2009年12月29日火曜日

2009年を振り返って

今年も1年の競馬が終わりました。競馬ほど1月~12月というサイクルを強く思い出させるものはないと思ってるんですが、それだけに、最後はちゃんと1年を振り返る必要に駆られるのも競馬ならではです。

今年はレースが結構面白かったとも言えるんですよね。何頭か早い逃げ馬が出てきてくれて、締まったレースがありました。中でもリーチザクラウンがその筆頭。私はもともと逃げる馬が結構好きなんですが、その逃げのタイプと彼は少し違うので、それほど注目はしていませんでした。しかし、1年振り返ってみると、リーチザクラウンが思いきって逃げていたレースはすごく面白かったな―という気がするんです。菊花賞、JC、そして有馬記念。菊花賞、JC,有馬は共に2頭が最後まで競り合う展開にもなり、手に汗握るレースとも言えました。

ダイワスカーレットが今年引退し、とても残念に思っていたところに、昨年「期待」と書いていたブエナビスタが頑張ってくれました。オークスの直線は、まさに「まさかまさかの末脚」でしたし、秋華賞も(ケチがつかなければ)いいレースでした。有馬記念でも先行馬総崩れの状況の中、勝ち馬のドリームジャーニーに最後まで食い下がったのが彼女でした。来年も期待できそうです。ウオッカと共にドバイという話もあるようなので、まずはそこから楽しみ。

今年のベストレースを選ぶならば、JCかなあ。早すぎるペースの中から敢然と抜けてきたウオッカ、そして菊花賞馬のオーケンブルースリとの数センチ差の攻防。強い馬が強いレースをするのが私は結構好きです。そういう意味では、有馬記念もとても盛り上がりました。また、個人的に(馬券的に)盛り上がったのは阪神Cです。馬柱表をほとんど見ておらず、パドックで選んだ2頭を馬連で買ったら、1着2着に来たのですが、その2着がもう1頭買ってない馬と同着で、結果が出るまで本当にドキドキしました。

ワーストレースは誰もが思うと思いますが(既に書いてますが)、エリザベス女王杯です(笑)。乗っていた騎手が口をそろえて「馬群を抜ければ勝てると思って直線向いたら、はるか前方に2頭いた」と言ってる回顧がかなり笑えました。レースを観戦する我々は、いろんな角度で映し出される映像を見てるし、タイムも表示されてるからどういうレースが行われているのかを把握できますが、時速60キロとも80キロともいわれる速度で走る馬の上で、しかも周りにもたくさんの馬がいる中でレースをしているジョッキーは、意外と周りが見えてないんだなあというのを実感したレースでもありました。

今年は馬券のほうはいまいち乗り切れないまま終わったのですが、有馬記念が中ったので、よしとしよう。来年頑張ります。来年の中央競馬は1月5日の東西金杯からです。

2009年12月27日日曜日

[2009年有馬記念]厳しいレースと世代交代

昨年の勝ち馬も、今年の天皇賞(秋)や、ジャパンカップの1〜3着馬もいない有馬記念。また3歳馬が7頭出走する一方で、4歳馬は1頭もおらず、5歳馬も1頭という、今までとは違う感じの有馬記念となった今年。レースは、良くも悪くも3歳馬が中心となったレースでした。

大方の予想どおり、リーチザクラウンが逃げる展開でしたが、その逃げが微妙に速かったんですよね。リーチザクラウンの走り方は別に力んで走っているという感じでもなく、また何頭か前に行きたい馬がいたこともあり、1000m58秒台という有馬記念ではありえないようなペースなのに、馬群は比較的固まっています。やや出遅れたドリームジャーニー、そしてすでにそのペースについて行けていなかったエアシェイディがやや馬群から離される感じで、1コーナーを回っていきました。後方からと思われたブエナビスタは好位におり、それもペースが落ち着かなかった原因かもしれません。さらに、抜けた人気の馬がおらず、どの馬が勝ってもおかしくない、と見ているこちら側も思っていたように、ジョッキー達も思っていたのでしょう。

3コーナーで既に前にいた馬たちは手応えがなくなり、まず最初にテイエムプリキュアが逆噴射して落ちていきました。後方ではやはり3歳馬のスリーロールスが故障して戦線離脱。ペースは落ちないまま、中団にいた馬たちが押し出されるようにまくっていきましたが、直線で手応えがあったのは、3歳牝馬のブエナビスタ以外は最後方で死んだふりをしていたドリームジャーニー、そしていつでもマイペースの3歳馬フォゲッタブル、さらに最初はペースについて行けていなかった8歳馬のエアシェイディだけ。

直線の坂はブエナビスタとドリームジャーニーの一騎打ちでした。1番人気、2番人気の死闘に、場内の歓声もものすごかったです。その後ろから3位争いをしながら上がってきたのがフォゲッタブルとエアシェイディ。



他の馬はもう息も絶え絶え、歩いている状態で、4頭だけが競馬をしているという印象。年末の長に近い中距離ドリームレースに相応しい誰もが力を出し切ったレースになりました。

結局勝ったのはドリームジャーニーでしたが、斤量が53キロだったとはいえ、あのペース、あのレースで決して馬格が良いわけでもないブエナビスタは本当に頑張ったなあと思います。今回初めて生で見たのですが、ウオッカのような紙一重の鋭さや、ダイワスカーレットのような力強さではなく、長距離ランナーみたいに無駄を削ぎ落したようなキレを感じました。



他の3歳馬も、見せ場なくずるずると後退し、途中力尽きたテイエムプリキュアからも7馬身も引き離された圧倒的ビリの皐月賞馬アンライバルドはともかく、菊花賞→ステイヤーズステークス→有馬記念という3歳馬とは思えないローテーションで挑んだフォゲッタブルも、十分強さを示したと思います。非常にマイペースな感じで、どんなレースにも対応できそうですし、これから中長距離で活躍しそう。リーチザクラウンはもう少し速度を制御できるか、あるいはあの速度でも垂れない距離を選択すればどうにかなるのではないかとも感じました。4歳馬の出走がなかったのは残念ですが、この3歳が成長すれば、来年も競馬は面白そうです。

宝塚と有馬の2つのグランプリ制覇で、年度代表馬の目も出てきたドリームジャーニー。このところずっと乗っていた鞍上の池添騎手も嬉しかったのでしょう。わざわざゴール板前辺りまで戻ってきてくれて、スタンドに向かって挨拶をしてくれました。



2番人気でしたし、人気のあったステイゴールドの産駒、そしてその産駒らしい馬でもあり、実際ファンも多い馬ですから、スタンドからも大きな拍手が起こってました。

でも本当に小さいんだなーと思ったのは、有馬記念優勝馬に与えられるガウンを付けたとき。なんかガウンのほうが大きくて、子供が着てる感じ?お尻も見えなくなって、尻尾で持ち上げてるところが可愛いです。



引越してから、前よりも東京競馬場に頻繁に行けなくなりましたが、今日久々に生で見たGIレースが非常に面白いレースで、とても満足です。

2009年12月24日木曜日

[枠順]有馬記念(GI)

第54回 有馬記念(GI)
2009年12月27日 (日) 中山10R 芝2500m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番アンライバルド   55 M.デムーロ
1枠 2番ブエナビスタ    53 横山典弘
2枠 3番ミヤビランベリ   57 吉田隼人
2枠 4番マイネルキッツ   57 三浦皇成
3枠 5番コスモバルク    57 五十嵐冬樹
3枠 6番エアシェイディ   57 後藤浩輝
4枠 7番マツリダゴッホ   57 蛯名正義
4枠 8番リーチザクラウン  55 武豊
5枠 9番ドリームジャーニー 57 池添謙一
5枠10番スリーロールス   55 浜中俊
6枠11番イコピコ      55 内田博幸
6枠12番テイエムプリキュア 55 熊沢重文
7枠13番シャドウゲイト   57 田中勝春
7枠14番セイウンワンダー  55 藤田伸二
8枠15番ネヴァブション   57 北村宏司
8枠16番フォゲッタブル   55 C.ルメール

年末のドリームレースが今年もやってきます。とはいえ、ディープスカイもダイワスカーレットもウオッカもいない有馬記念を今年の頭に私は全く予想してませんでした。2頭は故障で引退、あと1頭は出走停止。ドリームレースではありますが、微妙なメンバーのレースになりました。

たぶんリーチザクラウンがひっぱる展開になるのでしょう。なんかもうあの馬はああいう走りしかできないんでしょうね。ただ中山の2500mはコーナーが多く、去年ダイワスカーレットが逃げ切ったように、2500mが長いと思われる馬でも、力さえあれば逃げ切れるコース。でもダイワスカーレットのように、テンが早くて逃げちゃう態勢になってしまうというのではなく、ただがむしゃらに先頭を走り、後続が追いついてこないのを祈るしかない、というタイプの馬だけに、最後の坂までにどれだけ後ろを離せるか、という点が最大のポイント。一応入れておこうかなーという感じ。

おそらく目玉はブエナビスタでしょう。今年GI2着病から完全に脱したと思われる横山典弘騎手に乗り替わり、いったいどんなレースをするでしょうか。なんとなく東京のほうがあってる感じがするし、1枠2番はあまりに内すぎるんじゃないかと思わなくもありませんが、ノリちゃんだけに、狭い内をついてくるかもしれません。オッズによっては流そうと思います。

そんな私の本命は、ドリームジャーニー。宝塚記念で「これはいいかも」と思ったら、案の定だったし、この馬は中山補正が効く馬だと思ってます。朝日杯で最後方から直線だけで差し切ったあの末脚をもう一度。

スリーロールスって何だっけ、と思ったら菊花賞馬でしたね。失礼しました。菊花賞馬とこのレースってあまり相性が良くない(あのディープインパクトでさえ菊花賞勝った後のこのレースで負けている)イメージがあるのですが、松井がMVPをとったことですし、枠連5−5も入れておこう。

あとは調教見てから再度考えます。

2009年12月6日日曜日

[2009年ジャパンカップダート]タップ再び

思っていたような強いレースで、エスポワールシチーが見事優勝。2週連続軸馬はドンピシャ(ただしどちらも一番人気)だったのに、紐抜けで再び玉砕です(T_T)

佐藤哲三騎手、タップダンスシチーに乗ってるみたいでした。インタビューを聞いていても、すごく馬を信頼している感じで、いいなあと思います。最初はティズウェイに、途中からマコトスパルビエロにいじわるされていましたが、3コーナーでは2番手以下についていった馬はことごとく脚が残ってない雰囲気でしたし、4コーナーまで実は競りかけられながらもずーっと馬なりというか、我慢できるだけの賢さも持った馬でした。直線向いてから、エスポワールシチー、そしてそれを追うサクセスブロッケン、という構図に、連もそしてブロッケンの単も持っていた私はすごく力が入ったのですが、サクセスブロッケンは案外。対するエスポワールシチーはあっという間に後方馬群との差を広げて、最後は抑える余裕さえあったように見えました。2着に飛び込んできたのがシルクメビウス、3着には人気薄のゴールデンチケットが飛んできましたが、いずれも積極的にレースをしてというより、前の馬が垂れてきたから伸びた、という印象もあり、エスポワールシチーの強さが特に際立っていたと思います。

ダート馬だけにレースの選択が難しいでしょうけれども、フェブラリー出て、ドバイなのでしょうか。ただ、ドバイは芝馬のスピードが必要だと思うんですよね。逃げる馬だけに面白いかとも思いますが。あ、その前に大賞典があるか。

2009年12月5日土曜日

[枠順]ジャパンカップダート(GI)

第10回 ジャパンカップダート (GI)
2009年12月6日(日)  阪神11R ダート1800m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 エスポワールシチー  57佐藤哲三
1枠 2番 サクセスブロッケン  57内田博幸
2枠 3番 アドマイヤスバル   57勝浦正樹
2枠 4番 ヴァーミリアン    57武豊
3枠 5番 マコトスパルビエロ  57安藤勝巳
3枠 6番 メイショウトウコン  57藤田伸二
4枠 7番 ティズウェイ     57R.マラージ
4枠 8番 ダイショウジェット  57柴山雄一
5枠 9番 ゴールデンチケット  56C.ルメール
5枠10番 ボンネビルレコード  57的場文男
6枠11番 ラヴェリータ     54岩田康誠
6枠12番 シルクメビウス    56田中博康
7枠13番 スーニ        56川田将雅
7枠14番 ワンダースピード   57小牧太
8枠15番 マルブツリード    57浜中俊
8枠16番 ワンダーアキュート  56和田竜二

エスポワールシチーがいいかなあ、なんか扱いも小さいしおいしいかも、なんて思ってたら、前日投票で1番人気。なーんだ、やっぱりみんな考える事は同じなんですね。エスポワールシチーを軸に、ブロッケン、トウコン、マコトスパルビエロ、ワンダーアキュート、ラヴェリータあたりに流したいと思いますが、人気になっちゃったのでオッズとも相談します。

2009年11月29日日曜日

[2009年ジャパンカップ]やっぱりウォッカ

やっぱりここが本気だったと思ったウオッカ。本当にすごかったです。このレースは前目につけて、直線向いたときはまるで安田記念のような抜けだし。ペースが速かっただけに、さすがに最後オウケンブルースリに追いつかれましたが、ウオッカの最後の粘りを見せました。オウケンは4コーナーで最後方でしたし、3着も後にいたレッドディザイアで、やはりペースは速く、厳しいレースだったのだと思います。そんなペースだっただけに、ウオッカの強さが目立った感じ。彼女は中途半端なペースのレースがあまり得意ではないというのは3歳のときから思っていて、だからこそ牡馬混合で、コーナーが少なくペースがゆるまない東京コース、かつ厳しいレースになりがちな2400mや1600mというレース(勝った天皇賞も厳しいペースだった)で高いパフォーマンスを示せたのではないかと改めて感じました。コンデュイットは強さは示しましたが、レース間隔や、鞍上が日本のレースやコースにそれほど慣れていなかった分、仕掛けが遅れたというか、エンジンかかるのが遅かったかな。

ウオッカの単勝を買えばよかったのですが、何しろ先立つものが無く(かつ彼女が人気すぎて)、リーチ、コンデュイットとの馬連しか持ってなかったので、馬券は獲れませんでしたが、ウオッカ強かったというのだけで十分満足です。

GI7勝。しかも、阪神JF、ヴィクトリアマイル、日本ダービー、安田記念(2回)、天皇賞(秋)、JC。多分こんな牝馬を見ることは今後ないだろうなあと思います。同世代にダイワスカーレットがいたのも奇跡ですが、それだけに、2頭が対戦する頃の競馬が生で見られたのは本当に幸せでした。ダイワスカーレットにウオッカつければ?という冗談が最近よく競馬板で見られるのですが、これで牡馬だったら、SS系ではないだけに、ディープインパクトを超える人気種牡馬になっただろうになあ。というか、現役続行するのかしらん。

あ、ちなみに有馬記念に出るようなら養分だと思いますけど。

2009年11月28日土曜日

[枠順]ジャパンカップ(GI)

第29回ジャパンカップ(GI)
2009年11月29日(日)  東京10R 芝2400m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 アサクサキングス      牡5 57 岩田康誠
1枠 2番 ネヴァブション       牡6 57 北村宏司
2枠 3番 エアシェイディ       牡8 57 後藤浩輝
2枠 4番 エイシンデピュティ     牡7 57 戸崎圭太
3枠 5番 ウオッカ          牝5 55 C.ルメール
3枠 6番 レッドディザイア      牝3 53 四位洋文
4枠 7番 ジャストアズウェル(米)  牡6 57 J.ルパルー
4枠 8番 マイネルキッツ       牡6 57 松岡正海
5枠 9番 リーチザクラウン      牡3 55 武豊
5枠10番 オウケンブルースリ     牡4 57 内田博幸
6枠11番 マーシュサイド(米)    牡6 57 J.カステリャーノ
6枠12番 シンティロ(英)      牡4 57 G.モッセ
7枠13番 ヤマニンキングリー     牡4 57 柴山雄一
7枠14番 インティライミ       牡7 57 C.スミヨン
7枠15番 インターパテイション(米)セン7 57 D.コーエン
8枠16番 コンデュイット(英)    牡4 57 R.ムーア
8枠17番 コスモバルク        牡8 57 五十嵐冬樹
8枠18番 スクリーンヒーロー     牡5 57 M.デムーロ

今年は外国馬も5頭、外人ジョッキー8人と、非常に国際色豊かなジャパンカップ。中でも外国馬コンデュイットは既に日本で種牡馬入りが決まっているということで、今回「東京2400mの芝適性」を見せるために、本気の出走なんだと思ってます。とはいえ、一度も日本に来たことがなく、長距離輸送を繰り返しての東京入り。なんともいえないですけどね。

もう1頭、ウオッカも今回こそが本気なんだと思います。思えばエリザベス女王杯を直前回避し、3歳時にジャパンカップを走ってから、このレースだけは今回で3回目。3歳時は四位騎手が乗って4着、天皇賞を激走した後の4歳時は岩田騎手が乗って3着。今回はコスモバルクとハーツクライでJC2着のルメール騎手。もう走るレースも残り少ないだろう(あるいは今回が引退レースになるのかも)という彼女だけに、絶対獲りたいんじゃないかと天皇賞に出る前から思っていて、だからこそ天皇賞は多分叩きなんだろうという気もしてたんですよね。絶対に獲りたいから獲れるかっていうとそうでもないですし、本当に今のウオッカに東京2400mが走れるのかも分かりませんが、ダイワスカーレットの良きライバルだった彼女に敬意を表して、今回は私も本気で買おうと思ってます。

とはいえ、この2頭は1番人気2番人気。オッズは割れてるものの、考えてることは誰も同じってことですよね。

他に面白いかなと思ってるのは、このところスローの前のこりのレースが続いてるので(外国人ジョッキーがこれだけいてそれはなさそうという気もあるけれど)、リーチザクラウン。京都の3000mと違って、東京の2400mは展開によるマギレはあまり無いですが、思えば出世するダービー2着馬。ダービーほどじゃないにしろ、明日もお天気悪そうなので一応買い目に。3歳というだけで55キロというのも魅力。

なーんて3頭長々と書きましたが、そんなことしてたらどの馬もココが良い、これで走りそうとか言えそうなんですよね。難しいので、この辺りで止めておきます。明日パドック見て、複勝とかで付け足すかも。

2009年11月21日土曜日

[枠順]マイルCS (GI)

第26回マイルチャンピオンシップ(GI)
2009年11月22日(日)  11R 京都 芝・外1600m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番エヴァズリクエスト    55 A.ムンロ
1枠 2番トレノジュビリー     57 A.スボリッチ
2枠 3番マルカシェンク      57 柴山雄
2枠 4番カンパニー        57 横山典弘
3枠 5番スマイルジャック     57 三浦皇成
3枠 6番ファイングレイン     57 幸英明
4枠 7番アブソリュート      57 田中勝春
4枠 8番フィフスペトル      56 C.ルメール
5枠 9番キャプテントゥーレ    57 川田将雅
5枠10番スズカコーズウェイ    57 後藤浩輝
6枠11番ザレマ          55 内田博幸
6枠12番ヒカルオオゾラ      57 C.スミヨン
7枠13番マイネルファルケ     57 和田竜二
7枠14番ストロングガルーダ    56 福永祐一
7枠15番サプレザ         55 O.ペリエ
8枠16番サンカルロ        56 吉田豊
8枠17番ライブコンサート     57 岩田康誠
8枠18番サンダルフォン      57 四位洋文

私の応援馬アブソリュートが再びGI挑戦。正直富士Sの時計ではGIは厳しいかなと思ってますが、ずーっと応援してる馬なので単勝で買います。流すかBOXか難しいところですが、カンパニーはもちろん、スマイルジャック、キャプテントゥーレ、ヒカルオオゾラ、そして京都は比較的得意なマルカシェンク、ザレマ兄妹辺りを狙おうと思ってます。

2009年11月15日日曜日

[2009年エリザベス女王杯]今年のワースト1レース確定。。。

このところ牝馬のレースは中々良いレースが続いてたと思うのですが、やっぱり2200mというのは微妙な距離なんでしょうね。逃げたクイーンスプマンテとテイエムプリキュアは、最初どっちが先に行くかという感じでやりあってましたけど、1コーナー過ぎてからはクイーンスプマンテが先頭、テイエムプリキュアが2番手で落ち着いて、1000m60秒ちょっと、という正直スローと言っても良いペースで進んでました。

昨日、圧倒的人気の馬が後から行く馬だからテイエムプリキュアが残ってるかも、と書いたのは正しかったのです。ただ、それは後から来る馬が差したけれども、意外とプリキュアが粘ってて、2頭目、3頭目はギリギリ差せないみたいな、そういうシーンを想定してのもので、4コーナー時点で前を行く2頭の後に10馬身の差が開いているなんてレースになるとは思ってませんでした。

プリキュアはもちろん買ってたので、よし、そのままプリキュア残れ、と言いつつ、「ブエナビスタ差せ」と思いましたが、最後の直線で思ってた以上にクイーンスプマンテが強かった。プリキュアよりもさらに2馬身前にクイーンスプマンテ。後方馬群の団子から、ブエナビスタ1頭だけがものすごい脚で差してきましたが、いくら速くても、所詮馬なんですよ。前もスローで直線向いてて、最後まで止まってないのですから、距離を考えたら届くわけがなく。テイエムプリキュアをクビ差追い詰めたところがゴールでした。

きっと強いと言われる3歳牝馬と、歴戦の古馬牝馬との熱戦を期待していたであろう観客もがっかりですよね。何やってんだかと。「これも勝負です」とグリーンチャンネルの司会者が言ってましたが、たまにこういう訳の分からないレースがあるのも、競馬ならではという気もします。とはいえ、イングランディーレが勝った天皇賞(春)以上のがっかりを感じている日曜日です(T_T)。まあそんな異例のペース、レースの中で、ブエナビスタは負けて強しのレースをしましたけどね。

来週はマイルCS。さすがに1600mでこのレースは無いですが、手に汗握るようなレースを期待してます。

2009年11月14日土曜日

[枠順]エリザベス女王杯(GI)

第34回エリザベス女王杯 (GI)
2009年11月15日(日)  京都11R 芝・外2200m
サラ系3歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量

1枠 1番 ウェディングフジコ 牝5  56 菊沢隆徳
1枠 2番 メイショウベルーガ 牝4  56 池添謙一
2枠 3番 チェレブリタ    牝4  54 岩田康誠
2枠 4番 ジェルミナル    牝3  54 福永祐一
3枠 5番 リトルアマポーラ  牝4  56 C.スミヨン
3枠 6番 ピエナビーナス   牝5  56 古川吉洋 
4枠 7番 クィーンスプマンテ 牝5  56 田中博康
4枠 8番 カワカミプリンセス 牝6  56 横山典弘
5枠 9番 ブラボーデイジー  牝4  56 生野賢一
5枠10番 シャラナヤ     牝3  54 C.ルメール
6枠11番 テイエムプリキュア 牝6  56 熊沢重文
6枠12番 ブロードストリート 牝3  54 藤田伸二
7枠13番 サンレイジャスパー 牝7  56 難波剛健
7枠14番 ニシノブルームーン 牝5  56 北村宏司
7枠15番 ミクロコスモス   牝3  54 武豊
8枠16番 ブエナビスタ    牝3  54 安藤勝己
8枠17番 ムードインディゴ  牝4  56 田中勝春
8枠18番 レインダンス    牝5  56 藤岡康太

ブエナビスタに逆らう気は全くありません。今回は外回りの外枠。ひと叩きして、調教映像でも元気そうでした。今回は現時点で抜けた1番人気で、内部から聞こえてくる声も調子が良いということなのでしょう。ただ、相手は難しそう。ルメール騎乗のシャラナヤは、今まで来ていた牝馬とはちょっと違った感じです。ロンシャンでGIを勝った3歳馬で、鞍上も去年このレースを勝っているルメールを乗せるなど、気合いも十分。よく分からないだけに怖いかも。そして、前走鮮やかな差しきり勝ちを決めたメイショウベルーガも面白いかなと思っています。そのとき下しているメイショウドンタクが今日勝ちましたし、京都コースも得意。そして去年の勝ち馬リトルアマポーラもまたしても外国人騎手で怖いので。府中牝馬ステークスで「ああ、力付けたなあ」と思ったムードインディゴ。京都ではそこそこ走るダンスインザダーク産駒だけに一応おさえます。また、これといった逃げ馬がいない上に、圧倒的人気の馬が後から来る馬なので、逃げると思われるテイエムプリキュアも。熊沢騎手に戻るのも楽しみ。ブエナを絡めるとオッズと相談しなくてはならなさそうですが、揚げた馬辺りへ流すか、ワイドにするか考えます。

2009年11月1日日曜日

[2009年天皇賞秋]8歳世代は史上最強

2001年生まれのキングカメハメハ世代は、皐月賞馬のダイワメジャーはGIを5勝、ダービー2着のハーツクライは有馬記念でディープを破り、ドバイでも活躍。同じく海外でGIを獲った菊花賞馬のデルタブルース、牝馬ながら、天皇賞秋を2年連続善戦したダンスインザムード、同じく牝馬ながら宝塚記念を勝ったスイープトウショウなど、とにかくものすごく強い世代でした。それは今になっても健在だったようで、今年の天皇賞を勝ったのはそんなGI馬がずらりと並ぶ現8歳世代において、重賞7勝ながらGIを1度も勝ったことの無かったカンパニー。特に天皇賞は4度目の挑戦で戴冠と、すごーく晩成な馬だったんだなあと今更ながら思う次第。



2着はなんとスクリーンヒーロー。カンパニーはわかるのですが、スクリーンヒーローは天皇賞じゃ短いんじゃないかと思った私がアホでした。よく考えると2頭とも東京専用のウオッカに東京で勝った馬。後でそう思っても正に「後の祭り」です。

タイムも驚きのレコードだった去年と同タイム。1000mの通過は去年よりずっと遅かったですから、カンパニーは去年以上のパフォーマンスで差してきたということです。キレではウオッカのほうが上だと思ってましたが、折り合いを気にして下げすぎてしまったか、ウオッカは残念ながら3着。とはいえ、カンパニーと同じ上がりタイムだったわけで、パドックや馬場入場の時は「ちょっと元気ないかなー」と思ったけど、やっぱり彼女は強いですね。4着、5着がオーケンブルースリ、シンゲンでしたが、3着のウオッカとは3馬身も離されてたので、この1〜3着と4,5着の間には大きな壁があるように思いました。



シンゲンはさすがにこれだけ速く(特に上がりが)なっちゃうと厳しかったかなぁ。随分前に東京で見て単勝を買って以来、ずーっと買い続けてるんですが、もうちょっと成長しないとダメかも(もう6歳だけど。でもカンパニーという例もあるし)。まずはGIIできっちり勝てるようになって、それからかかな。

何はともあれ、カンパニーおめでとう。



JCはちょっと難しくなったかなあ。オーケンブルースリは今日改めて2400mのほうが絶対良いと思いましたが、今日の着差をみるとあと2F増えたからといって、ウオッカを差せるかどうか。スクリーンヒーローは今日の激走の疲れが残ったりしないと良いですが、去年のアルゼンチン共和国杯→JCというローテに比べたら、大分楽ですよね。

2009年10月29日木曜日

[枠順]天皇賞(秋) (GI)

第140回天皇賞(秋)(GI)
2009年11月1日(日) 東京11R 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 コスモバルク       牡8 58 松岡正海
1枠 2番 スクリーンヒーロー    牡5 58 北村宏司
2枠 3番 カンパニー        牡8 58 横山典弘
2枠 4番 アドマイヤフジ      牡7 58 C.スミヨン
3枠 5番 ヤマニンキングリー    牡4 58 柴山雄一
3枠 6番 アサクサキングス     牡5 58 四位洋文
4枠 7番 ウオッカ         牝5 56 武豊
4枠 8番 キャプテントゥーレ    牡4 58 川田将雅
5枠 9番 サクラオリオン      牡7 58 秋山真一郎
5枠10番 シンゲン         牡6 58 藤田伸二
6枠11番 スマイルジャック     牡4 58 三浦皇成
6枠12番 ドリームジャーニー    牡5 58 池添謙一
7枠13番 マツリダゴッホ      牡6 58 蛯名正義
7枠14番 サクラメガワンダー    牡6 58 福永祐一
7枠15番 オウケンブルースリ    牡4 58 内田博幸
8枠16番 ホッコーパドゥシャ    牡7 58 岩田康誠
8枠17番 エイシンデピュティ    牡7 58 戸崎圭太
8枠18番 エアシェイディ      牡8 58 後藤浩輝

残念ながら3歳馬の挑戦はなかったものの、成長株の4歳馬から古豪の8歳馬まで多彩なメンバーが揃い、ある意味去年よりレベルが高そうな天皇賞。ウオッカがどうなのか難しいところですが、そのウオッカは、去年ダイワスカーレットが負けた7番に入り、去年彼女が勝った馬番14番には、多分最も強敵になりそうなサクラメガワンダーが入りました。菊花賞で冗談のように70回だから7番10番とか言ってたので、140回の天皇賞にも敬意を表して、サクラメガワンダーも買おうと思います。宝塚で軸にしましたし。でも私の応援馬はシンゲン。ここを目標にしてきたわけですから、他の馬と比べて少し経験値が足りない分をメイチの仕上げで補って欲しいところです。JCや有馬記念を目標とする上位馬は、ここぶっつけという馬も多いですしね。

流す先、難しそうだなあ。JCを目標にしてそうな「2000mだとやや短い」層は軽視して、ここを目標にしてそうな馬を考えたいと思います。キングリーとか、キャプテントゥーレとかかなあ。私ウオッカは既に獲った天皇賞よりも、JCが最大目標だと思うんですよね。そう言う意味で付け入る隙はあるかもと思ってます。ただ東京だと本当に強いからなあ>ウオッカ。

日曜日まで迷います。

(10/30 追い切り映像を見て追記)

ウオッカはやっぱり調子良さそう。他はアサクサキングスがよいなあと思ったり。シンゲンと同じホワイトマズルだし、東京実績もある。このところ長いところを使われてますが、産経大阪杯など2000mも走ってるし、先行馬だから逆にいいかも。あとエアシェイディ。昔から追いかけてるからという贔屓目も入ってますが、GI取らせてあげたいかも。シンゲンからの馬連、シェイディの単、そしてウオッカシンゲン2頭軸の三連複辺りを買おうと思ってます。

2009年10月25日日曜日

[2009年菊花賞]やっぱりダンスインザダーク

菊花賞は迷ったらダンスインザダーク産駒でしたねー。このところ産駒の成績があまり芳しくないので、産駒数も少ないのだと思うのですが、馬柱表にあったダンスインザダーク産駒は18頭中2頭。1番のスリーロールスと3番のフォゲッタブル。で、その2頭が1,2着でした。

3着のセイウンワンダ—はよく分からないんですが、リーチザクラウンが良いペースで引っ張ったレースで、ちょうど中頃の良い位置にいた2頭が、3コーナーの坂を上手く上ってきて、4コーナーまで我慢し、最後の残った脚で勝負をしたように思いました。ヤマニンウイスカーやシェーンヴァルトは、仕掛けが速かったと思います。一方のイコピコは位置取りが後ろ過ぎ。一番上手く乗って貰えた2頭が、たまたまダンスインザダーク産駒だったのか、やっぱり京都3000mだとこの産駒は走りやすいのか、面白いものです。

アンライバルドは15着。父・ネオユニヴァースも「ここまで」だった馬ですし、評価が微妙になりそう。ロジユニヴァースはJCとか言われていますが、人気になるようなら危険な感じも。

今週はアブソリュートが富士Sで勝ってくれたおかげでちょっとだけプラス。来週はいよいよ天皇賞。ウオッカは強いと思いますが、私の応援馬はシンゲンです。

2009年10月24日土曜日

[枠順]菊花賞(GI)

第70回菊花賞(GI)
2009年10月25日(日) 京都 芝・外 3000m
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 馬齢

1枠 1番 スリーロールス     牡3 57 浜中俊
1枠 2番 シェーンヴァルト    牡3 57 秋山真一郎
2枠 3番 フォゲッタブル     牡3 57 吉田隼人
2枠 4番 トライアンフマーチ   牡3 57 武幸四郎
3枠 5番 アンライバルド     牡3 57 岩田康誠
3枠 6番 イグゼキュティヴ    牡3 57 川島信二
4枠 7番 ヤマニンウイスカー   牡3 57 和田竜二
4枠 8番 アントニオバローズ   牡3 57 角田晃一
5枠 9番 リーチザクラウン    牡3 57 武豊
5枠10番 キングバンブー     牡3 57 小牧太
6枠11番 セイクリッドバレー   牡3 57 松岡正海
6枠12番 セイウンワンダー    牡3 57 福永祐一
7枠13番 キタサンチーフ     牡3 57 藤岡康太
7枠14番 イコピコ        牡3 57 四位洋文
7枠15番 ポルカマズルカ     牝3 55 横山典弘
8枠16番 ナカヤマフェスタ    牡3 57 蛯名正義
8枠17番 アドマイヤメジャー   牡3 57 川田将雅
8枠18番 ブレイクランアウト   牡3 57 藤田伸二

ものすごい難解レース。常々2400mまでと3000mのレースは全然違うものと思っているのですが、今回人気になりそうな馬は全体的に2400mなら考えられても3000mだとどうなんだ?という気もする馬ばかり。ダート馬なんかまで出てしまうクラシック最終戦菊花賞。14年ぶりの牝馬参戦もあって、結構面白いレースになりそうです。あまりに分からなくて遊びで賭ける程度にしようかと思っているんですが、遊びだけに第70回に敬意を表して、7−10とか買おうかなとか思ってます(笑)。

2009年10月18日日曜日

[2009年秋華賞]三冠は難しいか

結局終わってみれば、レッドディザイアとブエナビスタの一騎打ち。この2頭はやっぱり強いんだなぁというのを再認識したレースでした。他の馬もそれなりに強いとは思うのですが、3歳の牝馬限定だったら、というレベルで、牡馬とやっても互角なんじゃないかという超牝馬級の2頭にはかなわなかったですね。前走レッドディザイアに勝ったブロードストリートは3着に上がってきて面目を保ちましたが、逆にブロードストリートが3着だっただけに、2頭の強さが際だったという感じでした。

今回ブエナビスタは京都の内回りで内枠を引いたのが最大の敗因かと思います。4コーナーで外に出せずにかなりのロス。オークスのときはそれでも府中の長い直線が彼女に味方しましたが、短い京都の直線ではハナ差勝負に持ち込むところが精一杯。しかも無理に外に出したことで審議の対象となり、3着に降着になってしまいました。

降着が無ければ、強い馬が強いレースをしたすごく良いレースだったと思うのですが、残念でしたね。うちのダンナの馬券(三連単)も彼女の降着で紙くずになりました。

2009年10月17日土曜日

[枠順]秋華賞(GI)

第14回 秋華賞(GI)
2009年10月18日(日) 京都11R 芝2000m
サラ系3歳 オープン (国際)牝(指定) 馬齢

1枠 1番 ホクトグレイン   田中博康
1枠 2番 パールシャドウ   三浦皇成
2枠 3番 ブエナビスタ    安藤勝己
2枠 4番 ミクロコスモス   武豊
3枠 5番 レッドディザイア  四位洋文
3枠 6番 ヴィーヴァヴォドカ 村田一誠
4枠 7番 ダイアナバローズ  角田晃一
4枠 8番 ラインドリーム   幸英明
5枠 9番 イイデエース    浜中俊
5枠10番 クーデグレイス   川田将雅
6枠11番 ワンカラット    藤岡佑介
6枠12番 ブロードストリート 藤田伸二
7枠13番 アイアムカミノマゴ 小牧太
7枠14番 ジェルミナル    福永祐一
7枠15番 ハシッテホシ―ノ  松岡正海
8枠16番 モルガナイト    秋山真一郎 
8枠17番 ワイドサファイア  岩田康誠
8枠18番 デリキットピース  柴田善臣

なんか1番人気はあまり良くないとか、中間蟻洞で一頓挫あったとかの不安説がささやかれるブエナビスタ。絶対1倍台の断然人気だろうと思っていたのに、前日最終オッズは2倍台。どうなんでしょう。が、調教を見る限りはそれほど悪くなさそうですし、札幌記念も古馬の牡馬相手に2着ですから、悲観する必要はないのかもしれません。多分ブエナビスタは頭で買います。

流す先が難しそう。かつて、ダイワスカーレットとウオッカの間にレインダンスが入ったように、ブエナとレッドディザイアの間に割ってはいる馬がいるような気がしています。秋華賞はローズSと相性良い気がするので、ブロードストリートとクーデグレイス、「同厩舎は人気薄」でワイドサファイア、なんか気になるのでラインドリームあたりを狙いたいと思います。あと、先日中山競馬場に行ったときに阪神のレースに出ていたモルガナイトが気になってたので応援で買います。

2009年10月13日火曜日

[社台SS]ダイワメジャーを見る

10月の三連休を利用して、北海道に紅葉を見に行くついでに社台に寄りました。もちろん目当ては2年前に引退したダイワメジャー。放牧されていることは知っていたのですが、相変わらず元気。300mmで狙っていると、こっちを向いてくれました。



私たちが到着したときは、ダイワメジャーの右隣の柵にディープインパクトがいたのですが、ダイワメジャーを追いかけてるうちに、係の人が来て連れて行ってしまったんですよね。何かあったのかなあ。ダイワメジャーのところにも係の人が来ていたので、もう放牧時間が終わりなのかと思いきや、彼は押さえつけられていただけのようで。柵から別の馬が出されると、自分も出されるのか(あるいは出して貰えるのか)と暴れたりするのでしょうか。

同じくディープの隣で、奥側の柵のクロフネは、ディープが出して貰えるようなのに興味津々。



俺も帰れるのか?といった顔をしてディープを見ています。ディープが連れて行かれると、柵の内側で併走するクロフネ。相当帰りたいのかもしれません。



押さえつけられていたダイワメジャーは、ディープが帰って行くと再び放されました。しばらく「俺は連れてってくれないのか?」と奥を見ていましたが、そうではないと納得したのか、それとも怒ったのか、放牧場を激走し始めました。



種牡馬になってもやんちゃぶりは変わらないようです。

2009年10月4日日曜日

[2009年スプリンターズS]中山は前、なんだなーと思うレース

ローレルゲレイロが残ってるかも・・・という予感は正しかったのでした。発馬がよかったローレルゲレイロが、内を無視してハナを奪うと、3F32秒台という無茶な逃げ。うあー前止まるだろうと思いきや、止まらない止まらない。ようやくビービーガルダンが抜けてきましたが、最後の最後、ハナ差まで追い詰めたところがゴール。今回はガルダンを応援してた私も、最初の感覚で「ああ、足りなかったな」と思ってたのですが、判定写真みたらハナっていうより、数センチ差ですよね。なんかアンカツさんは去年の天皇賞といい、大昔のビリーヴで負けたスプリンターズSといい、こういう勝負案外弱いかもですね。

どんな馬でも逃げればよい、というわけではないのですが、たまに強い馬が中山でこういう逃げを打つと、そのまま後がついて来られないということが多いように思います。特異なコース形態や、途中の下り坂、そして最後の急坂がそれを可能にするのかもしれません。前がひっぱったこともあり、元々能力差がそれほど無かったメンバーでしたから、後ろもかなり差をつめてきましたが、その中でも2頭は完全に抜けてましたからね。今日は全体的に時間がかかっているように言われてましたが、終わってみれば1:07:5のタイム。前の2頭が強かったと思えるレースでした。

馬券は予定通りガルダン流しで、ゲレイロも入れてたので、ややプラス。幸先の良いスタートが切れました。来週からは東京開催。ここ数年毎年行ってた毎日王冠は今年は現地観戦できないのですが、ウオッカもでますし、私の応援馬アブソリュートも登録してるようです。京都大賞典もジャガーメイルが登録してるようなので、楽しみです。

2009年10月3日土曜日

[枠順]スプリンターズS

第43回 スプリンターズステークス(GI)
2009年10月4日(日) 中山11R 芝 1200m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 ヤマニンエマイユ     牝6 55 田中勝春
1枠 2番 アルティマトゥーレ    牝5 55 松岡正海
2枠 3番 トレノジュビリー     牡6 57 岩田康誠
2枠 4番 キンシャサノキセキ    牡6 57 三浦皇成
3枠 5番 マルカフェニックス    牡5 57 福永祐一
3枠 6番 グランプリエンゼル    牝3 53 熊沢重文
4枠 7番 シーニックブラスト   セン5 57 M.ザーラ
4枠 8番 アイルラヴァゲイン    牡7 57 津村明秀
5枠 9番 ビービーガルダン     牡5 57 安藤勝己
5枠10番 ソルジャーズソング    牡7 57 内田博幸
6枠11番 プレミアムボックス    牡6 57 鮫島良太
6枠12番 カノヤザクラ       牝5 55 小牧太
7枠13番 ローレルゲレイロ     牡5 57 藤田伸二
7枠14番 サンダルフォン      牡6 57 四位洋文
8枠15番 アーバニティ       牡5 57 横山典弘
8枠16番 アポロドルチェ      牡4 57 勝浦正樹

シーニックブラストの取り扱いが難しく、日本馬もこれといった抜けた馬のいないスプリンターズS。前から応援してるので、ビービーガルダンを中心に買おうと思いますが、グランプリエンゼルははずせないし、キンシャサノキセキも気になるし、もしかしたらローレルゲレイロが残ってるかも・・・なんて考え出したら迷いまくり。人気が割れてるので、点数買ってしまうと回収できなさそうな微妙なレースで、難解の一言に尽きます。

とりあえずビービーガルダン流しはやるとして、キンシャサノキセキの単もおさえようと思う私です。アルティマトゥーレは中山未出走なのが気になるのでおさえまで。逆に中山実績のあるアーバニティを穴で狙います。

2009年9月27日日曜日

[産経オールカマー]中山大王マツリダゴッホ

大分放置されてましたが、そろそろ秋のGIシーズンですので、再び更新を開始します。来週はスプリンターズステークスですが、天皇賞のステップレース・産経オールカマーもなかなかメンバーそろって面白そうですし、条件馬の頃から応援してきたシンゲンが出走するので、中山競馬場まで行ってきました。

もう2歳戦も多く組まれていて、中でもシンゲンの弟(父はフレンチデピュティ)のヤングアットハートがすごーくよかったです。綺麗な栗毛で、これから成長したら面白いなあという気も。お兄さんはホワイトマズル産駒ですが、最近古馬になって面白い馬を出しているフレンチデピュティ産駒なので、より期待もできそう。



馬券勝負は8レース。パドックでぱっと見良く見えたワールドカルティエが、わざわざ騎手の騎乗時に調教師が出てきて何かを相談してるようだったので、これは本気だろうと単勝と馬連流しで買ったところ、見事に勝ってくれました。

ただ、本番の産経オールカマーは全然ダメ。私の本命は、もちろんシンゲン。6歳の関東馬なのに、中山未経験という特殊な馬でしたが、成長著しい今なら左回りでも右回りでも関係ないだろうと、ドリームジャーニーと2頭軸の三連複流し(もちろん単勝も勝った)をしてたのですが・・・。



勝ったのは、中山大王のマツリダゴッホでした。



ゴッホが力強く逃げて、坂も楽々と上がってきて、気づいたら先頭のままゴールしたときは、場内笑いが起きましたよ。有馬記念でふがいない敗戦をしていただけに、鞍上の横山騎手も本当に嬉しかったのでしょう。こっち向いて手を振ってくれました。2着ドリームジャーニー、3着シンゲンだったので、私の3連複は間違ってはいなかったけど、ゴッホを入れてしまうと明らかにトリガミなので外してたんですよね・・・。



オールカマー3連覇。次はステイヤーズステークス叩いて、有馬記念ってことで(笑)。

2009年6月28日日曜日

[2009年宝塚記念]GIは堅い

コスモバルクはラビット役としてすっかり定着したというか、ああいう馬がいると、強い馬が強い競馬をしたなーという爽快感溢れるレースになると思います。ゆるくもなく、一方で速過ぎもしない良いペースで流れた宝塚記念。人気馬は中段からやや後ろに構えて、4コーナーでバルクが垂れたところが勝負でした。

早めに抜け出したメガワンダー、外からディープスカイ、さらに後ろから脚をためていたドリームジャーニー。結果はドリームジャーニーのキレが勝った形でしたが、人気馬は人気馬なりに「絶対に勝ちたい」と思って勝負に出て負けたという感じでしたから、これはこれで納得の結果でしょうね。結果は1,2,3番人気が上位を独占。古馬のGIは結構強い馬が抜けてるというか、怪しい人気馬があまりいないというか、このところ堅いレースが続いているように思います。これがオープンとか、GIIIとかだとまだまだひっくり返る感じもあるのですが、GIレベルになるととたんに堅くなるのは、これといった成長株がいないということもあると思うのです。秋はどうでしょう、3歳馬の成長株が早めに古馬とぶつかってひっくり返るようなレースになると良いのですが。でも私の応援馬は6歳のシンゲンなのですが。。。

ディープスカイはやっぱり安田の疲れが若干あったのかもしれないなーと思います。とはいえ、その安田もウオッカに完敗。去年、「あとどれだけ成長できるか」と書きましたが、うーん、どうだろ。もう一段上にいかないと、ウオッカには負け続けて終わりそう?

[枠順]宝塚記念(GI)

第50回宝塚記念 (GI)
2009年6月28日(日) 阪神10R 芝2200m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 マイネルキッツ   牡6 58 松岡正海
2枠 2番 インティライミ   牡7 58 佐藤哲三
3枠 3番 スマートギア    牡4 58 武 豊
3枠 4番 アドマイヤフジ   牡7 58 川田将雅
4枠 5番 ヒラボクロイヤル  牡5 58 鮫島良太
4枠 6番 エリモエクスパイア 牡6 58 小牧太
5枠 7番 アルナスライン   牡5 58 蛯名正義
5枠 8番 サクラメガワンダー 牡6 58 福永祐一
6枠 9番 ドリームジャーニー 牡5 58 池添謙一
6枠10番 スクリーンヒーロー 牡5 58 横山典弘
7枠11番 ディープスカイ   牡4 58 四位洋文
7枠12番 モンテクリスエス  牡4 58 安藤勝己
8枠13番 コスモバルク    牡8 58 津村明秀
8枠14番 カンパニー     牡8 58 岩田康誠

最近全然当たらないので、全く自信はないのですが、安田記念で強かったディープスカイ、そして金鯱賞で「あーなんかイマイチ君を脱したかなー」と思ったサクラメガワンダーを軸にインティライミ、アドマイヤフジ、ドリームジャーニーあたりかなーと思ってます。久々にお天気も良いみたいですし、特にメガワンとジャーニーには期待してますよ。

2009年6月8日月曜日

[2009年安田記念]思った以上に抜けてた2頭

ウオッカとディープスカイは強いだろう、と言ったとおり、本当に強かった。ちょっとでも疑った私が悪かったです。

ウオッカに勝つとしたら、どんな状況かとみんなが考えたんでしょう。ディープスカイとウオッカが強いと分かっている他の騎手が、みんなして壁を作るという作戦に出たようで。私が見ていた地点あたりでは、ウオッカは完全に前が壁になり、ディープスカイがようやく壁の隙間から抜け出ていくところでした。

ああ、ウオッカだめかなーと思ったところを無理矢理こじ開けて出てきたウオッカ。先に抜けたディープスカイはもう1馬身以上先を行ってましたが、追いついて追い越して、さらに3/4馬身の差をつけて余裕の勝利。ある意味最後の100mだけの安田記念でした。

外から応援してたアブソリュート、そしてカンパニーがものすごい脚で追い込んできましたが、全然追いつかず。最初から勝負を諦めてたように見えたファリダットが内から抜けて3着を確保。ただ、前の2頭との間には超えられない壁があるように感じました。



ウオッカはしばらく見ない内になんか大人な感じになったなーという気が。ダイワスカーレットは「かわいい」雰囲気でしたが、ウオッカはきつい美人さんですよね。あとジャパンカップを勝てば、東京の古馬の芝GIは総制覇。是非成し遂げて欲しいものです。

ただディープスカイも思った以上に成長してるように思いました。父がアグネスタキオンだけに、いつまで走れるか微妙なところですが、長距離輸送を経ながら、調教後馬体重よりもさらに重い体重で出てくるあたり、肝が据わってるというか、動じないタイプというか、面白い馬です。ウオッカは東京以外で2000mを超えるとかなりパフォーマンスが落ちるので、宝塚記念ならこっちかなー(ウオッカは出るのかわかりませんが)。

2009年6月6日土曜日

[枠順]2009年安田記念(GI)

第59回安田記念(GI)
2009年6月7日(日) 東京11R 芝1600m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠 1番 スズカコーズウェイ     牡5 58 後藤浩輝
1枠 2番 スマイルジャック      牡4 58 岩田康誠
2枠 3番 ウオッカ          牝5 56 武豊
2枠 4番 ファリダット        牡4 58 安藤勝己
3枠 5番 ホッカイカンティ      牡4 58 石橋脩
3枠 6番 ディープスカイ       牡4 58 四位洋文
4枠 7番 ライブコンサート     セン5 58 和田竜二
4枠 8番 アブソリュート       牡5 58 田中勝春
5枠 9番 カンパニー         牡8 58 横山典弘
5枠10番 タマモサポート       牡6 58 津村明秀
6枠11番 コンゴウリキシオー     牡7 58 戸崎圭太
6枠12番 トウショウカレッジ     牡7 58 内田博幸
7枠13番 スーパーホーネット     牡6 58 藤岡佑介
7枠14番 マルカフェニックス     牡5 58 福永祐一
7枠15番 リザーブカード       牡6 58 三浦皇成
8枠16番 アルマダ         セン8 58 D.ホワイト
8枠17番 ローレルゲレイロ      牡5 58 藤田伸二
8枠18番 サイトウィナー      セン6 58 B.プレブル

5週連続GIもいよいよ最終週。今週はメンバーが非常に豪華な安田記念です。マイル戦なのに、本気で登場のダービー馬2頭が人気になりそう。もちろんウオッカは東京マイルになると別馬のように走りますし、NHKマイルカップを勝っているディープスカイも負けられない一戦。東京専用のウオッカを東京で下したスーパーホーネットも出てますし、去年2着のアルマダ、チャンピオンズマイルを勝って来たサイトウィナーも参戦して、現時点ではこれぞマイルの決定戦と言えるようなメンバーになりました。

外国馬は今回は要らないかなーと思ってるのですが、ウオッカ、ディープスカイはばっさりは切れないなー。どっちも何度も目の前で見て本当に強いのは分かってるので、多分この2頭を絡めた馬券を買うでしょう。

が、私の応援馬はアブソリュートです。3歳時の新馬戦(ちょうど東京新聞杯の日だった)から見ているだけに、今年の東京新聞杯で重賞初勝利、そしていよいよGIに出られるというのが非常に嬉しいです。

そして惜しくも先週ジャガーメイルが勝てなかった石橋脩騎手が乗るホッカイカンティ。前走で「安田に出るようなら応援しよう」と書いてるので、こちらも応援程度に。

2009年5月31日日曜日

[2009年ダービーデー]ネオユニヴァースの仔

皐月賞で人気になりながら惨敗したロジユニヴァースとリーチザクラウン。突然の大雨で不良馬場になった東京競馬場2400mの舞台で、その2頭が巻き返してきました。皐月賞の人気通りに買っておけば(笑)な馬券だったのに、馬連でも4000円近くつく中波乱。同じネオユニヴァースの仔・アンライバルドから買ってかすりもしなかった私は何も言えません。下を気にしてたってことでしたが、本当に強い馬はあまり馬場関係なかったりしますからね〜。皐月賞の時にネオユニヴァースの種牡馬としての価値はこれから、みたいなことを書きましたが、今日はまた難しい状況を作り出してしまいました。ネオは父馬としては皐月賞もダービーも勝ったわけで、これだけ条件の違うレースで、それぞれ対応できるような異質な馬を出せるという点で種牡馬としては優秀なのかもしれません。秋はどう勢力図が変わるのか、結構楽しみかも。

そして目黒記念はミヤビランベリ。またしてもジャガーメイルは2着でした。。。こちらもジャガーメイルから買ったけど、ミヤビランベリは全く見て無くてまたしてもかすりもせず。残念。

いずれにせよものすごい不良馬場でしたねー。やっぱりダービーデーはお天気じゃないとな。麻生大臣が来場してたようですが、彼は雨男なのでしょうか。

来週は安田記念。来週はお天気も大丈夫そうだし、メンバーも揃って面白そうなので競馬場に行く予定です。

2009年5月29日金曜日

[枠順]2009年日本ダービー(JpnI)

第76回 東京優駿(JpnI)
2009年5月31日(日) 東京10R 芝2400m
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 定量

1枠 1番 ロジユニヴァース  横山 典弘
1枠 2番 アプレザンレーヴ  内田 博幸
2枠 3番 フィフスペトル   安藤 勝己
2枠 4番 トップカミング   幸  英明
3枠 5番 マッハヴェロシティ 柴田 善臣
3枠 6番 ケイアイライジン  松岡 正海
4枠 7番 ナカヤマフェスタ  蛯名 正義
4枠 8番 ブレイクランアウト 藤田 伸二
5枠 9番 ジョーカプチーノ  藤岡 康太
5枠10番 アントニオバローズ 角田 晃一
6枠11番 セイウンワンダー  福永 祐一
6枠12番 リーチザクラウン  武   豊
7枠13番 シェーンヴァルト  北村 友一
7枠14番 ゴールデンチケット 川田 将雅
7枠15番 アーリーロブスト  三浦 皇成
8枠16番 トライアンフマーチ 武 幸四郎
8枠17番 アイアンルック   小牧  太
8枠18番 アンライバルド   岩田 康誠

今年もダービーの季節がやってきました。今年は比較的高いレベルで混戦ではありますが、私の中ではその中でもアンライバルドは抜けてるかなーと思ってます。血統的にも不安は無いし、何と言っても皐月賞は本当に強かった。後ろから行くなら枠もあまり関係なさそう。

そのアンライバルドとあまりに差が出来てしまった皐月賞組よりも、別路線組のほうが面白いと思ってます。NHKマイルで強かったジョーカプチーノ。3歳くらいだと距離よりも勢いのほうが重要という気がします。NHKマイル→日本ダービーは意外と勝ち馬も出てるので、狙ってもいいかな。あとはアプレザンレーヴ。青葉賞のパドックでは本当に1頭だけ「でっけー」って感じでした。オークスが桜花賞の1〜3着だったし、皐月賞組も2着トライアンフマーチ、3着セイウンワンダーは置いていかれる一方の他馬の中で伸びていたので面白そう。調子もあがってそうですし、この辺りは入れようと思ってます。

2009年5月24日日曜日

[2009年オークス]賭ければ賭けるほど

ブエナビスタとレッドディザイア。先に抜け出したのはレッドディザイアでした。が、最後の最後まで伸びたのはブエナビスタ。スローペースだったのに結構縦長の展開で、内枠のレッドディザイアは中段の内側、ブエナビスタは最後方。「ああ、大丈夫か、2頭とも」と思いましたが、終わってみればほかの15頭はただの飾り。2着と3着の間には超えられない壁が見えました。この世代はこの2頭がずばぬけて強いですね。レッドディザイア陣営にとっては目の上のたんこぶでしょうけれども、逆に「絶対倒したい相手」が同世代にいることは目標が出来て良いことだし、見る側にとっても面白いです。

ただやっぱり人気なんですよねー。超えられない壁の向こう側にいる2頭の馬連に3倍以上つくのはかなり美味しいと思いますが、競馬で10万とかいう勝負をしない私にとってはとっても安い(笑)。元は取れましたが、「なんとか元は取れた」という感じ。レースは面白かったですけど。

3着のジェルミナルも頑張ったとは思いますが、やっぱりこの2頭には敵わなかったという感じでしょうか。牝馬限定戦なら、古馬相手でもかなり良いところまでいけると思いますが。

ブエナビスタは、「勝ったら凱旋門賞」と言われてましたから、きっとここから凱旋門賞に行くのでしょう。3歳牝馬なら、54.5キロというハンデとも言える斤量で出走することができます。結構チャンスかも?

ただ、こうなるとウオッカとブエナビスタのキレ勝負が見たい私。それはジャパンカップになるのか、それとも有馬記念になるのか、ウオッカは今年引退を表明していますから、一度でいいから同じ舞台(しかもジャパンカップレベルの大舞台)で走って欲しいです。

2009年5月23日土曜日

[枠順]オークス(JpnI)

第70回 優駿牝馬(JpnI)
2009年5月24日(日) 東京11R 芝2400m
サラ系3歳 オープン 牝(指定) 定量

1枠 1番 マイティースルー    牝3 55 小野次郎
1枠 2番 パドブレ        牝3 55 西田雄一郎
2枠 3番 レッドディザイア    牝3 55 四位洋文
2枠 4番 ヴィーヴァヴォドカ   牝3 55 村田一誠
3枠 5番 ダノンベルベール    牝3 55 後藤浩輝
3枠 6番 フミノイマージン    牝3 55 太宰啓介
4枠 7番 ブエナビスタ      牝3 55 安藤勝己
4枠 8番 ディアジーナ      牝3 55 内田博幸
5枠 9番 ルージュバンブー    牝3 55 田中勝春
5枠10番 ツーデイズノーチス   牝3 55 武豊
6枠11番 イナズマアマリリス   牝3 55 武幸四郎
6枠12番 ダイアナバローズ    牝3 55 角田晃一
7枠13番 ブロードストリート   牝3 55 藤田伸二
7枠14番 ジェルミナル      牝3 55 福永祐一
7枠15番 ハシッテホシーノ    牝3 55 松岡正海
8枠16番 ワイドサファイア    牝3 55 岩田康誠
8枠17番 デリキットピース    牝3 55 柴田善臣
8枠18番 サクラローズマリー   牝3 55 三浦皇成

NHKマイルで単複が当たってしまったせいで、ヴィクトリアマイルで欲をかいて強いウオッカに逆らった私はアホでした。ここもまた牝馬のディープインパクトと言われる断然人気の馬が1頭。ずっと買ってるのでブエナビスタはもちろん本命です。ただ、桜花賞で2着だったレッドディザイアと人気ほど差があるかというと、そんなことないかなーという気もしています。桜花賞のときはこの2頭を軸にしたので、同じように買おうと思ってます。

そして同じく桜花賞のときに期待したヴィーヴァヴォトカ。桜花賞の惨敗で人気はないですが、父ダンスインザダークに母父トウカイテイオーという血統に魅力を感じます。午後から雨予想もあって馬場が悪化するなら、キレはないけどワンペースで行けそうなこういう馬が穴開けそうな気も。

もちろん桜花賞時もチューリップ賞でも買ったジェルミナルは理屈抜きにおさえます。

2009年5月17日日曜日

[枠順]2009年ヴィクトリアマイル(GI)

第4回 ヴィクトリアマイル(GI)
2009年5月17日(日) 東京11R 芝1600m
サラ系4歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量

1枠 1番 ショウナンラノビア   牝6 55 柴田善臣
1枠 2番 ブラボーデイジー    牝4 55 生野賢一
2枠 3番 マイネレーツェル    牝4 55 川田将雅
2枠 4番 ブーケフレグランス   牝4 55 三浦皇成
3枠 5番 ザレマ         牝5 55 安藤勝己
3枠 6番 ウオッカ        牝5 55 武豊
4枠 7番 レッドアゲート     牝4 55 松岡正海
4枠 8番 チェレブリタ      牝4 55 蛯名正義
5枠 9番 セラフィックロンプ   牝5 55 宮崎北斗
5枠10番 ムードインディゴ    牝4 55 内田博幸
6枠11番 ヤマニンメルベイユ   牝7 55 柴山雄一
6枠12番 ジョリーダンス     牝8 55 四位洋文
7枠13番 リトルアマポーラ    牝4 55 福永祐一
7枠14番 カワカミプリンセス   牝6 55 横山典弘
7枠15番 サワヤカラスカル    牝4 55 浜中俊
8枠16番 アルコセニョーラ    牝5 55 武士沢友治
8枠17番 レジネッタ       牝4 55 小牧太
8枠18番 ヤマニンエマイユ    牝6 55 田中勝春

すごい今更ですが、ヴィクトリアマイル。カワカミプリンセスから買いましたが、ブーケはもちろん単複おさえました。パドックではとてもよく見えたし、「厩舎2頭出しは人気薄」に従います(笑)。

2009年5月4日月曜日

[2009年天皇賞(春)]それは買ってない

3200mの割に速いペースで進んだ天皇賞。どちらかというと実力馬・人気馬が前々でレースをする馬だったということもあるのでしょう。先頭馬群がどんどん入れ替わり、4コーナーでは結局前は総崩れ。後ろで脚を貯めていた馬が内から外から伸びてきて、勝ったのは12番人気のマイネルキッツ。

私が期待したジャガーメイルにとってはとても良い流れだったと思うのですが、外に出したのがかなりコースロスでした。内から出てきた馬に負けたのは仕方ないですね。本当は東京2400mみたいな直線が長くて、カーブが少なく、ワンペースで行けるようなレースのほうが合ってるんでしょう。残念脩ちゃん馬券は不発に終わりました。。。

一方、その石橋脩騎手は新潟で大暴れ。1日に3勝して迎えた新潟メインの谷川岳ステークスでは、2歳時から期待しているホッカイカンティが出ていたので、単勝に張り込んだところ完勝してくれました。なんとか昨日の負けだけは取り戻した、という感じです。ちょっとムラ駆けっぽいところと、連勝できない弱さがあるのが気になるのですが、安田記念に出るなら応援したいところです。

2009年5月2日土曜日

[枠順]天皇賞(春) (GI)

第139回 天皇賞(春)(GI)
2009年5月3日(日) 京都11R 芝・外 3200m
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1  1 サンライズマックス  牡5  58.0  福永祐一
1  2 マイネルキッツ    牡6  58.0  松岡正海
2  3 ジャガーメイル    牡5  58.0  安藤勝己
2  4 アルナスライン    牡5  58.0  蛯名正義
3  5 シルクフェイマス   牡10  58.0  藤岡佑介
3  6 テイエムプリキュア  牝6  56.0  荻野琢真
4  7 ポップロック     牡8  58.0  川田将雅
4  8 トウカイトリック   牡7  58.0  和田竜二
5  9 ホクトスルタン    牡5  58.0  小牧太
5 10 ゼンノグッドウッド  牡6  58.0  武幸四郎
6 11 ネヴァブション    牡6  58.0  後藤浩輝
6 12 ドリームジャーニー  牡5  58.0  池添謙一
7 13 デルタブルース    牡8  58.0  岩田康誠
7 14 コスモバルク     牡8  58.0  幸英明
7 15 モンテクリスエス   牡4  58.0  武豊
8 16 スクリーンヒーロー  牡5  58.0  横山典弘
8 17 アサクサキングス   牡5  58.0  四位洋文
8 18 ヒカルカザブエ    牡4  58.0  秋山真一郎

このところ長距離は「これ」といった馬がいなくて、本当に混戦模様。ただ私の中で今の長距離ならこれ、という馬が1頭いて、それがジャガーメイルです。随分前に東京で初めてジャガーメイルを見たときから、ああ長距離で良い感じの馬が出てきたなーと思っていて、その後アルゼンチン共和国杯で後にJCを勝つスクリーンヒーローに迫る2着、香港ヴァーズでも3着と健闘しました。本当は最初に見たときと同じように石橋脩騎手に乗って欲しいのですが、まあ仕方ないですかね。今回はアンカツで。

同じくかつて石橋脩騎手が乗っていた、という馬があと2頭います。スクリーンヒーローとネヴァブション(他にもいるかもしれませんが、私がはっきり覚えてるのはこの2頭。彼が乗っているという理由で買ったから)。というわけで、「残念脩ちゃん馬券」ということでこの3頭は買いたいと思います。

あとはアサクサキングス、アルナスラインあたりでしょうか。ヒカルカザブエも気になりますが、あとはオッズと相談します。

[2009年青葉賞]遅れてきた大器

久々に東京競馬場に行ってきました。今日のメインはダービートライアル青葉賞。今年の牡馬は良い意味で混戦という感じで、まだ遅れてきた大器もいるのではないか、という気もしていたのですが、その筆頭がアプレザンレーヴでしたね。



パドックで現れたときは、他の馬よりも頭ひとつ分背が高くてびっくりしたんですけど、見事に抜け出して勝った後、口取り写真を撮りに出てきたとき、その真っ黒な馬体が父・シンボリクリスエスに似てるなあとも思いました。お父さんはここを勝った後、ダービーではタニノギムレットに負けてしまいますが、今日見てるとこの仔もダービーで面白いかも。

でも私の期待は同厩舎のイネオレオだったんですよね。というわけでレース写真はイネオレオばっかり狙ってました・・・。

今日の注目馬はナンヨーアイドル。名前は女の子みたいですが、3歳牡馬。アンカツさんは青葉賞ではなく、この馬に乗りに来たのではないかとレース前から相方と言ってましたが、実際に走ってるところを見ると、確かにそんな感じの強さでした。追い込み一辺倒っぽいのが、微妙な成績にも現れてる感じで、Aコース、開幕したばかりの府中だったからこそ、という気もしないまでもないですが・・・。

2009年4月19日日曜日

[2009年皐月賞]もう1頭のネオ産駒

リーチザクラウン、ロジユニヴァースの人気馬2頭ともが、どちらかというと前に行く馬だけに、ハイペースは必至と言われてた皐月賞。結局中山のレースとしては珍しく前が総崩れ、3コーナーから仕掛けて、4角から外を飛んできたアンライバルドが圧勝、2着は道中ずーっと最後方だったトライアンフマーチが2着に入ってきました。

リーチザクラウンは中山の大外の掛かりやすい逃げ馬ということもあって、こういう結末もありかなーと思っていて、オッズ的においしくないこともあって馬券には全く入れなかったのですが、ロジユニヴァースはどうしたんでしょうね。確かにマイナス10キロはやや細いかなーと思ったし、パドックでは落ち着いてるというか、落ち着きすぎという気もしたけれども、解説の人も言ってたように、一頭古馬が混じってるような馬体に、ここまでの強さもあって、あそこまで負けるとは思ってませんでした。枠順のエントリで書いたように、応援馬のアンライバルドの単勝には張り込みましたが、あとはちょっと馬連とロジとの2頭軸三連複買ってたので、収支はややプラス程度。3着のセイウンワンダーは前走の敗退は調整ミスということで無視して良いと思って買いましたが、トライアンフマーチを無視したのは自分のツメの甘さですね。

しかし、ネオユニヴァース産駒は走りますねー。ネオ自体が早熟な印象だったので、種牡馬としての価値うんぬんはこれからかもしれませんが、ロジユニヴァースといい、アンライバルドといい、印象の全然違う馬を出すところが良いように思います。これから楽しみですね。

2009年4月17日金曜日

[枠順]皐月賞(JpnI)

第69回 皐月賞(JpnI)
2009年4月19日(日)  中山11R  芝2000m
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 定量

1 1 ロジユニヴァース   牡3 57.0 横山典弘
1  2 リクエストソング   牡3  57.0  後藤浩輝
2  3 サトノロマネ     牡3  57.0  北村宏司
2  4 トライアンフマーチ  牡3  57.0  武幸四郎
3  5 ミッキーペトラ    牡3  57.0  田中勝春
3  6 ベストメンバー    牡3  57.0  四位洋文
4  7 ナカヤマフェスタ   牡3  57.0  蛯名正義
4  8 メイショウドンタク  牡3  57.0  藤田伸二
5  9 イグゼキュティヴ   牡3  57.0  松岡正海
5 10 ゴールデンチケット  牡3  57.0  川田将雅
6 11 アーリーロブスト   牡3  57.0  福永祐一
6 12 フィフスペトル    牡3  57.0  安藤勝己
7 13 モエレエキスパート  牡3  57.0  三浦皇成
7 14 アントニオバローズ  牡3  57.0  角田晃一
7 15 セイウンワンダー   牡3  57.0  内田博幸
8 16 アンライバルド    牡3  57.0  岩田康誠
8 17 シェーンヴァルト   牡3  57.0  北村友一
8 18 リーチザクラウン   牡3  57.0  武 豊

私の応援馬はアンライバルドです。もう1頭ネオユニヴァース産駒で強いロジユニヴァースがいますが、アンライバルドは面白いかもなーと注目してたので、無事に出たということも含めてここでは応援したいと思います。ロジユニヴァースと対戦したことがないというのも夢を見るのにちょうどいいかな、と。あと相手なりに走るミッキーペトラ。今まで連を外したことのない馬なのに、前々日オッズでもかなり人気がなく、人気ないからこそ、ノーマークでつっこんでくる可能性もありかなーという気が。
いずれにせよ、今年の牡馬は比較的良いレベルで混戦という感じで、レースを見るという意味でも、賭けるという意味でも面白い皐月賞になりそうです。お天気も良さそうですし、楽しみ。

2009年4月12日日曜日

[2009年桜花賞]今年の牝馬はブエナビスタとレッドディザイアかな

ブラボーブエナビスタ、って感じのレースでした。道中かなり後からの追走でしたが、馬自身がここは我慢って分かっているように悠々の追走でしたし、最後直線に向いてかなりジェルミナルに意地悪されて、大外に振られてしまいましたが、あっと言う間に差を詰めて、馬群から抜けたレッドディザイアをかわしたところがゴール。レッドディザイアの四位騎手は「勝った」って思ったんじゃないですかね。と思ったところに見えないところからあり得ない脚を使って馬が飛んでくるんですから、苦笑いするしかないですよね。アンカツさんは、馬に信頼を置くと本当に強い騎乗をすると思います。

おととい書いた通りに買いましたが、思った以上にレッドディザイアが人気で、ブエナ=レッドをかなり厚めに買いました。が、やっぱり人気でしたねー。焼け石に水(笑)。

ただ、レッドディザイアは過去のレースを見ると今後の成長が面白そう。3走目でブエナビスタをここまで追い詰めたんだから、逆転も可能かもしれません。こちらも追い込みタイプだけれども、馬の間を縫って走れるので、最後の切れ比べをブエナビスタと繰り広げて欲しいです。

ただブエナビスタはダービー出て欲しいかな。

2009年4月10日金曜日

[枠順]2009年桜花賞(JpnI)

第69回桜花賞(JpnI)
2009年4月12日(日) 阪神10R 芝1600m
サラ系3歳 オープン 牝(指定) 定量

1枠 1番 ダノンベルベール  55 後藤 浩輝
1枠 2番 ツーデイズノーチス 55 松岡 正海
2枠 3番 ショウナンカッサイ 55 幸  英明
2枠 4番 ヴィーヴァヴォトカ 55 村田 一誠
3枠 5番 アイアムカミノマゴ 55 武   豊
3枠 6番 ワンカラット    55 藤岡 佑介
4枠 7番 サクラミモザ    55 北村 宏司
4枠 8番 デグラーティア   55 浜中  俊
5枠 9番 ブエナビスタ    55 安藤 勝己
5枠10番 コウエイハート   55 川田 将雅
6枠11番 レディルージュ   55 鮫島 良太
6枠12番 イナズマアマリリス 55 池添 謙一
7枠13番 カツヨトワイニング 55 大庭 和弥
7枠14番 ルージュバンブー  55 小牧  太
7枠15番 ジェルミナル    55 福永 祐一
8枠16番 ルシュクル     55 佐藤 哲三
8枠17番 アンプレショニスト 55 横山 典弘
8枠18番 レッドディザイア  55 四位 洋文

今年もクラシックの季節がやってきました。

ブエナビスタには逆らえないでしょうね。なんかこういう強い牝馬に乗せると、アンカツさんは神がかる気がします。しかも内過ぎず、外過ぎずの5枠9番。ここは通過点で次のレースは?というほうに期待がかかります。

逆に2頭目が難しい。多分ブエナビスタ一頭かぶりで、馬単、馬連以下は案外割れるんじゃないかなーと思うのですがどうでしょう。なんとなく阪神1600mは、短い距離で良績を残している馬よりも、長いところも使えそうとか、ここよりもオークスのほうが向いているだろうとか言われる馬のほうが案外来てるので、そういうのを狙おうと思います。というわけで馬柱を見ると、1800mで来てるのはジェルミナルとヴィーヴァヴォトカ、今回3走目のレッドディザイアくらいなんですよね。どれもあまり人気にならなさそうなのでおさえよう。特にレッドディザイアは最近重賞になると強い四位騎手を乗せる上に、牝馬と言えば・・・のミッキーの厩舎ですからね。騎手はともかく、松永厩舎は応援したくなる私です。ジェルミナルは前走期待したのに案外でしたが、パドックでの馬体は目立っていたので、今回再度期待です。

2009年3月7日土曜日

桜花賞はもう決定の感じ、明日は混戦の牡馬。

ブエナビスタ、本当に強かったです。なんかもう文句つけようがないというか。スローの逃げで行った行ったになっちゃいそうなレースだったのに、最後の200mのギアチェンジは「おまえは本当に馬か」って感じでしたね。このまま無事なら桜花賞はもう貰ったようなもの?今のところ彼女に匹敵するような馬はまだいない感じです。ウオッカとダイワスカーレットみたいに同世代にライバルがいるとさらに面白いと思うんですけど(馬券的にも)。

一方、今年は結構良いレベルで混戦の牡馬3歳戦は、弥生賞でそのトップレベルが激突かと思われてたのに、フィフスペトルとナカヤマフェスタが直前で回避してスプリングSへ、アントニオバローズも故障回避で10頭立てという寂しいレースになってしまいました。

ただ朝日杯勝ち馬のセイウンワンダーもいるし、ナカヤマフェスタに勝ったアーリーロブスト、リーチザクラウンに勝ったロジユニヴァースもいるので、それでもそこそこ揃ったかなという印象もあり。この3頭から軸を決めて流す感じかなぁ。弥生賞に限って言うなら、私はアーリーロブストかなーと思ってるんですが。でも今年はノリ騎手がとっても調子良いんですよね。ロジユニヴァースも怖いか。3頭の中だとセイウンワンダーは距離的にどうかと思うんですが、グラスワンダー産駒の中山適性って結構神がかり的とも言えるし。。。と書いていたら、なんか楽しみになってきました。

一方、回避馬はスプリングSへ回る馬が多そうで、そっちも盛り上がりそうですね。「弥生賞は難しそうだからやめておこう」と思った陣営にしてみると、誤算だったかも?

2009年3月6日金曜日

ウオッカの消化不良なレース

ウオッカ号出走のジュベルハッタ(G2)結果 レース映像

今日はいろんな意味で長い1日だったのですが、その一因はまず夜中の3:40にこのウオッカのレースを観るために起きたこと。

が・・・・

なんなんですか!この消化不良なレースは。

というか、武豊は何をしたかったのでしょう。このレースは調教だったのでしょうか。なんかメイショウサムソンの凱旋門賞のレースを再現しているようでした。何にもさせてもらえず。思い切って逃げるとか、思い切って下げるとか、外に出すとか、もう少し積極的にやってもよかったと思うけど・・・。というのは外から見てる素人考えなのかしら。

いずれにせよ、全く実力を出してないし、ゴールまで持ったまま(別の意味で)だったので、ダメージもなさそうだし、同じ馬たちがデューティフリーに出るなら、実力差は全く無いと思っても大丈夫そう。不安は鞍上だけ。

2009年2月16日月曜日

ダイワスカーレット引退

ダイワスカーレット号が競走馬登録抹消

ああ、残念です。残念です。残念です。図らずも引退レースとなった去年の有馬記念を現地で見て、そして勝ったことだけが不幸中の幸いと言えるでしょうか。ダートを走るスカーレットも見たかった。。。雰囲気がお母さんそっくりなので、強い仔を産んで欲しいです。戦績を見るとお父さんにもそっくりですよね。。。真面目に走ってくれてありがとう、という感じ。お疲れ様。

アストンマーチャンは死亡、スカーレットは道半ばで故障引退。ダービーまで奪っていったこの年の牝馬は本当に強かったと思うのですが、中でも3強と言われた馬があとウオッカだけになってしまいました。あーまた天皇賞でウオッカとの対戦を見たかった。。。ウオッカはもう少し頑張って欲しいかな。ドバイもデューティフリーと言わず、ワールドカップに出て欲しいです。

2009年2月12日木曜日

2年連続でがっかり

スカーレット、フェブラリーS回避 - 競馬ニュース : nikkansports.com

今年こそ、と楽しみにしていたのに、ダイワスカーレットは今年もまたフェブラリーS回避とのこと。昨日の1週前追い切りはよかったようなことが書かれてたのに、半日もしないうちにこのニュース。無事是名馬と言うけれど、この馬は本当に強い癖に脆い。。。お兄さんは喉なりで長期休養した後は、結構使い詰めても大丈夫だったのに。やっぱりタキオンの血なのかなあ。

まあでもレースに出て故障引退とか最悪の事態にならないでよかったです。あの松国厩舎でここまで持ってるのも、彼女のこういう微妙に故障して危ないレースを回避する天性の能力が効いてるのかも。たいしたことなくて春もまた出られると良いけど。

2009年1月31日土曜日

[2009年東京新聞杯]アブソリュート勝利

期待のアブソリュートが来ましたよ〜。やりました。

でも馬券は連はヒモ抜け(15番人気のキャプテンベガって・・・、3着のスマイルジャックは持ってたのにorz)、複勝だけ獲れて微妙な返還でした。強い勝ち方でしたし、もうちょっと長いところも走れると思うので、これからも期待してます。スマイルジャックも最後目が覚めるような伸びでした。

でも東京競馬場、珍しく不良馬場でしたからね。「前が残る、内が良い」という意識が強すぎて、たまたま(ついていけなくて?)後ろから行った馬が上手く抜けてきたという感じもあり、次が試金石かな。

明日は根岸Sと京都牝馬S。根岸Sはメンバー揃って面白そうですね。

2009年1月30日金曜日

[枠順]東京新聞杯(GIII)

第59回 東京新聞杯 (GIII)
2009年1月31日(土) 東京11R 芝1600m
サラ系4歳以上 オープン (国際)[指定] 別定

1枠  1番 ショウナンアルバ  55 松岡 正海
1枠  2番 スマイルジャック  56 岩田 康成
2枠  3番 ショウワモダン   56 勝浦 正樹
2枠  4番 リザーブカード   56 内田 博幸
3枠  5番 ローレルゲレイロ  57 四位 洋文
3枠  6番 アブソリュート   56 田中 勝春
4枠  7番 ゲイルスパーキー  56 後藤 浩輝
4枠  8番 トップガンジョー  56 柴山 雄一
5枠  9番 マルカシェンク   57 福永 祐一
5枠 10番 リキッドノーツ   56 石橋  脩
6枠 11番 サイレントプライド 58 横山 典弘
6枠 12番 タマモサポート   57 津村 明秀
7枠 13番 ファストロック   56 ペリエ
7枠 14番 キャプテンベガ   56 吉田  豊
8枠 15番 タケミカヅチ    55 武   豊
8枠 16番 キストゥヘヴン   55 藤田 伸二

シンゲンも登録してたんですが、ここじゃないみたいですね。なので、3歳時から期待しているアブソリュートの応援に全力投球。ようやく重賞に手が届くところにやってきました。時計から言っても全然足りない馬じゃないし、上手く流れに乗れれば。

普通にいくならマルカシェンクなんでしょうが、明日はどうでしょうね。開幕週のDコース、このまま雨が降り続くみたいですし、キレというより前に行ける馬のほうが面白そう。ローレルゲレイロとか(2着だったNHKマイルもすごい雨だった)、サイレントプライドとか、タマモサポートとか、ファストロックあたりでしょうか。

さすが東京のマイルだけあって、そこそこ良いメンバーが集まったと思います。今年の東京初開催を盛り上げるようなレースを期待。

2009年1月11日日曜日

まずはフェブラリーS

ちょっと前の話題ですが、今年のダイワスカーレットの計画が出てました。

スカーレット09年は有馬連覇で締めくくる - 競馬ニュース : nikkansports.com

ドバイ→プリンスオブウェールズS→秋天ORブリーダーズカップクラシック→有馬記念というすごいローテーションを組むそう。まじかよ、って感じですが。

もう何年も言ってるのですが、ドバイWCは芝馬のスピードが無いとダメだと思うのです。日本馬で一番良い成績だったのがトゥザヴィクトリーの2着。牝馬クラシックでも良績を残し、ドバイのステップとしてフェブラリーを使うまでは、芝を走っていた彼女が善戦しましたし、2006年に勝ったエレクトロキューショニストは、イギリスのインターナショナルSで芝を走り、ゼンノロブロイに勝った馬でした。だから、前年の秋天馬がドバイに挑戦して欲しいとずーっと思っていたのです。彼女は秋天は勝てませんでしたが、同着も同然の2センチ差。しかも負けて強しの内容でした。兄のダイワメジャーがダートで圧勝していますし、鞍上のアンカツさんも本当はドバイワールドカップを走らせたかったと言ってたそうですから、兄よりもスピードで勝りそうな彼女なら期待できそうです。格としてはブリーダーズCとか、プリンスオブウェールズSとかのほうがずっと上でしょうが、まずはドバイWCで勝つ馬を見てみたい。フェブラリーSからまず楽しみです。

2009年1月5日月曜日

[2009年東西金杯]馬券ベタで始まった2009年

中山金杯はここで挙げた馬の決着、京都金杯はパドック見て買い足したマルカシェンク軸の馬連を持ってたのに、どっちも獲れなかった私です。あけましておめでとうございます。

今年はもう少し馬券の買い方を考えようと思った賭け初めでした。

アドマイヤフジは来年も注意ですね。ただもう7歳ですから、後も無さそう。一方2着のヤマニンキングリーも思った以上に善戦したので、今年は注目しようと思ったのでした。京都金杯の勝ち馬タマモサポートは金杯血統+鞍上(津村騎手)誕生日だったそうで、そういうのは早く言ってよ>グリーンチャンネル。アドマイヤオーラはさすがに長期休養明けの正月競馬は厳しかった感じでしたね。掲示板は確保しましたが、最後止まってましたし。今回はタマモサポートに上手く乗られた、という感じでした。

タマモサポートも2着のマルカシェンクも6歳で、メイショウサムソンと同じ世代です。サムソンは引退式を終えて5日に競走馬登録を抹消しましたが、5歳牡馬がちょっと情けないだけに(牝馬2頭は強いんですけど)、これから頑張ってもらいたいところです。サンデーサイレンス産駒がいない世代は、「クラシックまで」ではなく、古馬になってから徐々に強くなる馬が多いなーと改めて思った2日間でした。

さて、2009年の競馬が始まりました。今年はダイワスカーレット、ウオッカの海外挑戦はもちろん、3歳戦ではベタですが、ブエナビスタに期待。また、年末に見たリコリスは面白そうですし、ウォータクティクスがどこまで伸びるかも楽しみです。

2009年1月4日日曜日

[枠順]京都金杯(GIII)

第47回 京都金杯 (GIII)
2009年1月5日(月) 京都11R 芝・外1600m
サラ系4歳以上 オープン (国際) ハンデ

1枠  1番 アドマイヤオーラ  牡5 58   安藤 勝己
1枠  2番 マルカシェンク   牡6 57.5 福永 祐一
2枠  3番 ヤマニンエマイユ  牝6 54   田中 勝春
2枠  4番 コンゴウリキシオー 牡7 57.5 藤田 伸二
3枠  5番 ファリダット    牡4 56   四位 洋文
3枠  6番 シンボリグラン   牡7 56   藤岡 佑介
4枠  7番 ショウナンアルバ  牡4 55   武   豊
4枠  8番 タマモサポート   牡6 57   津村 明秀
5枠  9番 シゲルフセルト   牡4 53   和田 竜二
5枠 10番 アドマイヤスバル  牡6 56   川田 将雅
6枠 11番 ブライトトゥモロー 牡7 56   後藤 浩輝
6枠 12番 ナスノストローク  牡8 55   小牧  太
7枠 13番 バトルバニヤン   牡5 56   幸  英明
7枠 14番 ホッコーソレソレー 牡7 55   渡辺 薫彦
8枠 15番 エーシンフォワード 牡4 54   秋山真一郎
8枠 16番 ヴィクトリー    牡5 58   浜中  俊

アドマイヤオーラが強いと思ってます。1枠1番はちょっと内過ぎですが、外回りだし、アンカツさんならどうにかしてくれるのではないかというところです。登録だけかと思いきや、本当に出てくることになったファリダットもちょっと怖いかも。ただマイルはどうかなー。芝はそろそろ世代交代だと思ってるので、相手にはバトルバニヤンとか、シゲルフセルトとか、若い馬を狙いたいところです。何気に芝マイルは初出走のヴィクトリーとか、地力があるのは確かなので流しの先に入れても面白いかも?

2009年1月3日土曜日

[枠順]2009年中山金杯(GIII)

第58回中山金杯 (GIII)
2009年1月4日(日) 中山11R 芝2000m
サラ系4歳以上 オープン (国際) ハンデ

1枠  1番 アドマイヤフジ   牡7  58   川田 将雅
1枠  2番 オペラブラーボ   牡5  56   蛯名 正義
2枠  3番 ダイワワイルドボア 牡4  56   北村 宏司
2枠  4番 マイネルキッツ   牡6  56   松岡 正海
3枠  5番 キャッチータイトル 牝6  50   田中 博康
3枠  6番 キングストレイル  牡7  57.5 田中 勝春
4枠  7番 センカク      牡7  53   江田 照男
4枠  8番 シャドウゲイト   牡7  57.5 内田 博幸
5枠  9番 マイネカンナ    牝5  53   三浦 皇成
5枠 10番 ヤマニンキングリー 牡4  56   藤田 伸二
6枠 11番 ネヴァブション   牡6  57.5 横山 典弘
6枠 12番 ミヤビランベリ   牡6  55   吉田  豊
7枠 13番 グラスボンバー   牡9  57   勝浦 正樹
7枠 14番 リキッドノーツ   牡8  56   後藤 浩輝
8枠 15番 アサカディフィート せん1158   中舘 英二
8枠 16番 ダイシングロウ   牡5  56   安藤 勝己

オペラブラーボ、ヤマニンキングリーなど元々追いかけてる馬もいますが、中山得意という意味でネヴァブションが気になります。それにオペラは多分中山得意だと思うので楽しみですが、どちらかというと平坦巧者のにおいがするキングリーは、急坂が2度ある中山2000mだとちょっと落ちるような気もします。デムーロ→藤田の乗り替わりもマイナスっぽい。またこのレースはそれまでの成績は関係なく例年同じような馬が来るということもあるので、アドマイヤフジもおさえないと。あとは大穴でリキッドノーツかな。

今年は京都と中山と金杯が2日にわたって行われます。なんか変な感じですが、いずれにせよ金杯で乾杯といきたいところです。