2009年11月1日日曜日

[2009年天皇賞秋]8歳世代は史上最強

2001年生まれのキングカメハメハ世代は、皐月賞馬のダイワメジャーはGIを5勝、ダービー2着のハーツクライは有馬記念でディープを破り、ドバイでも活躍。同じく海外でGIを獲った菊花賞馬のデルタブルース、牝馬ながら、天皇賞秋を2年連続善戦したダンスインザムード、同じく牝馬ながら宝塚記念を勝ったスイープトウショウなど、とにかくものすごく強い世代でした。それは今になっても健在だったようで、今年の天皇賞を勝ったのはそんなGI馬がずらりと並ぶ現8歳世代において、重賞7勝ながらGIを1度も勝ったことの無かったカンパニー。特に天皇賞は4度目の挑戦で戴冠と、すごーく晩成な馬だったんだなあと今更ながら思う次第。



2着はなんとスクリーンヒーロー。カンパニーはわかるのですが、スクリーンヒーローは天皇賞じゃ短いんじゃないかと思った私がアホでした。よく考えると2頭とも東京専用のウオッカに東京で勝った馬。後でそう思っても正に「後の祭り」です。

タイムも驚きのレコードだった去年と同タイム。1000mの通過は去年よりずっと遅かったですから、カンパニーは去年以上のパフォーマンスで差してきたということです。キレではウオッカのほうが上だと思ってましたが、折り合いを気にして下げすぎてしまったか、ウオッカは残念ながら3着。とはいえ、カンパニーと同じ上がりタイムだったわけで、パドックや馬場入場の時は「ちょっと元気ないかなー」と思ったけど、やっぱり彼女は強いですね。4着、5着がオーケンブルースリ、シンゲンでしたが、3着のウオッカとは3馬身も離されてたので、この1〜3着と4,5着の間には大きな壁があるように思いました。



シンゲンはさすがにこれだけ速く(特に上がりが)なっちゃうと厳しかったかなぁ。随分前に東京で見て単勝を買って以来、ずーっと買い続けてるんですが、もうちょっと成長しないとダメかも(もう6歳だけど。でもカンパニーという例もあるし)。まずはGIIできっちり勝てるようになって、それからかかな。

何はともあれ、カンパニーおめでとう。



JCはちょっと難しくなったかなあ。オーケンブルースリは今日改めて2400mのほうが絶対良いと思いましたが、今日の着差をみるとあと2F増えたからといって、ウオッカを差せるかどうか。スクリーンヒーローは今日の激走の疲れが残ったりしないと良いですが、去年のアルゼンチン共和国杯→JCというローテに比べたら、大分楽ですよね。

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