2004年10月31日日曜日

天皇賞(秋)はフランス決着でした


ダンス(内)を差しきって完勝のゼンノロブロイ


天皇賞(秋)は、藤沢厩舎の三連覇でした。しかもペリエ騎手は去年のシンボリクリスエスに続く2連覇。常に良いところまで行くのに、最後の最後で勝ちきれないゼンノロブロイ。今回も同じだろう、しかも人気してるから馬券的においしくない、と思ってこれが来たら仕方ないと思って切った一頭でしたが、今回は完勝。馬場が災いしたのか、ツルマルは伸びてきても4着まで、テレグノシスにいたってはどこにいたのかわかりませんでした。今日はさすがに開門時点では不良馬場でしたからね。これで安田記念のときみたいに内はボコボコ、外はまだまし、とかだったらまた違ったのでしょうけれども、秋の天皇賞の時期は綺麗な緑の芝ですから。今回はもうその時点で完敗です。1着はまああってもおかしくない、1番人気の馬でしたし、ようやく勝てたな、といった感じ。



が!2着がダンスインザムード(上の写真の左)だったんですよ~。当然3歳牝馬、斤量は54キロになるとはいえ、秋華賞でも馬券の圏内にさえ入らない馬が、中1週で天皇賞を好走するなどとは誰も思わず、私の持っていた日刊競馬でも付けられていたのは△1個だけ。今まで抜けた1番人気を譲ったことのない馬ですが、今日は17頭中13番人気。複勝で10倍以上もつくオッズだったのに、坂の上ぐらいで仕掛けられて、まるで別の馬のように先頭に立ち、そのまま伸び続けました。最後こそ追い込んできたロブロイにあっさり抜かれましたが、「ダンスインザムードが先頭!ダンスインザムード先頭です!」という実況中継に、場内一瞬凍り付きましたよ。ここでこれだけ走れるなら、なんで秋華賞勝てないの。ある意味「叩き2走目」だったわけですが、クラシック(4着)を叩いて天皇賞2着。すごい牝馬です。それに馬券的にも難しい牝馬ですね。ちょっと時計のかかる馬場で、どちらかというと先行有利、展開もはまり、そして何よりジョッキーの腕の差ってことなのかなあ。っていうか、今回のメンツは3歳牝馬よりも下ってことですか。

3着にはアドマイヤグルーヴ(写真右)が飛び込んできて、三連複3万、三連単20万馬券でした。そりゃあGIだと好走しても勝てない馬→3歳牝馬→4歳牝馬なんて想像もできないですよ。まあ騎手がペリエ→ルメール→武豊ですから、そっちで買おうと思えば無理じゃないかもしれませんけど。そうそう、今回は3着まで全部サンデーサイレンス産駒でしたね。やっぱり競馬って難しい。

というわけで、「こんなの買えるわけない」と思うと同時に、あまりに思ってたのと違う展開、かすりもしない馬券に、逆にすかっとしました。


2連覇だぜーの意味か、それともやったぜ!だったのか、ピースサインのペリエ騎手

2004年10月30日土曜日

とうとう買っちゃいました

電車の中の中吊りを見上げていると、あちこちに「クリスマスおねだりリスト」みたいなのが出てきました。コンビニにもクリスマスケーキの予約ポスターが。もうそんな時期なのですね。私にもクリスマスプレゼントを買っておくれ、と相方に言うと、

あんた、もうクリスマスプレゼントどころか誕生日プレゼントも自分で買っただろ。

とのツッコミ。あ!そうでした!今年のボーナスをあてにして、ついに手を出してしまったのです。サンニッパに。未開封の中古が同じ店の新品より2万も安く(定価より20万以上も安く)出てたんだもん。とてもレンズだけが入っているとは思えない重さと大きさのダンボールを抱えて、えっちらおっちら帰ってきたら、肩こり腰痛頭痛が一遍に出ました。開門ダッシュできないじゃん。


300mmテスト


300mm(10Dにつけると、480mm相当)の焦点距離もさることながら、F2.8と今までより一段明るいレンズに、IS(手ぶれ補正機能)付き。で、さっそく競馬場でテストです。いままでよりもかなり焦点距離が長い上に単焦点なので、場所のチェックもしなくちゃと思いつつ。やっぱり慣れない距離とレンズの重さにちょっと苦労。3レースで勝ち馬がにピンが来た~(上の写真)とおもいきや、勝ち馬は外の馬で、真ん中は2着、内の2番は最後真ん中の1番に差されて3着でした。勝てると思ったのか、2番の鞍上、柴田騎手のがっくり加減が撮れて、ちょっと満足。

あとはこの重さと長さ(幅もか)を克服することですかね。撮れる場所も広がりそうなので、すこしあちこちに移動してみないと。上の写真もゴールからかなり離れた1コーナー寄りで撮ったんですけど、それでもこの距離でしたから。しかし1段明るいだけで、雨でもISO400で余裕で撮れるのは嬉しいです。ISの威力もばっちり。

2004年10月28日木曜日

天皇賞(GI) 枠順確定

[1] 1  ヴィータローザ   牡4  58.0  小牧  太
[1] 2  テレグノシス    牡5  58.0  勝浦 正樹
[2] 3  シェルゲーム    牡3  56.0  岡部 幸雄
[2] 4  ダンスインザムード 牝3  54.0  ルメール 
[3] 5  ツルマルボーイ   牡6  58.0  蛯名 正義
[3] 6  トーセンダンディ  牡6  58.0  江田 照男
[4] 7  マイソールサウンド 牡5  58.0  本田  優
[4] 8  アドマイヤグルーヴ 牝4  56.0  武   豊
[5] 9  サクラプレジデント 牡4  58.0  松永 幹夫
[5] 10  ローエングリン   牡5  58.0  横山 典弘
[6] 11  ナリタセンチュリー 牡5  58.0  田島 裕和
[6] 12  シルクフェイマス  牡5  58.0  四位 洋文
[7] 13  ゼンノロブロイ   牡4  58.0  ペリエ  
[7] 14  ヒシミラクル    牡5  58.0  角田 晃一
[8] 15  バランスオブゲーム 牡5  58.0  田中 勝春
[8] 16  リンカーン     牡4  58.0  安藤 勝己
[8] 17  ダイワメジャー   牡3  56.0  柴田 善臣


残念ながら、陛下のご来場はキャンセルになったそうです。さすがに台風・地震と立て続けで国民が苦しんでるのに、ギャンブルに行くわけにはいかないですか。

やっぱり本命はテレグノシス。追いきりも順調そうでしたし、私は逆に2000mに伸びるのが良い方向に向くのではと思ってます。そしてもう1頭のトニービン産駒ナリタセンチュリー。こちらも良さそうですね。

GI馬が5頭。しかしそのうち2頭が3歳GI、あと1頭がエリザベス女王杯で、それ以降勝ってない。実質GIレベルといえるのは常時GI連対のツルマルと、GI3勝のヒシミラクルだけ。ツルマルボーイは期待できそうだけど、ヒシミラクルは骨折休養明けで鉄砲走らないときてるから、単穴までかなあ。

なんとなく「実力があってチャンスあり」の馬がみんな追い込みなんですよね。とすると逃げる馬にも注意かなあ。ローエングリン、トーセンダンディ、ダイワメジャー・・でもダイワメジャーは大外枠になっちゃった。確かに去年シンボリクリスエスは大外枠で圧勝しましたが、それはシンボリクリスエスだったから。これで勝っちゃったら本当にすごいと思いますけど。

2004年10月24日日曜日

[今週の競馬]キターキターキター!菊花賞

菊花賞は公営の岩田ジョッキー鞍上のデルタブルースが勝ちました。同じ地方ジョッキーで、地方馬コスモバルクは最後ハナ差差されて4着。私の本命オペラシチーがその差した馬でした。1日迷ったあげく、私の本命はオペラシチー、対抗は前哨戦も追い切りも良かったホウキパウェーブ。サンデー産駒の馬は思い切って全部切りました。この作戦が見事に当たって、ホウキパからの馬連と、オペラ=ホウキパの3連複が取れて、もうこれが当たらなかったら残金3桁になっちゃうとこだったPATが一気に増幅。今年の夏から初秋にかけての負けをぜーんぶそっくり取り戻しました。

今年は本当に岩田騎手が穴あけることが多くて、絶対はずせないですね。まあ勝ち馬も1000万の条件をようやく買った馬とは言え、父親が菊花賞勝ってるダンスインザダーク、しかも去年の勝ち馬ザッツザプレンティもダンスインザダーク産駒ですから、血統的にもあり得ない馬じゃなかったし、4コーナーで競りかけてくっていう乗り方も巧かったですよね。よく言われる「菊花賞は強い馬が勝つ」というのは本当だと思ってるので、今後に期待できそう。本命だったオペラシチーもまだこれが5戦目だし、血統的にも晩生型なので、結果的に春の熱発で無理しなかったのが良い方向に出てくるかも。やっぱり競馬は運もありますし。ホウキパウェーブは名前どうにかならないんですかね。

でも今日は最後までもつれる面白いレースでした。前にいた馬で最後まで残ったのがコスモバルクだけでしたから、やっぱりこの馬もまだ底見せてないと思うし、今後もジャパンカップから有馬記念ということなので、まだまだ中央競馬を楽しませてくれそうです。

さて来週は天皇賞。ダンスインザムードが鞍上ルメール騎手で出るとか、アドマイヤグルーヴも出走とか、キングカメハメハが引退とか、そして天皇陛下のご来場とか、いろいろと話題の多い天皇賞ですが、私の中ではテレグノシスに頑張って欲しい。同じトニービン産駒のナリタセンチュリーも面白そうだし、ようやくGIを勝ったツルマルボーイ、それに骨折休養明けのヒシミラクル。春の天皇賞で好走してるシクルフェイマスも捨てがたい。ああそうそう、ネタ馬に終わって欲しくない皐月賞馬ダイワメジャーにも期待です。

2004年10月23日土曜日

サイン馬券と背番号

スプリンターズSの直前にイチローがメジャー最多安打を記録し、話題になりました。スプリンターズSの勝ち馬は5番。そして2着は1番。枠順発表後にネタで「これはサインだ、1-5買っとけ」と言ってた人もいましたが、本当にくるとは思ってませんでした。さて、今回はメジャーで活躍しているのはゴジラだと思ったのです。ところがまさかの逆転敗退。逆に田口の所属するカージナルスが優勝したというニュースが入ってきました。松井と言えば55。そりゃもう枠連5-5に賭けよう(しかもハーツクライ-トゥルーリーズンならありそうだ)と思ってたのに、じゃあ田口の背番号は何よ、と思ったら、99番。枠は8までしか無いし、馬連も買えない。使えない。まあいいや、とりあえずおとなしく枠連5-5買っておくか。あと単勝9番かな。

でも私の本命はオペラシチー@佐藤哲三。

そうそう、今度の天皇賞は天皇皇后両陛下が来るらしいですね。いつものように開門ダッシュできるのかしら。

2004年10月22日金曜日

菊花賞 (GI) 枠順確定

[1] 1  オペラシチー    牡3  57.0  佐藤 哲三
[1] 2  カンパニー     牡3  57.0  柴原 央明
[2] 3  グレイトジャーニー 牡3  57.0  小牧  太
[2] 4  スズカマンボ    牡3  57.0  安藤 勝己
[3] 5  ホオキパウェーブ  牡3  57.0  横山 典弘
[3] 6  シルクディレクター 牡3  57.0  熊沢 重文
[4] 7  エーピースピリット 牡3  57.0  吉田  豊
[4] 8  ケイアイガード   牡3  57.0  松永 幹夫
[5] 9  トゥルーリーズン  牡3  57.0  四位 洋文
[5] 10  ハーツクライ    牡3  57.0  武   豊
[6] 11  ストラタジェム   牡3  57.0  福永 祐一
[6] 12  ブルートルネード  牡3  57.0  池添 謙一
[7] 13  コスモステージ   牡3  57.0  小池 隆生
[7] 14  ハイアーゲーム   牡3  57.0  蛯名 正義
[7] 15  コスモバルク    牡3  57.0  五十嵐 冬樹
[8] 16  ブラックコンドル  牡3  57.0  赤木 高太郎
[8] 17  モエレエルコンドル 牡3  57.0  田中  剛
[8] 18  デルタブルース   牡3  57.0  岩田 康誠

私の中で今年の秋のテーマは「サンデー一家の崩壊」なのです。なので、サンデー一家は切って、夏場に上昇してきたオペラシチーやモエレエルコンドル、トゥルーリーズン辺りに期待しようかなーと思ってるのですが、そこで迷うのが前走のセントライト記念を日本レコード勝ちしているコスモバルク。恐らく抜けた一番人気でしょうし、この馬の取捨が馬券の勝敗を決めるような気がします。ただ、ネタ馬になりそうだった皐月賞馬もダービー馬もいない今年は、皐月賞を外人騎手で勝ってしまったノーリーズンが、なんとなく1番人気に押し上げられ、発馬直後に落馬競争中止になった2年前の菊花賞を思い出します。あのときはヒシミラクルが勝って、全種類の馬券で桁の違う配当がついたのでした。当日雨は降らなさそうですが、今週は台風が直撃して1ヶ月分いや、3ヶ月分くらいがいっぺんに降るような異常気象。しかもダービー好走馬はそれぞれ弱点を持っているし、秋華賞でも惨敗しているサンデーサイレンス産駒。さてさてどうなることやら。

↓モエレエルコンドルのお尻に、今回も「もえ」の文字が浮かび上がるか?!

モエレエルコンドルのお尻には、もえの文字が

(セントライト記念時のモエレエルコンドル)

2004年10月21日木曜日

ダービーって死のレース?

キングカメハメハ号の故障について

ああ、サンデー産駒じゃないから大丈夫かと思ってたけど、やっぱりNHKマイル圧勝、故障が続出したダービーをレコード勝ち、っていう時点でもう無理が来てたんでしょうね。天皇賞出てたら間違いなく一番人気だったでしょうし、斤量差で変則3冠も夢じゃないと思えただけに、非常に残念。

でも、ここ数年、ダービー馬って天皇賞(秋)も有馬記念も勝ってないんですよね。それどころか、3歳秋以降、まともにレースをできた馬もいない。秋以降も無事に活躍したのはここ10年で見てもスペシャルウィークとナリタブライアンだけ。私の中でこの2つのレースを制してない馬は名馬といえないので(実際名馬といわれる馬は、大抵どっちかで歴史に残るレースをしている)、所詮その程度だったってことなのでしょうか。それともダービーを目標にしてしまうと、どんな馬でもつぶされてしまうのでしょうか。なんだか哀しいです。

どっちかっていうと3歳のときに「すごい!」って言われる馬よりも、「天皇賞連覇」とか「ジャパンカップ連覇」とかのほうが私は好きだな~。競馬の今後のためにも、そういう馬を育てて欲しいものです。

2004年10月17日日曜日

[今日の競馬]秋華賞

いつも惜しいと言われたスイープトウショウが、ようやくGI勝ちました。よく考えるとこの馬GI勝ってなかったんですよね。安定性という意味ではスイープトウショウとは言ってたのですが、京都内回りの上に追い込み馬でしたし、POGで指名してた義理もあって私はグローリアスデイズを軸に3連複BOXにしていたんですよね。3着に赤い帽子が飛び込んできたのを見て、あ!来たか?!とぬか喜びしましたが、赤い帽子違いの5番ウイングレット(鞍上は田中勝春騎手)でした。シュクルも買ってたけど、勝春を買う気は無かったですからね~。完敗です。グローリアスデイズの鞍上柴原騎手は決して下手ではないし、若手の中では筆頭だと思うのですが、まだまだ大舞台で思い切りが足りなかったかも。結局勝った馬も2着も外から来た馬でしたし。馬も入れ込んでましたしね。

しかしサンデーサイレンス産駒が11頭、孫まで入れると18頭中14頭が一家なのに、1着は エンドスウィープ産駒、2着はトウカイテイオー産駒だったところに、競馬界の変化を感じますね。今年はダービー馬もサンデー産駒じゃなかったですし。あと2,3年すればシンボリクリスエス産駒も出てくるでしょう。群雄割拠になると面白いし、盛り上がりますよね。今まであまりにサンデーが強すぎましたから。

2004年10月15日金曜日

秋華賞 (GI) 枠順確定

枠 馬番    馬名     性齢 重量   騎手
[1] 1  サイレントアスク  牝3  55.0  赤木高太郎
[1] 2  ダンスインザムード 牝3  55.0  武豊
[2] 3  ドルチェリモーネ  牝3  55.0  高田潤
[2] 4  フレンチアイディア 牝3  55.0  秋山真一郎
[3] 5  ウイングレット   牝3  55.0  田中勝春
[3] 6  グローリアスデイズ 牝3  55.0  柴原央明
[4] 7  フェミニンガール  牝3  55.0  岩田康誠
[4] 8  ヒカルドウキセイ  牝3  55.0  佐藤哲三
[5] 9  メイショウオスカル 牝3  55.0  後藤浩輝
[5] 10  フィーユドゥレーヴ 牝3  55.0  熊沢重文
[6] 11  スイープトウショウ 牝3  55.0  池添謙一
[6] 12  ヤマニンアラバスタ 牝3  55.0  柴田善臣
[7] 13  バレエブラン    牝3  55.0  芹沢純一
[7] 14  インゴット     牝3  55.0  福永祐一
[7] 15  レクレドール    牝3  55.0  小牧太
[8] 16  ヤマニンシュクル  牝3  55.0  四位洋文
[8] 17  アズマサンダース  牝3  55.0  蛯名正義
[8] 18  マルカフローリアン 牝3  55.0  川原正一

やっぱりダンスインザムードでしょう。例えオークス4着でも、前には3頭しかいなかったわけですし。しかもオークス馬は回避。前回は太すぎたのもあったと思うのですが、今回はみっちり調教してるみたいですし(今度はやりすぎだったり?)。不安と言えば、ぶっつけ本番と海外遠征帰りだってことくらいですか。

安定性という意味ではスイープトウショウ。鞍上も追い込み不利でも届かせる力はありますし。夏場で大分成長したらしいグローリアスデイズは個人的に応援したい1頭。逃げ残りを警戒するならフェミニンガールかなあ。騎手も穴あけの岩田騎手だし。

もちろんダンスが3着以下というのはあまり考えられないのですが、馬券的には全く美味しくないので、ダンス以外で3着までに期待できる(期待したい)1頭を軸にして、ダンスを含めた5頭程度の3連復BOXにしようかと思ってるのでした。ダンスが2倍以上になるなら、単勝で多めに買ってもいいんだけど、それ以下じゃ意味ないし。

2004年10月10日日曜日

[今週の競馬]毎日王冠&期待馬デビュー


(クリックするとちょっと大きくなります。ノイズが多くてごめんなさい、あの暗さでF4のレンズはつらいです。)

去年もあまり天気がよくなかったのですが、今年も「明日は台風一過の秋晴れで暑くなるでしょう」なんて天気予報が朝起きたら「低気圧が発生してしまいました。晴れ間もでるかもしれませんが、曇りでしょう」になっていて、実際は「どんより曇り空、時折霧雨」という嫌な天気でした。寒かったし。

毎日王冠の枠順確定のときに「テレグノシス」を推薦した私。期待どおり、最後方から見事追い込んで、勝ちました!直線向いたときは最後方、外に出して他の馬をまとめて追い抜き、最後は逃げるローエンもゴール前できっちり捕まえての勝利。強くなりましたねー。追い込み一辺倒、重馬場はちょっと苦手、しかも東京競馬場でしか走らない、ちょっと変わった馬ですが、最近は軸にしてても安心感があります。今ならあと1ハロンくらい伸びても大丈夫そうだし、馬場適正から言って天皇賞目指して欲しいです。そんな私は見事に2着のローエングリンを切っていて泣きました。でも「自滅型とも言える逃げ馬」と「最後方1頭待機の追い込み馬」が1,2着なんて考えなかったんですよね。だからローエンが勝つと思った人間は前残りを考えただろうし、テレグノシスが勝つと思った人間はローエンが乱ペースを作って差し追い込みが届く、っていうのを考えたと思うんです。実際私の隣にいたお兄ちゃんも一緒にいた彼女に「うぁー2着に邪魔なの入った~」って言ってましたし。台風が直撃した翌日の開幕日。洋芝が綺麗に生えそろって、晴れだったらさぞかし綺麗だろうと思える緑だったのですが、とっても展開の読みにくい馬場でした。前ばかりが残るわけでもなく、かといって前が残らないわけでもなく、差しや追い込みが見事に伸びてくることもあったりで。要は強くて速い馬が勝ったということで、1レースを除き、非常に堅い決着でした。

そして今日私のメインイベントがもうひとつ。今年のNetPOGの最有力候補エアサバスがようやっとデビューです。札幌デビューとか言われていながら、結局「東京に回します」とデビューが伸びていた超期待馬。父サンデーサイレンス、母アイドリームドアドリーム、全兄が2冠馬のエアシャカール、しかも調教師は藤沢先生というこれ以上ない組み合わせの馬(あえて今日の鞍上には触れないでおこう)で、競馬ファン(特に関東の?)の期待は相当なもの。元々毎日王冠は人気のあるレースなので、普通のGIIより混んでるのですが、4レース新馬戦のパドックのほうが毎日王冠のパドックよりも混んでました。

パドックではすんごい入れ込んでたんですよ。厩務員さんが抑えるのに苦労してるほど。

入れ込みエアサバス

でもやっぱり馬体はすごくて、とくにそのお尻。歩くたびに筋肉?が盛り上がるんです。

エアサバスのおしりはすごい


止まれの号令がかかっても、じっとしてられない。パドックの真ん中でダンスを始めるエアサバス。(写真をクリックすると大きくなります)

遊んでる気分のエアサバス

で、当然のように持ったままの楽勝。メジロの馬にかなり詰め寄られましたが、相手はこれ以上無いってくらい追われてましたからね。対するサバスはムチ一発も入りませんでした。

余裕勝ちのエアサバス

で、調教師まで出てきて、みんなで口取り撮影してるときも、やっぱりじっとしてない。全然遊び足りない。藤沢先生もちょっと困り顔でした。

まだやりたりないエアサバス

今後の活躍に期待したいですが、この気性(サンデー産駒らしいとも言える)どうにかならないですかね。

2004年10月9日土曜日

2004年10月8日金曜日

毎日王冠(GII)枠順発表

枠 馬番    馬名     性齢 重量    騎手
[1] 1  マイソールサウンド 牡5  58.0  本田  優
[2] 2  プリサイスマシーン 牡5  57.0  柴田 善臣
[3] 3  マイネルアムンゼン 牡5  57.0  大西 直宏
[4] 4  テレグノシス    牡5  58.0  勝浦 正樹
[5] 5  カナハラドラゴン  牡6  57.0  蛯名 正義
[6] 6  ブルーイレヴン   牡4  57.0  四位 洋文
[6] 7  メジロマントル   牡7  57.0  吉田  豊
[7] 8  サイレントグリーン 牡4  57.0  田中 勝春
[7] 9  シェルゲーム    牡3  55.0  北村 宏司
[8] 10  ローエングリン   牡5  57.0  横山 典弘
[8] 11  ヴィータローザ   牡4  57.0  幸  英明

普通なら開幕週ってことで速い時計での決着、前残りの雰囲気があるのですが、東京って開幕週から追い込み決まったりしますしね。台風来てますし。テレグノシスからかなあ。実は結構この馬好きなのに、安田記念のときに雨で切って泣いたんですよね。あとはアムンゼン。台風一過で気候が夏に戻れば(笑)。本田のマイソールサウンドは妙なときに来たりするからこれも怖いし、馬場がどうなるかで、力だけありそうな地方馬がどうかっていうのも気になるし。ブルーイレブンもようやく本格化で面白そうですし。3歳馬はどうだろう。シェルゲームってもしかして坂苦手?って思うときあるし、小さいから力要りそうなレースはどうなんだろう。

2004年10月4日月曜日

凱旋門賞は・・・やっぱりダメか

強行軍で世界最高峰のレースに出場したタップダンスシチー。NHKどころか、どこのニュースでもやってませんでしたが、私は昨日グリーンチャンネルで見てました。最後のコーナーを曲がるあたりまでは「お、行けるか?」と夢見ましたけど、直線はまるでオールカマーのダイワメジャーを見ているようでした。それか、去年の有馬記念のタップダンスシチー。やっぱりあの馬は「これ以上不安要素がない」ってくらいきっちり計画的にやらないとダメなのでしょうね。それにかなり違う形態のコースやパドックに戸惑ってたのかも。でも、すごいレースだってことはよーくわかりましたよ。騎手も名前を聞いたことある人ばかりでしたし。勝った騎手は泣いて(というより号泣に近い?)ましたし。逆に他の人はタップはジャパンカップ勝ち馬だってことで知ってても、「テツゾー・サトーって誰?ユタカじゃないの?」って思ってたのでは。

まだまだ日本と世界の競馬の間には超えられないたかーい壁があるようです。私が生きている間に日本から凱旋門賞馬が出るかしらん。まああれは強い弱いよりも、日本と違う馬場や空輸を含む超長距離輸送に耐えられるかってこともあるでしょうけど。しかも、そのレベルの馬だと種牡馬としての価値も高いので、馬主に挑戦しようとする意志があるかにもよりますし。

火曜日に連れて帰るってことですが、無事に帰ってきてくれるといいです。有馬記念、本当に出るのかな。

2004年10月3日日曜日

逃げ切り!カルストンライトオ

今日も参戦予定でしたが、持つかと思った雨が朝からかなりの降りだったので結局やめちゃいました。寒かったし。

で、レースですが。あーやっぱりというか本当にカルストンライトオが逃げ切っちゃいました。あまりに馬場が渋ったので、どちらかというと好位差しかと思ってデュランダル=シーイズトウショウから3連複にしちゃいました。さすがに牝馬にこの馬場はつらかったでしょうか。

しかし見事な逃げ切り。さすがにスプリント戦であれだけの逃げ切りだと、フロックじゃなくて「強いなあ」と思えますね。正に「電撃の6ハロン」でした。彼は坂が苦手とか言われてましたけど、全然そんなことないどころか、影も踏ませぬ圧勝。「競馬をしない、タイムトライアルだと思って逃げるだけ」と言ってた陣営の通りのタイムトライアルレースでした。

昨日の馬場状態だったら・・・と思わないでもないですが、天候を味方につけるのも強い馬の条件ですからね。歳食ってから強くなってきた馬は、天候気にしないタイプが多いですね。ツルマルボーイも、テレグノシスも、馬場が悪いのが苦手と散々言われてましたが、ツルマルボーイが結局初めて勝ったGIはドロドロの馬場でしたし。タップダンスシチーもジャパンカップの田んぼ馬場で9馬身差の逃げ切りでした。

gooのお告げ通りにウィンラディウスも買ってましたが、意外といけましたね。一瞬行けるか、と思ったところでデュランダルが外から来て、あらーって感じでしたが、最後まで粘って4着でした。

香港のプレブル騎手が「不良馬場と言われてたけど、香港の良馬場より良かったよ」なんて、井崎先生と全く同じコメントをして、きちんとオチもつきました。

来週の毎日王冠をおいて、再びGIの日々。それなのにとうとうI-PATの残金が心許なくなってきました。競馬場で勝った分を入れてない私が悪いんですけど。そろそろ入金しないと?どうせ競馬場行くからいいか。。。。

2004年10月1日金曜日

スプリンターズステークス (GI)枠順確定

枠 馬番    馬名     性齢 重量    騎手  
[1] 1  デュランダル    牡5  57.0  池添 謙一
[1] 2  シルヴァーゼット  牡3  55.0  吉田  豊
[2] 3  サニングデール   牡5  57.0  福永 祐一
[2] 4  ナムラビッグタイム 牡3  55.0  江田 照男
[3] 5  カルストンライトオ 牡6  57.0  大西 直宏
[3] 6アシュダウンエクスプレスせ5  57.0  後藤 浩輝
[4] 7  カフェボストニアン 牡5  57.0  岡部 幸雄
[4] 8  タマモホットプレイ 牡3  55.0  和田 竜二
[5] 9  ゴールデンキャスト 牡4  57.0  武   豊
[5] 10  ワンダーシアトル  牡5  57.0  北村 宏司
[6] 11  フェアジャグ    せ5  57.0  横山 典弘
[6] 12 ケープオブグッドホープ せ6  57.0  プレブル 
[7] 13  シーイズトウショウ 牝4  55.0  中舘 英二
[7] 14  キーンランドスワン 牡5  57.0  四位 洋文
[8] 15  シルキーラグーン  牝4  55.0  柴田 善臣
[8] 16  ウインラディウス  牡6  57.0  田中 勝春

ラディウス大外で、デュランダル最内ですか。ちょっとこれは面白いですね。外国勢も3頭(うち英国馬は両方とも日本の騎手)で、スプリント戦としてこれ以上無い面白い組合せなのでは(私が何頭か重要な馬を忘れてるかもしれないけど)。人気はサニングデールと、デュランダルと、シーイズトウショウあたりでしょうか。でも前が止まらない超高速馬場の中山で、デュランダルの足が届くかどうか。シーイズは中舘を乗せるってことは、前々に行かせる気なのかな。だとすると面白そう。平坦1000mなら日本レコードの足を持つカルストンライトオも、坂さえ乗り越えられれば。そして私はgooに敬意を表して、やはりラディウスの好位差しきりを考えてるんですが・・・それに、「勝春君、1000勝したことだし、そろそろGI勝とうよ」、と思ってたり。私の中では、どんぐりの背比べで荒れる予想。また、60%の雨予想も気になります。さてさて。

日曜はGIと共に凱旋門賞(と言っても日本時間では月曜日か)!タップガンバレ。