昨日の『日経流通新聞MJ』に2005年ヒット商品番付の番付表が掲載されてました。横綱、大関、関脇。。と来て驚いたのが、この位置にディープインパクト。そりゃもちろん競馬をやる人なら誰でも知ってる馬だと思いますよ。去年の菊花賞馬を知らなくても、この馬は知ってるでしょう。
が、競馬ってものすごく狭い範囲の趣味ですよね。やる人は知ってても、やらない人は全く興味ない話。実際私も競馬をやり始める前の馬なんてオグリキャップくらいしか(しかもそのオグリが芦毛だってことさえ)知らなかったですから。あそこまで人気かっていうと、ちょっと微妙な気も。実際、私の周りで「ディープインパクトって知ってる?」って聞いても、「映画の?」って返ってくるでしょう。下手したら、NASAのディープインパクト計画のほうが有名かもしれません。
もちろん、珍しく一般紙にも書かれた馬ですし、東大で研究されてるし、名前くらいは知ってる可能性もあります。が、例えば彼より下位にランクされた小結の「震災時帰宅支援マップ」とか、前頭になっている「千葉ロッテ」とか、Web of the year大賞のmixiも大分下だし、白石さんは入ってもいない。それらは競馬より下なの?それでいいの?同じスポーツなら、馬より宮里藍のほうが露出度も高かった気もするし(ちなみに彼女は商品じゃないからか、ランキングされてません。殊勲賞として女子ゴルフがあるのみ)。商品的価値とはいえ、馬券購入は競馬ブームと言われた頃どころか、最近の実績と比べてもそれほど大きく増えてはいなかったはず。
同じ場所の関脇に愛知(万博&中部国際空港)がランキングしてるところからも、どことなく他の方向へのおもねりを感じてしまう、イヤらしい私でございます。
2005年12月8日木曜日

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