2006年10月8日日曜日

最強5歳世代

すばらしい秋晴れの日曜日。久々に東京競馬場にお出かけです。今日のメインレースは東西ともに秋のGI戦線を占う重要なGIIレース。東京は毎日王冠、京都は京都大賞典が行われました。

東京競馬場はどんどん変わってます。夏の間に工事が大分進み、正門が立派になってるわ、とうとう3つめのスタンドが姿を表してるわ、そして馬場の中央には世界最大、約28馬身分の幅という巨大ターフビジョンも登場。確かに・・・・でっかい。今年の日本ダービー映像を使って、JRAイメージCMを流してたのですが、その広い視界に感動。しかし、レースのときもその3つのスクリーンをすべて使って表示するのかと思いきや、左の1個だけ今までと同じ映像で、あとの2個でワイドに表示してました。でも今まで見えてなかった後方の攻防までハッキリ見えて面白い。特別レースの時間帯は京都のパドックと東京のパドックを同時に表示したり、オッズとパドック、払い戻しとパドックなどとにかくフル稼働していて、かなり便利です。

turfvision.jpg


↑わかりづらいですが、右手手前に見えているテレビのようなもの。

そして毎日王冠は・・・ダイワメジャーが勝ちました!直線でダンスに抜かされたとき、あーまた坂の途中で止まってしまうか、と思いきや、その後差し返しました。最後の直線は、ものすごい声援。ダンスから買っていたらしい隣のお兄さん(知らない人)と、ダイワメジャーから買っていた私も、「差せぇ!」「そのままぁ!」「アンカツー!」「キタムラー!」とデッドヒートを繰り広げていました(笑)。メジャーはパドックでも逆に心配してしまうほど落ち着いてたし、後ろの馬が並んできても、鞍上のゴーサインを待てるくらい成長してました(後での新聞報道によると、待ってたというより、鞍上のゴーサインにも反応せず、ダンスに並ばれて闘争心に火がついたらしい)。外枠だったのもよかったのかもしれません。今日は春より6キロ減って、520キロ台での出走でしたが、春はちょっと太かったのかも。一方2着のダンスインザムードは前々走の安田記念から+22キロ(前走は海外出走なので、比較出来ない)、明らかにここは叩きという感じでした。それでもあわや勝つかというレースだったので、メイチで仕上げて来るであろう天皇賞では怖いですね。いずれにせよ、ハイペースで先行していた馬が止まらないんじゃ、後ろから追い込む馬が届くわけがありません。3番手は団子状に入ってきましたが、1馬身以上差をつけられていましたから、前の2頭が強かったのでしょう。パドックではハットトリックがとてもよく見えたんですが、レースのほうは・・・やっぱり1800mは長いかな。でも復活も近い気がしました。






西のメインは、骨折で無念の戦線離脱をしていたスイープトウショウが快勝!相手関係から馬券に絡んでもおかしくはないと思ってましたが、勝っちゃうとは。とはいえ、あのディープインパクトを破ったハーツクライに、宝塚記念で勝っている牝馬ですからね。彼女もやや余裕残しの参戦でしたから、天皇賞が楽しみ。復活戦で2400mを使ったということは、ジャパンカップや有馬記念も想定しているのでしょうか?そして2着にはフラフラとヨレながらファストタテヤマが追い込んできました。\(^O^)/相変わらず京都は走るけど、いつ好走するかわからない困った馬です。

天皇賞は空き巣レースだと思ってたのですが、スイープの復活、ダイワメジャー左回り克服(天皇賞に出るかは不明、天皇賞出走濃厚!)、コスモバルク出走確定などで面白くなってきました。ハーツクライ、ディープインパクトへの挑戦権を得るため、同世代の牡馬・牝馬が挑戦という構図でしょうか。

challenge.jpg





それに今日1番人気だったアサクサデンエン、なんだかんだと追い込んできたテレグノシス、そして脚質を変えて往年の輝きを取り戻しつつあるローエングリン、京都で2着に追い込んだファストタテヤマ、さらに既に天皇賞への切符を手に入れているバランスオブゲームら7歳馬も負けてません。なんだかわくわくしてきました。

(10/9追記)
なんとディープインパクトが天皇賞(秋)出走も視野に入れて、東京競馬場で着地検疫を受けるそうです。えええー出なくて良いよ・・・。混むじゃん<競馬場。

0 件のコメント:

コメントを投稿