2008年10月12日日曜日

[2008年毎日王冠]武豊5勝、でもウオッカは勝てず

今日は朝から結構人がいました。三連休の中日ということもあったのでしょう。毎日王冠のメンバーも結構揃いましたし、遠くから来てるという感じの人が多かったように思います。

ウオッカはやっぱり大人気。ディープインパクトも真っ青の支持率で、1頭だけ1.7倍の抜けた人気を維持していました。馬体重が出たとき、私の期待していたカンパニーがマイナス16キロというのを見てがっくりだったのですが、ウオッカはプラス4キロ。休み明けとはいえ、体調も整えてきたように見えました。パドックでもすごーく落ち着いてて、良さそうに見えましたし、相変わらず女の子とは思えない馬体をしていました。

ただ、今日の馬場は本当に内をつかないと厳しく、かつ後からは絶対に届かない馬場でした。ウオッカどう乗るんだろうなあとかすごい考えちゃいましたよ。

レースが始まって、その答えはすぐに出ました。なんとウオッカが逃げています。というか、私はもしかしたら逃げるのかもなーと思ってたのですが、それでも逃げてるウオッカを見て、「あーこれだけの人気を背負った馬に乗って、かなり思い切ったことをしたなー」と思いました。同じく毎日王冠1番人気で武豊騎乗だったファインモーションがちょっと被ったのですが、掛かってた彼女と違って、ウオッカはすごく良いペースで逃げてました。1000m59.3。理想のペースだったと思います。武騎手も恐らく馬を信じてたから、1分44秒台で十分走れると思ってたのでしょう。

直線半ばまではウオッカはこのまま逃げ切っちゃうのでは、と思えました。手応えも抜群でした。が、そこに猛然と差してきたのが前目につけていたスーパーホーネット。最後は頭差ながらきっちり差しきり、ウオッカに土をつけました。



勝ちタイム1分44秒6。ウオッカは完璧に乗られたと思うんですが、スーパーホーネットに120%の力を出されちゃいました。やっぱり逃げるのはちょっと、だったのかもしれないですね。負けて強しの内容でしたけど、さらに1ハロン伸びる天皇賞では多分逃げは無いでしょう。コースも替わるし、馬場も悪くなってくる。とすると、どういうレースをするのか、結構楽しみになってきました。今日はスーパーホーネットが強かったですが、この馬は逆に距離延長はどうなんだ、という部分もありますし、次のレースはまた強い馬が加わってきますからね。



京都大賞典は、アドマイヤモナークとアルナスラインを買ってたのですが、モナークがアルナスラインの邪魔をして最後伸びきれず(T_T)。人気薄のアドマイヤモナークは2着で、人気のトーホウアランとの連も結構ついただけに、とっても悔しい。今日は目の付け所は良くても馬券は散々な一日でした。勝ったトーホウアランは強かったので、天皇賞出てくるなら面白いかも。

今日武騎手ものすごく調子よかったんですよね。障害と8レースを除く10レースに騎乗して、5レース勝ってるんです。特に午前中は1,3,5,6レースを勝っていて、「今日は武豊デーだなー」なんて言ってる人もいました。一方昨日4レースを勝って、その武騎手の持つ新人勝利数記録の69勝に並んだ三浦皇成騎手は、人気馬もいくつかいたにも関わらず、結局1勝もできず。もちろん新人だから1日で1勝もできないなんて当たり前なのですが、昨日の今日だし、更新を期待して来てた人も結構いたみたいなので、ちょっと残念。20年以上破られなかった自身の記録を破られるとなると、いつも飄々としている感じでありながら、実は超負けず嫌いらしい武騎手もちょっとガンバローって気になったんですかね。まー3ヶ月もありますし、3場開催もまだ残ってるので、皇成騎手の記録更新はほぼ確定だと思うんですけどね。そんな駆け引き(私の脳内の?)が面白かった日曜日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿