8枠17番 シャランジュ    53 村田一誠
8枠18番 エフティマイア   53 蛯名正義

土曜日の阪神牝馬Sを結構楽しみにしている私です。大混戦の桜花賞は難解ですねぇ。サンデーサイレンス直仔がいなくなり、こういう大一番でも抜けた馬がいなくなったというのは、サンデーをつけてた牝馬にどの馬をつけるのか、生産者側も試行錯誤といったところなのでしょう。去年は明らかにウオッカとダイワスカーレットが抜けてるなーと思ってたのですが、今年はさっぱりですね。

結構頑張ってると思うのが、お騒がせ種牡馬のウォーエンブレム産駒(なんでお騒がせなのか知らない人は、Wikipediaでも見てください)。ブラックエンブレム、エアパスカルの2頭出走は、クロフネと並ぶ快挙です。しかもどちらも重賞勝ちしての出走で、かなり期待できそう。特にブラックエンブレムは桜花賞では分の悪い関東馬、しかも松岡騎手騎乗ですから、応援したいです。

あとは阪神JFで応援して、勝ってくれたトールポピー。エイムアットビップは前走はうーん、という感じでしたが、内枠で思い切って行くのであればスピード能力はあると思うので楽しみですね。あとは妙に相性の悪いオディールかなあ。当日の気配と追い切りでもう一度考えます。

(4/12追記)
今朝見たら、ポルトフィーノが出走取り消してました・・・。お母さんのエアグルーヴも熱発で回避したんですよね。ダイナカールも桜花賞に1番人気で出走しながら負けるし、これまた人気だった姉のアドマイヤグルーヴも、1番人気でぶっとんだ記憶があります。「悲願」とか書いてるスポーツ紙もあったのに、桜花賞に縁のない血統なのかも。

2008年4月6日日曜日

最強牝馬の2008年初戦

先週、ようやくマーチSで当たって一息つき、今週の大阪杯は楽しみにしていました。何しろダービー2着馬そろい踏みのほかにも、天皇賞馬、皐月賞馬、そして今年は「兄」に続けて応援することに決めている「妹」ダイワスカーレット。

でも、スカーレットが1番人気っていうのは、ちょっと予想外だったんですよね。確かに馬格のあるスカーレット、しかも53キロとはいえ有馬記念2着の馬が斤量56キロで、牡馬というだけでGIを勝ったことのないサンライズマックスでも57キロというのは、彼女にとってハンデに近いというのはわかります。それに適距離は適距離。でも、天皇賞春秋連覇したメイショウサムソンや、そのサムソンに対戦成績では負けていないドリームパスポート、昨年の皐月賞・菊花賞馬とか、メイン・インティのダービー2着馬とか、かなり豪華なメンバーが揃った大阪杯で、全馬無事に行けば、すくなくとも宝塚も同じようなメンバーじゃない?と思うくらい。それなら3番人気くらいで単勝ウマーかと思ったんですが・・・。蓋を開けてみれば、2倍を切るかというレベルの断然の一番人気。お兄さんは勝っても人気無かったんですけどねえ。

というわけで、今回はさすがにスカーレットの単勝に1000円というわけにはいかず、スカーレット頭の三連単と、スカーレットからエイシン、インティ、サンライズマックスの三連複を買ったんですが、欲をかいた私が悪かった。普通に連で流してれば取れたのに(笑)。

というわけで、スカーレットが見事勝ちました。強かったです。プラス12キロで牡馬を従えて2000mを1分58秒7で逃げ切りです。4コーナーで2番手、3番手を走っていた強い牡馬たちが殺到してきたときは、あー差されるか?!と思ったけれども、そこから絶対に抜かされず、しかも鞍上の鞭一発で振り切っちゃった。パドックの馬体は、同じく大幅増だったアサクサキングスと比べてもすっきりしてたし、昨年末減ってた分と成長分だったのかも。ヴィクトリアマイルはまあ問題ないでしょう。その後安田だと間が無いから、あるいは宝塚か。。夏場は海外に行くという話もあるそうなので、楽しみです。とりあえず直近の目標は、牡馬混合戦のGIを獲ることですよね。エアグルーヴ以来の牝馬による年度代表馬を目指して頑張って欲しいです。

さて、来週は桜花賞。去年はウオッカかダイワスカーレットかという面白いレースでしたが、今年は本当に賭けという意味で面白そうな混戦レース。私は底を見せていないブラックエンブレム、そして前走は惜敗だったトールポピーに期待してます。

2008年3月31日月曜日

ドバイミーティング、高松宮、そしてマーチステークス

春のGIが始まったので、久々お馬の話題。

ドバイミーティングは、ちょっと残念な結果でした。もちろんワールドカップまで(夜中の3時頃まで)ずーっと見てたんですが、名実ともに国内ダート最強馬のヴァーミリアンは、見せ場無く12着(ビリ)。去年は離されながらも4着だっただけに、本格化した今ならもう少しがんばれるかなーと思ったのですが・・・。前から書いてますが、どうもドバイのダートは、本当は芝馬のスピードが要求されるのかなぁと思うのです。来年こそ、天皇賞馬(秋のね)に遠征してもらいたいな。今回、見せ場があったのはウオッカだけ。あの気性の荒い馬が遠征ってどうなんだろうと思ってましたが、レースレコードの決着で、最後は「お、もしかして!」と思わせるシーンもあったくらいなので、やはりダービー馬ではあってもマイルくらいがこの馬にはちょうど良いのかもしれません。次走はヴィクトリアマイルみたいですから、ダイワスカーレットとの再対戦が楽しみですね。

高松宮記念は、微妙にはずしました。おととしのNHKマイル2,3着馬がそのまま1着2着。しかもフジキセキ産駒のワンツーフィニッシュ。この世代は本当にダメダメと言われてましたが、ここにきて漸く本格化といったところでしょうか。勝ち馬のファイングレインはともかく、2着のキンシャサノキセキはあてにしにくいんですけどね。でも安田記念出てくるなら買うから出てきてね。ドバイでもシーマクラシックの勝ち馬は、フジキセキ産駒(でも海外調教馬)でした。フジキセキ本当にすごいなぁ。このまま行ったら、ドリームパスポートも期待できるんじゃ・・・。

中山のメインはマーチステークスでした。以前に東京競馬場で見て強いなぁと思っていたナナヨーヒマワリ、そしてこれまた平安Sのときに「ああ、この馬いいなあ」とパドック買いしたマコトスパルビエロが1着2着で久々に万券ゲットです。というか、これ当たらなかったら、もうPATに残金がありませんでした(笑)。マコト君からフィフティーワナーも買ってたので、4コーナー回ったときには「安いけどそのままでイイ!」と思ってたところに外から突然現れた栗毛馬。

2008年2月24日日曜日

[2008年フェブラリーS]今年こそ

川崎記念取り消しの影響とか、馬体重+7キロはやや重いんじゃないかとか、東京ダートマイルは一度負けてるし合わないんじゃないかとか、とにかくいろいろ言われていたヴァーミリアンでしたが、終わってみれば「やっぱり王者は強い」でした。父・エルコンドルパサーが早逝してしまったのが、本当に残念です。今回は実際にパドック回ってる感じも「やや太いかなー」という印象でしたし、本番は来月末のワールドカップ。今年こそ、勝てとまでは言わないけれどもゴールまで盛り上げて、眠気を吹き飛ばして欲しいです。

2着は確かにパドックでも調子がよさそうだった8歳馬ブルーコンコルド。3着は6歳のワイルドワンダー。4歳はロングプライドの4着がせいっぱいでした。9歳馬のリミットレスビットもパドックでよさそうだなーと思って流しの先には入れてたんですが、5着につっこんできましたから、ダートは本当に高齢馬が強いですね。12歳のノボトゥルーに負けてしまった皐月賞馬ヴィクトリーはこれからどうするのでしょう。迷走してる感じがします。


条件戦ながら、今年のクラシックを占う一戦と言われていた東京6R(500万下)。アサクサダンディが強いレースをしました。私の軸のブーケフレグランスもかなり良いペースで引っ張って2着に粘りこみ。人気が被っていたレッドシューターの追撃をかわしてくれたおかげで、ようやく当たりましたよ>馬連(笑)。ダンディもブーケもこれから応援します。3歳戦は本当に混沌としていてわかりにくいのですが、若竹賞組がその後順調だということを考えると、共同通信杯組、きさらぎ賞組辺りはやや面白そうですね。

2008年2月23日土曜日

[枠順]フェブラリーステークス (GI)

第25回 フェブラリーステークス(GI)
2008年2月24日 (日) 東京11R  ダート1600m
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 フジノウェーブ   57 牡7  御神本訓史
1枠 2番 ノボトゥルー    57 牡12 田中 勝春
2枠 3番 アンパサンド    57 牡4  戸崎 圭太
2枠 4番 フィールドルージュ 57 牡6  横山 典弘
3枠 5番 クワイエットデイ  57 牡8  角田 晃一
3枠 6番 メイショウバトラー 55 牝8  福永 祐一
4枠 7番 ドラゴンファイヤー 57 牡4  安藤 勝己
4枠 8番 ロングプライド   57 牡4  O・ペリエ
5枠 9番 メイショウトウコン 57 牡6  武 幸四郎
5枠10番 ブルーコンコルド  57 牡8  幸  英明
6枠11番 ヴィクトリー    57 牡4  後藤 浩輝
6枠12番 リミットレスビッド 57 牡9  蛯名 正義
7枠13番 ビッググラス    57 牡7  今野 忠成
7枠14番 デアリングハート  55 牝6  藤田 伸二
8枠15番 ヴァーミリアン   57 牡6  武   豊
8枠16番 ワイルドワンダー  57 牡6  岩田 康成

ダイワスカーレットが目の怪我で出走回避した段階で、興味7割減になったフェブラリーステークス。彼女の出走については賛否両論ありましたが、今回断然の一番人気になってるヴァーミリアンも同じ牝系だし、近親のサカラートもダート馬。半兄のダイワメジャーも皐月賞を勝つ前にダートで圧勝してるだけに、ここで勝てなくても善戦して、ワールドカップへ、というのはとても楽しみだったのに。 

今日は彼女のライバル・ウオッカが京都記念に出走しましたが、微妙な着順で終わってしまいました。勝ち馬から0.3差で、大負けというほどでもなく、かといってあとちょっとというほどでもなく。パドックで「まだ走ってたんだ」と思ったシルクフェイマス(牡9歳)が、直線力強く粘っているのを見ながら、「あーもうこれから競馬はどうなるんだ」と思っちゃいましたが、最後勝ったのが4歳の一番人気馬(アドマイヤオーラ)で良かったです。

で、フェブラリーステークスの馬柱表を改めて見ると、ノボトゥルーの燦然と輝く12歳はともかくとして、8歳、9歳と結構高齢馬が目立ちますよね。ヴァーミリアン(は6歳だけど)には逆らえないですが、あえて若い4歳馬を買いたいなあ。スカーレットの回避でアンカツさんがどこに回るか楽しみだったのですが、なんとドラゴンファイヤー。このメンバーだとやや足りない感じではありますが、今後のために応援したい1頭です。

クイーンCのほうは、パドックで「これは良いなあ」と思った1勝馬・ライムキャンディを単勝で狙ったのですが、直線の競り合いで抜けたのは同じ社台の勝負服の1番人気馬リトルアマポーラでした。ただ、父タニノギムレット、母も重賞勝ちのあるマルカキャンディ、母父SSという良血、2戦目であのレースができるなら、今後も楽しみですね。

2008年2月10日日曜日

今週も代替競馬

2月11日(祝・月)の京都【続行競馬】と東京【代替競馬】

前回全力で買ったのに来なかったヨイチサウスが、白富士Sを逃げ切り勝ち(出かけてて買えなかった)。帰ってからそれを聞いてがっくりでした。いずれにせよ、相手もかなり人気薄で、連は取れなかったと思うんですけど。もうひとつ気になってたエルフィンステークスは競馬開催の中止で月曜日に「続行」(出馬投票はやりなおし)になったそうで、見られそうです。昨晩、我が家でも雨→雪→霙とかなり強く降ったのですが、府中では全般的に雪だったようで、天候は回復したものの、競馬開催は中止。こちらは明日、出馬投票をやり直さずに代替競馬を行うとのこと。先週は月曜日が平日だったので、根岸ステークスは全く見られなかったのですが、今週は幸い祝日ですから、JRAとしても中止を決めやすかったのでしょうね。ただ、先週はやっぱり雪の影響があったのか、故障した馬が多かったのが気がかりです。先週と違って雪が降った翌々日の開催なので、馬場が回復することを祈ります。共同通信杯では中京2歳Sで美味しい思いをさせていただいたホッカイカンティが出走。デビュー以来応援してる石橋脩騎手がようやく重賞に手が届くか?と思える馬(今までもマイネルレーニアとかいたんですけどね)がやってきました。しかも今回はこちらも重賞未勝利の自厩舎の馬。楽しみです。

2週連続で代替競馬なんて(しかも東京で)、珍しいですよね。少なくとも私の短い競馬歴の中には無かった珍事です。

2008年1月5日土曜日

[2008年東西金杯]今日の反省

まだ明日もあるんですが・・・。

中山金杯は見事1,2,3着、京都金杯は1,2着をあげておきながら、どっちも外しました(爆)

キンシャサノキセキは、去年と全く同じレースでしたね。途中でひっかかって、直線でもう脚がない。デビュー時からずーっと期待されてて、いつもそこそこ人気になる馬なのに、距離が長いのか、それとも京都が苦手なのか、それとも寒いのがダメなのか・・・。いまいちよく分からないのですが、不思議な馬です。安田に出てくるならもう一度見直そう、と思います。今度は少し人気落としてよね、という感じです。エイシンデピュティは思った通り強かったです。アドマイヤオーラは牡馬最弱世代と呼ばれている今年の4歳の中ではロックドゥカンブと共に世代を背負って行けそうとも言えるし、ここは勝たなければならなかったレースだったかもしれないし。今後の走りには少し期待したいです。中山金杯に出た同世代のフサイチホウオーはやっぱりダメでした。

中山金杯は2分台の決着。年末から結構馬場が悪くなってたのを無視した私が悪かった。このタイムならアドマイヤフジが勝っておかしくないですよね。骨折でかなりの期間休んでるし今後にも期待したいのですが、やっぱりスピード決着になるGIだとどうかなーという気がします。

というわけで、今年の賭け初めはダメでした。これから頑張ろう・・・。

2008年1月4日金曜日

[枠順]東西金杯

第57回中山金杯 (GIII)
2008年1月5日 (土)  中山11R 芝2000m
サラ系4歳以上 オープン (国際)[指定] ハンデ

1枠  1番 フサイチホウオー  牡4 56   鮫島 良太
1枠  2番 シルクネクサス   牡6 56   松岡 正海
2枠  3番 メイショウレガーロ 牡4 54   田中 勝春
2枠  4番 トウショウナイト  牡7 58   武士沢友治
3枠  5番 タイキヴァンベール 牡8 54   吉田 隼人
3枠  6番 サイレントプライド 牡5 57   横山 典弘
4枠  7番 ブラックタイド   牡8 56   蛯名 正義
4枠  8番 アサカディフィート せん10 57.5 小牧  太
5枠  9番 ヒラボクロイヤル  牡4 54   武 幸四郎
5枠 10番 ヤマニンアラバスタ 牝7 54   柴田 善臣
6枠 11番 カオリノーブル   せん9 52   左海 誠二
6枠 12番 センカク      牡6 53   江田 照男
7枠 13番 アドマイヤフジ   牡6 57.5 川田 将雅
7枠 14番 グラスボンバー   牡8 57   勝浦 正樹
8枠 15番 エアシェイディ   牡7 57   後藤 浩輝
8枠 16番 トウショウヴォイス 牡6 53   小林 淳一



第46回 京都金杯 (GIII)
2008年1月5日(土) 京都11R  芝・外1600m
サラ系4歳以上 オープン (国際)[指定] ハンデ

1枠  1番 オースミダイドウ  牡4 55   和田 竜二
1枠  2番 ナスノストローク  牡7 54   赤木高太郎
2枠  3番 クランエンブレム  牡4 53   四位 洋文
2枠  4番 ディアデラノビア  牝6 56.5 武   豊
3枠  5番 サイレントディール 牡8 55   池添 謙一
3枠  6番 エイシンドーバー  牡6 58   藤岡 佑介
4枠  7番 タマモホットプレイ 牡7 56   渡辺 薫彦
4枠  8番 キンシャサノキセキ 牡5 57   藤田 伸二
5枠  9番 エイシンデピュティ 牡6 57   岩田 康成
5枠 10番 カネトシツヨシオー 牡5 55   幸  英明
6枠 11番 フィールドベアー  牡5 55   秋山真一郎
6枠 12番 サクラメガワンダー 牡5 57.5 福永 祐一
7枠 13番 アルビレオ     牡8 54   長谷川浩大
7枠 14番 セフティーエンペラ せん953   河北  通
8枠 15番 リキッドノーツ   牡7 55   上村 洋行
8枠 16番 アドマイヤオーラ  牡4 57   安藤 勝己

例年思うのですが、高齢馬が集まるレースですよねえ。どちらも。聞いた話では、正月は全休日が変則的に入るし、日程も変則的なので、成長著しく、体調管理も難しい若駒よりも、高齢で調教がどうとか全く関係ない(ある意味上積みもない)馬のほうが安定して走るということもあるようです。今回は最高齢のアサカディフィート(10歳)をはじめとする金杯常連じいさんVSなんとかして重賞で賞金上積みをという崖っぷち青年の戦いという感じですね。

前走から考えるとサイレントプライドが強そうだなあと思うのですが、人気になりそう。年男・松岡騎手騎乗のシルクネクサスを中心に、メイショウレガーロ、エアシェイディ、ディフィート、アラバスタ(中山は何故か人気薄のときに来る感触あり)辺りを考えようかな。アドマイヤフジはタイムから考えると取捨に迷うところ。


京都金杯は、比較的実績馬そろって面白そうですが、もう去年のうちからキンシャサノキセキと決めてるので、ここを中心に。アドマイヤオーラ、サクラメガワンダー、エイシンデピュティ、エイシンドーバーあたりをオッズを見ながら買い方考えます。