2005年11月27日日曜日

[ジャパンカップ]日仏2ゲッターの面目躍如?

昨日、今日と東京競馬場に行ってきました。今年は例年通り2日開催になったジャパンカップです。昨日は朝から来る人が少なかったのですが、今日は徹夜組もかなりの数。ただ、入った数はどちらも多かったかも。

2日間とも大人気はイギリスのL.デットーリ騎手。彼が乗ればとにかくどんな馬でも人気になるのです。さすがに彼も魔法使いではないので、来ないときは来ないのですが、それでも直線で手応えが怪しくなり、一度は差されたカタナを再び盛り返したときはすごいなーと思いました。そのレース三連複が取れたので、デットーリ様々。

で、ジャパンカップダートです。デットーリ様々になってしまった私の本命はサカラート。しかし!3歳馬が案外強かったのでした。最後伸びてきたのはスターキングマン、そして中央シーキングザダイヤ、外からカネヒキリ。3頭のたたき合いになって、最後の最後でハナ差抜け出したのがカネヒキリでした。武君はこのレース2連勝ですね。スターキングマンもシーキングザダイヤも買ってたのに(この2頭のワイドが万馬券だった(笑))、中らない私って。もちろん勝った武君も嬉しそうでしたが、超人気薄での3着に、デザーモ騎手は勝ったかのように喜んでました。そして僅差の2着シーキングザダイヤは横山騎手。なんでキミはGIになるといつも2着なんだ~。

あと一完歩

そして今日。ジャパンカップデー。午後からはさすがの人出でした。普段はあまり見ない派手な帽子を被って正装した人や、外国人の観客もけっこういたりして。しかも今年は外国馬もそこそこ揃いましたし、華やかな雰囲気は去年以上。

私はスズカマンボ、ハーツクライの2頭は決めていたんです。昨日のレースからも、外人ジョッキーが多いこのレースは、みんな勝ちに行くだろうから恐らくハイペースになるだろう、とすると去年のダービー(コスモバルクが激逃げし、レースレコードの上に、勝ち馬を含めた多くの馬がその後故障した)の生き残り組がスタミナ的にも強いんじゃないかと。で、最後迷ってバゴにしちゃったんですよね。タップダンスシチーも出走した凱旋門賞は私もテレビで観戦してて(夜中だったのに)、そのときのレコード勝ちはやっぱり伊達じゃないかな~と思って。ロブロイを切ったのは英断でしたが、デットーリを外したのは甘かった。。。

アルカセットが抜けた!




やっぱり2400m連体率100%のアルカセット&神様デットーリは強かったのでした。ロブも頑張ってましたが、スタミナとキレ、そして時計的に足りなかったのでしょう。何しろタップダンスシチーが自滅を覚悟で刻んだ時計は、1000m 58秒台。2000m通過時に、なにげにコースレコードを更新(1分57秒7。レコードは1分58秒0)。見てるときはタイムが出るわけじゃないのですが、明らかにそれは速いだろう、タップ。と誰もが思ってました。一頭だけ2000mのレースしてましたもんね。それで坂下まで残っちゃうところがタップのすごいところだと思いますけど。今日は内が伸びる馬場だったので、あのがに股ハーツクライはあんな後ろじゃ届かないだろうともう坂の手前で諦めてました。アルカセットが抜けて、外をロブロイが伸びてきた!というところで、シャッターを切ったのが上の写真。このときハーツクライは影も形もありません。が、さすがフランスの2ゲッターは伊達じゃありません。いつも大外一気のハーツクライに、なんと馬群の中を縫わせたのです。鞍上の鞭に合わせて、馬と馬の間を障害物競走のように伸びてきたハーツクライ。最後の最後でハナ差交わしたか?!というところがゴール。鞍上ルメールは勝ったと思ってガッツポーズしてましたし、アルカセットのデットーリも「あれ、俺勝った?負けた?」と周りに聞いてました。結局アルカセットがハナ差で勝利、ペリエがいなくてもルメールは2着だったのでした。これだけ続くと、やっぱり2ゲッターなんだって思っちゃいますね。

そんでもってタイムはびっくりの2.22.1。2分22秒台はあるかもと思いましたが、あやうく2分21秒になるところでしたよ。私期待のバゴは、途中他馬と接触して負傷したそうで、残念ながら8着でした。

恐らくここに出てきた馬が出てくるであろう有馬記念ですが、このレースに出なかったディープインパクトは正しかったですね。2分22秒前半のレースで、JC組は有馬記念までに立ち直れるのか?逆にこのタイムでも十分対応できるハーツクライは、再びタップダンスシチーに激走してもらえば良い線いきそうですけど。今回除外されちゃったデルタブルースが出番か?

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