2009年6月8日月曜日

[2009年安田記念]思った以上に抜けてた2頭

ウオッカとディープスカイは強いだろう、と言ったとおり、本当に強かった。ちょっとでも疑った私が悪かったです。

ウオッカに勝つとしたら、どんな状況かとみんなが考えたんでしょう。ディープスカイとウオッカが強いと分かっている他の騎手が、みんなして壁を作るという作戦に出たようで。私が見ていた地点あたりでは、ウオッカは完全に前が壁になり、ディープスカイがようやく壁の隙間から抜け出ていくところでした。

ああ、ウオッカだめかなーと思ったところを無理矢理こじ開けて出てきたウオッカ。先に抜けたディープスカイはもう1馬身以上先を行ってましたが、追いついて追い越して、さらに3/4馬身の差をつけて余裕の勝利。ある意味最後の100mだけの安田記念でした。

外から応援してたアブソリュート、そしてカンパニーがものすごい脚で追い込んできましたが、全然追いつかず。最初から勝負を諦めてたように見えたファリダットが内から抜けて3着を確保。ただ、前の2頭との間には超えられない壁があるように感じました。



ウオッカはしばらく見ない内になんか大人な感じになったなーという気が。ダイワスカーレットは「かわいい」雰囲気でしたが、ウオッカはきつい美人さんですよね。あとジャパンカップを勝てば、東京の古馬の芝GIは総制覇。是非成し遂げて欲しいものです。

ただディープスカイも思った以上に成長してるように思いました。父がアグネスタキオンだけに、いつまで走れるか微妙なところですが、長距離輸送を経ながら、調教後馬体重よりもさらに重い体重で出てくるあたり、肝が据わってるというか、動じないタイプというか、面白い馬です。ウオッカは東京以外で2000mを超えるとかなりパフォーマンスが落ちるので、宝塚記念ならこっちかなー(ウオッカは出るのかわかりませんが)。

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