このところ牝馬のレースは中々良いレースが続いてたと思うのですが、やっぱり2200mというのは微妙な距離なんでしょうね。逃げたクイーンスプマンテとテイエムプリキュアは、最初どっちが先に行くかという感じでやりあってましたけど、1コーナー過ぎてからはクイーンスプマンテが先頭、テイエムプリキュアが2番手で落ち着いて、1000m60秒ちょっと、という正直スローと言っても良いペースで進んでました。
昨日、圧倒的人気の馬が後から行く馬だからテイエムプリキュアが残ってるかも、と書いたのは正しかったのです。ただ、それは後から来る馬が差したけれども、意外とプリキュアが粘ってて、2頭目、3頭目はギリギリ差せないみたいな、そういうシーンを想定してのもので、4コーナー時点で前を行く2頭の後に10馬身の差が開いているなんてレースになるとは思ってませんでした。
プリキュアはもちろん買ってたので、よし、そのままプリキュア残れ、と言いつつ、「ブエナビスタ差せ」と思いましたが、最後の直線で思ってた以上にクイーンスプマンテが強かった。プリキュアよりもさらに2馬身前にクイーンスプマンテ。後方馬群の団子から、ブエナビスタ1頭だけがものすごい脚で差してきましたが、いくら速くても、所詮馬なんですよ。前もスローで直線向いてて、最後まで止まってないのですから、距離を考えたら届くわけがなく。テイエムプリキュアをクビ差追い詰めたところがゴールでした。
きっと強いと言われる3歳牝馬と、歴戦の古馬牝馬との熱戦を期待していたであろう観客もがっかりですよね。何やってんだかと。「これも勝負です」とグリーンチャンネルの司会者が言ってましたが、たまにこういう訳の分からないレースがあるのも、競馬ならではという気もします。とはいえ、イングランディーレが勝った天皇賞(春)以上のがっかりを感じている日曜日です(T_T)。まあそんな異例のペース、レースの中で、ブエナビスタは負けて強しのレースをしましたけどね。
来週はマイルCS。さすがに1600mでこのレースは無いですが、手に汗握るようなレースを期待してます。
2009年11月15日日曜日

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