2007年12月30日日曜日

[今年を振り返って]競馬

個人的に、今年最も競馬界で印象的だったのは、馬インフルエンザじゃなくて、私が競走馬を撮ることにはまりはじめた頃からずーっと追いかけていたダイワメジャーが有馬記念を最後に引退したことでした。無事に社台SSに着いたそうで、しかも見学用の放牧もされるようです。今度北海道行ったら絶対に会いに行こう・・・。よく考えるとメンコをつけてないメジャーを見たのは、デビュー戦が最初で最後でしたから、「こんな顔だったっけ!」って思うかも。結構イケメンというか、かわいらしい顔してるんですよね。産駒の活躍も期待してます。

そして、サンデーサイレンス産駒が勝っていないGIだった安田記念を、SS産駒のダイワメジャーが初制覇。ある意味最もSSらしくない(ずぶくてキレがないけど、根性がすごい)産駒だったから安田を勝てたということもあると思いますが、彼はこのあとマイルCSも連覇し、マイルGI3連勝でした。

夏は千歳から浦河までひたすらお馬さんを見る旅。本当は乗馬もしたかったんですけど、台風に祟られてしまって断念。来年こそ。でも函館競馬場は制覇。次はどこに行こうかなあ。

今年のベストレースは何だったでしょうねえ。かなり記憶に残ってるのはチューリップ賞かな(笑)。後にダービー馬となるウオッカと、後にGI3勝、有馬記念2着、連対率100%を誇るダイワスカーレットの一騎打ち。あのときはその後のGIはすべてスカーレットが先着、そして2頭がこれだけ違う路線を進むとは思わなかったですけれども、後続に大差をつけて2頭の一騎打ちとなったこのレースは、私が馬単の裏(スカーレット→ウオッカ)に1000円を賭けてたのもあって、とても印象に残るレースでした。ウオッカという華々しいライバルがいたために、自分はマイペースで階段を上がるようにレースに慣れてこれたスカーレットと違い、当のウオッカはダービー後は(ダービー馬という称号のために)迷走しているように思えるのですが、来年もこの2頭には競馬界を盛り上げて欲しいものです。

来年の競馬は5日から。厄年明けて、最初からエンジン全開で行きたい私です。

2007年12月29日土曜日

ただいま大井競馬場



というわけで、大井競馬場で東京大賞典の観戦。今思うと、初めて行った東京大賞典は、Lウイング建設工事のために人の動きがものすごく制限されていて、一番混んでいた時だったんだと改めて思いました。普段に比べるとやっぱり混んでるのですが、有馬記念とは大分違って、パドック見たり、イベントを楽しんだり、東京競馬場以上に種類豊富な競馬場のB級グルメを楽しんだりすることができます。

相方はJRA&TCKのタイアップイベントで、オリジナルうまたせ君ぬいぐるみが当たり、私は微妙な複勝を1レース当てて(大井競馬場で当たったのは多分5年ぶりくらいだ(笑))、そしてさらに競馬場仲間の相方の先輩が20万超という超万馬券を的中させて、しゃぶしゃぶをたらふく奢って貰いました。

東京大賞典はヴァーミリアンを嫌った私は玉砕でしたが、本当にヴァーミリアン強くなりましたねえ。文字通り田んぼのような馬場だったのに、全く苦にしませんでした。今年もドバイWCに再挑戦という話もあるみたいですし、同じスカーレットインクを牝系に持つダイワスカーレットもドバイWCも視野に・・・なんて言ってるそうなので、今年こそ、最高賞金のレースを日本馬が沸かせてくれるかもしれません。

2007年12月24日月曜日

[2007年有馬記念]マツリダショック

最後の坂は、声援よりもドヨメキが目立った今年最終のGI競走でした。スカーレットの単、メジャーの単、そしてスカーレット=メジャー2頭軸の三連複を持っていた私はかなり興奮してたのですが、なんともう一頭がアウトオブ眼中のマツリダゴッホ。「総流ししてれば・・・」と思っても後の祭り。すり抜けていった700倍超というの高額配当金の夢だけが残りました(笑)。

スタート直後、やはりすばらしいスタートを決めて、先頭に立とうするダイワスカーレットを、明らかに嫌がらせと思われる騎乗で外からハナを奪ったチョウサン@横山典。でもスカーレットは見事に折り合いをつけ、大声援に掛かる馬が多い直線でもしっかりと自分のペースを保っていました。新聞でも書かれていましたが「初めての遠征で有馬記念、ファインモーションのように掛かって直線おつりが無いのでは?」と言われていた彼女、その懸念を完全にクリアです。その後ろをサンツェッペリン、マツリダゴッホ、そしてダイワメジャーが追走。まあ想定の範囲内。サムソンは中団で、これは想定よりもちょっと後ろでしたが・・・。



実は有馬記念の日に午前中だけとはいえかなり強い雨が降り、稍重のままの発走だったのは2002年以来。私が現地観戦し始めてからは初めてのことでした。それでなくても開催最終日、前日からしっかり降ったこともあって、馬場はものすごく悪かったのだと思います。確かに稍重の表示ではありましたが、力の要る馬場だったことは、上がりタイムがことごとく36秒台以上だったことからも明らか。なので、ペースは確かにタイム上は遅くはありましたが、走ってる方としては案外普通のペースだったのかも。

3コーナー辺りで各馬が徐々に仕掛け始め、4コーナーでラビット役のチョウサンはいっぱい。スカーレットとマツリダゴッホ、そして内からダイワメジャーが一気に先頭に躍り出ようとしたのですが、なんと抜けたのはマツリダゴッホ。



「先頭はマツリダゴッホだ!」の実況に、スタンドは声援と言うよりも、ドヨメキの嵐。何しろ1番人気のサムソンや、2番人気のポップロックは明らかに後方で、届くような位置ではありません。ウオッカは馬群の中。メジャーもロックドゥカンブもマツリダと比べると脚色が良いとは言えず。追いすがってきたのは3歳牝馬のスカーレットだけ。そのスカーレットも初めての急坂にすこし苦労しながらも(ものすごく外に寄れてたから、やっぱりきつかったのかも)、登り切ったところでさらに追いすがりますが、さすがに中山専用とも言えるマツリダゴッホが坂で付けた差を、3歳牝馬は短い直線で差し返すことはできませんでした。3着にダイワメジャー。距離不安が言われながらも、2年連続の3着。伸び盛りの南半球産の3歳牡馬ロックドゥカンブの追撃もかわしました。彼も中山は得意としてましたけど、チャンピオンは距離を問わないを自身が示したとも言えるでしょう。同じ場所にいたチョウサンは13着、サンツェッペリンに至ってはドベですから、メジャーの強さは証明できたと思います。

最終レース終了後、ダイワメジャーの引退式がありました。去年のディープインパクトほどじゃなかったけど、少なくともタップダンスシチーや、シンボリクリスエスの引退式を超える人が残ってました。新馬戦を生で見て、さらに皐月賞でものすごい配当をもたらして貰って以来、不振のときも、その後再びスターホースになってからもずーっと追いかけてきた馬だけに、クリスエスやタップとは違った感動がありました。引退は残念だけど、皐月賞を勝った馬が6歳冬まで第一線で競馬をひっぱっているということ自体が珍しいことで(しかも途中で引退の危機さえあっただけに)、本当に頑張ってくれたなあと思います。来年は妹を応援することにして、彼の子供が再び競馬場に戻ってくるのを楽しみにしてます。最もサンデーサイレンス産駒らしくない馬であっただけに(母の特性が強く出たのかも)、子供もSSっぽくないパワー型の馬が出ると良いですね。

2007年12月21日金曜日

[枠順]2007年有馬記念 (GI)

第52回有馬記念 (GI)
2007年12月23日(日)  中山9R  芝2500m
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量

1枠  1番 メイショウサムソン 57 武   豊
1枠  2番 ドリームパスポート 57 高田  潤
2枠  3番 マツリダゴッホ   57 蛯名 正義
2枠  4番 ダイワメジャー   57 デムーロ
3枠  5番 レゴラス      57 柴田 善臣
3枠  6番 ポップロック    57 ペリエ
4枠  7番 ダイワスカーレット 53 安藤 勝己
4枠  8番 ロックドゥカンブ  53 キネーン
5枠  9番 サンツェッペリン  55 北村 宏司
5枠 10番 フサイチパンドラ  55 藤田 伸二
6枠 11番 コスモバルク    55 松岡 正海
6枠 12番 インティライミ   57 福永 祐一
7枠 13番 デルタブルース   57 川田 将雅
7枠 14番 ハイアーゲーム   57 ルメール
8枠 15番 チョウサン     57 横山 典弘
8枠 16番 ウオッカ      53 四位 洋文

競馬を始めた頃から、私の有馬記念は予想というより妄想で勝負です。しかも今年は現役で最も気に入っていた馬(ダイワメジャー)の引退レース。去年は天皇 賞時がピークだったように思うのですが、今年は宝塚のダメージがようやっと抜けたかなあと思ったのが天皇賞の頃で、逆に今回がピークなんじゃないかなあと 妄想暴走中。有馬記念のために取っておいた、マイルCSでダイワメジャーに賭けた単勝1000円(払い戻し3800円)の馬券が残っています。これをメ ジャーの単、スカーレットの単に賭けようと思ってます。

で、 枠順を見ると・・・サムソン1番、ウオッカ16番。ウオッカはもう明らかに最悪な枠を引いちゃいましたけど、サムソンは難しいなあ。今回タップのように ひっぱっていく逃げ馬がいないので、最内というのは案外難しい判断を迫られる可能性も。ただ、中山の内枠は悪くはないし、鞍上が鞍上だけに怖いですよね。

一 方ダイワメジャーは4番。彼の脚質からすると、本当はもう少し外でも良かったかなと思うのですが、去年も内枠(5番)で3着に好走してるし、どっちかっていうとやや長めと思われてる距離だけに、コースロス無く走れるのは良いかもしれません。ので、悲観はしてません。 状態は本当によさそうですし、デビューから今まで、エピソード満載の馬だけに、最後の最後もやってくれるのではと思ってます。またスカーレットはほぼ完璧 な枠を引いたのでは。アンカツさんが中山2500をどう思っているかは知りませんが、エリザベス女王杯のようなレースは、中山向きと言えると思うのです。 彼女の単は本気です。

気になってるのは、この後東京大賞典にも連闘(中5日?)するというデルタブルース。JCの意外な好走で、長距離得意な馬だけに、今度こそ、という気持ちはあります。あとはオッズを見て、ちょっとだけ流しも買うかも。

日曜日天気回復すると良いですね。いずれにせよ今年は寒そう・・・。現地観戦の方、いっしょに寒さに耐えましょう!

2007年12月9日日曜日

[2007年朝日杯]前有利の中山競馬場

毎年朝日杯の日はお天気が悪かったり、異常に寒かったりということが多いのですが、今年は日差しも暖かく、そして雲一つ無い青空の中山競馬場。芝ももうすぐ年末とは思えないほど青々してて、今年の有馬記念は良い馬場状態で迎えられそうな気がします。

元々中山競馬場は直線が短くて、しかも急坂があるために直線一気というのが難しい競馬場ですが、そんな良い馬場状態ということもあって、本当に先行有利。とにかく4コーナーで先頭にとりついていないと差しきるのは難しいという感じです。馬場要因に加えて季節的な要因もあって、馬によっては冬毛ボーボーだったりして、体重や体調の維持が難しかったりすることもあるのでしょう。堅い決着が多かった東京開催が終わり、中山・阪神になってから一気に荒れ始めています。

毎年朝日杯の日はJRAの翌年のカレンダーを貰って、「もうすぐ今年も終わりだなあ」としみじみ思うのです。有馬記念や東京大賞典の頃になるともう年末まっただ中というか、半分お屠蘇気分だったりするんですが、この時期にカレンダーを貰うと、「年末が近い」ことを気づかされる感じがします。今年(来年の)は浅田次郎氏の文に合わせて競馬の様々なシーンを切り取った綺麗なカレンダーでした。特に12月の写真は恐らく有馬記念か、それに近い時期の夕暮れの中山競馬場なんですが、私もこの時間帯の競馬場って印象深いですね。最終レースが終わると国旗が降ろされて、陽も落ちてきて「ああ今年も中央競馬は終わりだなあ」という感じ。紅白よりも私の中で蛍の光が似合うのはこの時間です。アングルは全然違うのですが、私も同じ時間帯の競馬場の写真を撮ったことがあります。また、「競馬場の朝」というのもわかるなあ。ダービーデーや、有馬記念の日は、夜が明ける前から競馬場前にいるのですが、誰もいない競馬場に朝日が差し込んでくるのが本当に綺麗なんですよね。ちなみに来年のダービーデーは6月1日、有馬記念はいつもより遅い12月28日です。

で、メインレースですが・・・。

何度も言いますが、本当に今の馬場は綺麗で先行有利なんですよね。まずそれが第一。そして、8頭の抽選を抜けてきた先行の馬が、1番枠を引いたということがもうひとつ。さらに、見事なスタートで、直後に既に1馬身抜けていたのが、その1番枠の馬だったということ。レースはすべて、その1番の馬ゴスホークケンのためにあるような感じでした。半マイル34.7。そのままほとんどペースは落ちず、4角回っても先頭。追ってきたのは直後を走っていたレッツゴーキリシマと、私期待のキャプテントゥーレだけ。しかも坂でどんどん後ろを引き離して、ゴールを抜けたときは後ろを2馬身以上ちぎってました。ものすごい強かったです。ゴスホークケンは買ってたのですが、レッツゴーキリシマは抜けてたしなあ。もう一頭の期待馬ドリームシグナルも頑張りましたが、結果的にもう少し前で競馬する必要がありましたね。



ゴスホークケンは新馬戦1着、東スポ杯4着で、今回が3戦目。来年も無事で、さらに成長した姿を見たいです。今年斎藤誠厩舎はサンツェッペリンもいたし、大活躍でしたね。そうそう、騎手もルメールとか武豊(いつも香港行ってるから、朝日杯に乗るの久しぶりですよね)とか、アンカツとか、馬も人気してた善臣先生とか、後藤とか、トップジョッキーが何人もいたのに、勝ったのが勝浦騎手で、2着幸騎手、3着が川田騎手というのがなんか面白かった朝日杯でした。これからももっとこういう若手に頑張ってもらいたいな。

さて、有馬記念まであと一週となる来週は、阪神カップ。妙に賞金の高いレースで、そのせいか現時点で登録66頭(マイネルとか、コスモとか、一体何頭出す気なんだ)。これじゃなんとも言えませんが、キンシャサノキセキが出てくるなら応援しようと思ってます。

2007年12月8日土曜日

[枠順]朝日杯フューチュリティステークス(JpnI)

第59回朝日杯フューチュリティステークス(JpnI)
2007年12月9日( 日) 中山 芝・外 1600m 
サラ系2歳 オープン (混合)牡・牝(指定) 馬齢

1枠  1番 ゴスホークケン   55 勝浦 正樹
1枠  2番 セレスハント    55 蛯名 正義
2枠  3番 レッツゴーキリシマ 55 幸  英明
2枠  4番 ドリームシグナル  55 ルメール
3枠  5番 ギンゲイ      55 北村 宏司
3枠  6番 ウイントリガー   55 四位 洋文
4枠  7番 キャプテントゥーレ 55 川田 将雅
4枠  8番 フォーチュンワード 54 松岡 正海
5枠  9番 スズジュピター   55 柴田 善臣
5枠 10番 エーシンフォワード 55 福永 祐一
6枠 11番 ヤマニンキングリー 55 武   豊
6枠 12番 ミリオンウェーブ  55 小牧  太
7枠 13番 スマートギャング  55 岩田 康成
7枠 14番 アポロドルチェ   55 後藤 浩輝
8枠 15番 ドリームガードナー 55 吉田 隼人
8枠 16番 サブジェクト    55 安藤 勝己

案の定というか、結構人気が割れてますね。前日最終が1番人気でも4倍超えてますし、10倍以下が5頭。相手関係もよく分からないし、それぞれの馬の特性もいまいち見えてないし、これといった逃げ馬がいないので、流れは比較的緩やかになるのではないかとみています。中山だし、ある程度前々で競馬できる馬、と考えたときにキャプテントゥーレは面白いかなあと。新馬から3戦連続で1800mを使っているのも好感を持てるし、前走はほとんど自分だけの競馬で勝ってしまいました。あとは川田騎手が思い切って前に行けるかですが・・・。重賞競走を中心に前走を再確認したところ、面白そうかなと思ったのがルメールに乗り替わるドリームシグナル。前走は稍重の馬場で内につっこみ、あわやという2着でした。もちろんアポロドルチェは調教も前走もすばらしかったので外せないです。妙に穴人気中のゴスホークケンも気になりますが、調教が豪快だったウイントリガーも一応おさえで。

2007年12月2日日曜日

[2007年阪神JF]今年も牝馬が強いか

パドックで、明らかに他を威圧するような好馬体を見せていたトールポピー。これは走りそうだと思って、昨日言ってた馬への連の他に、単勝を500円買いました。今年は突出して強い馬というのがいない分、何頭か強い馬というのがいて案外単勝人気が割れていたんですよね。一番人気のオディールでも4倍を超えていました。

逃げると思っていたエイムアットビップが中段からの競馬になり、マイネブリッツが頭に立つかと思ったときにハナを奪って逃げたのはエイシンパンサー。前走ファンタジーSのとき、調教がものすごく良さそうに見えたので軸にした馬ですが、今回も同じようにまっすぐ、そして力強く坂路を駆け上がってくるのを見て「こいつは調教大将なのか」と思った彼女は、マイナス10キロ。ちょっと馬体が寂しく見えました。残念ながら今回は完全にラビット役。前半3Fが34.4の表示で、2歳牝馬にするとやや速かったかなあ。私の本命トールポピーはやや後方。前が速かったこともあって、直線に向いた時は全馬が横一線に並ぶような展開でした。最初抜け出したのがオディール、その外からエイムアットビップがすごい脚で抜けてきたのですが、さらにカメラから切れてしまうくらい外から差してきたのがトールポピーとレーヴダムールでした。直線の坂の辺りでちょっとモタモタしてたので、あーダメかなあと思ったのですが、阪神の外回りのマイルは直線がかなり長くなりましたからね。坂上がってからの加速はすごかったです。ただ、2着に新馬戦を勝ったばかりのレーヴダムールが来るとは思って無くて、馬連はヒモ抜け(笑)。彼女の新馬を見てたわけでもなかったので、まあこれは情報不足の負けですね。ファルブラヴ産駒は案外走るのかも。ダンスインザムードの初仔も父ファルブラヴらしいので、楽しみです。

というわけで、フサイチホウオーの全妹(というのは、昨日枠順を書いた後に知りました)、トールポピーが強い競馬で勝ちました。ただ、2着以下も人気のエイムアットビップ、オディールと来ているので、この辺りはやっぱり強いんじゃないかなあ。来年も楽しみですね。払い戻しはたいしたこと無かったけど、久々に狙った馬が狙ったようなレースをしてくれたので良かったです。というか、阪神JFは初めて当たりました。

今週はダイワメジャーとダイワスカーレットの妹、ブーケフレグランスが新馬戦に出走。ビリーヴの仔(牡馬)に負けちゃったけど、牝馬ながら528キロの馬体は、これもまた力強い感じでした。父はダンスインザダークで、距離長いほうがよさそう。最後の直線も、ものすごい追われて最後だけ鋭く伸びてきたので、ズブイタイプなのかもしれません。この子はもう少し先になってから強くなるタイプかなあ。そしてワールドスーパージョッキーシリーズの4レースはいずれもガチンコ勝負という感じの好レースで、どれも賭けていなかったけど見ていてとても面白かったです。外人ジョッキーは金かかると怖いですね。そして、中日新聞杯は、道中最後方だったサンライズマックスの直線入ってからの脚の回転に驚いたのでした。サンライズの冠名を持つ馬って、トップスピードが速い分、脚が弱い(壊れる)という印象があるんですが、無事で次のレースも頑張って欲しいです。

来週は朝日杯です。今年も牡馬はさらに小粒で、誰がいたっけ?という感じなんですが、これから前走のビデオとか見ながら狙う馬を考えます。

2007年12月1日土曜日

[枠順]阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)

第59回阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)
2007年12月2日(日)  阪神11R 芝・外・1600m
サラ系2歳 オープン (混合)牝(指定) 馬齢

1枠 1番 ヴァリアントレディ 54 和田 竜二
1枠 2番 トラストパープル  54 田中 勝春
2枠 3番 レジネッタ     54 武   豊
2枠 4番 アロマキャンドル  54 藤田 伸二
3枠 5番 ニシノガーランド  54 プラード
3枠 6番 シャランジュ    54 村田 一誠
4枠 7番 マイネブリッツ   54 川田 将雅
4枠 8番 ハートオブクイーン 54 小野 次郎
5枠 9番 レーヴダムール   54 藤岡 佑介
5枠10番 エイムアットビップ 54 福永 祐一
6枠11番 オディール     54 安藤 勝己
6枠12番 グラーフ      54 北村 浩平
7枠13番 カレイジャスミン  54 北村 宏司
7枠14番 ラルケット     54 パスキエ
7枠15番 トールポピー    54 池添 謙一
8枠16番 ヤマカツオーキッド 54 ホワイト
8枠17番 エイシンパンサー  54 岩田 康成
8枠18番 エフティマイア   54 蛯名 正義

今年はインフルエンザの影響があったからか、長いところを1度使って、ここが2走目、3走目なんていう若い馬が案外少ないのと、逆にレースを選べなくてなのか、牝馬ながら牡馬とやりあってきた馬というのが多い気がするのですがどうでしょうね。

阪神JFはここ数年どちらかというと長い距離を使われてきた馬のほうが強いというイメージがあるのですが、今年はそれに当てはまる馬って案外少ないんですよね。明らかに長いところを使ってきたというのはトールポピーとカレイジャスミンくらい。前者は去年の阪神JFを、今思えば信じられないくらい人気薄で勝ったウオッカと同じ角居厩舎の馬。勝ちタイムも悪くないですし、直前の調教もよさそうでしたし、ここから狙おうかな。後者も案外人気薄なので、こちらも入れようと思います。

面白いと思うのが、いちょうSを勝ったアロマキャンドル。2着のスマイルジャックは東スポ杯を3着、3着のアポロドルチェは京王杯2歳Sを勝ちましたから、レベルも低くは無かったと思うのです。ファンタジーS組の取捨を迷ってるんですが、オディールは脚質的にもう少し距離が長くても大丈夫そうですし、鞍上のアンカツさんは単年GI勝利数の更新がかかってますからね。エイムアットビップは力強い逃げ馬で、舞台は先行有利な阪神マイル。去年のアストンマーチャンの例もありますから、こっちもおさえよう。

あとは2歳牝馬だけに当日の気配や馬体重も確認してからかな。