2004年11月28日日曜日

やっぱりフランス馬券だった・・・

昨日はそりぃさん東下りお祝いオフをしてきました。そりぃさんの結婚式の晴れ姿なんかを見ながら、久々に知らない人(相方の古くからの友人たち)と共に飲み会でした。

そしてちょっと早めに切り上げて、今日はまた朝から競馬場ですよ。何しろえんどさんまで「ああ、なんかCMでやってたねぇ」って言ってたゴールデンジュビリーデーですからね。ただ、去年のジャパンカップを考えると天皇賞と同じくらいの気合いで十分かと、始発で府中に向かったのです。

・・・甘かった。

5時半過ぎに西門に着くと、既に天皇賞のときより沢山の人が並んでいます。今日はお天気も良いし、何しろ2つのGIが同日開催なのは史上初。もちろん出走馬に人気のコスモバルクがいることや、小川直也や和田アキ子がゲストで登場するという宣伝効果もあったのでしょう・・・しかし。

6時過ぎになって、いつものようにJRAの人々が開門準備を始めながら、かなり並んでいることに戸惑っている様子。8時開門と言ってますが、既にそのときには私のところから最後尾は見えなくなっていました。結局8時に開いたのですが、そのときは府中本町の駅(西門から徒歩10分弱)まで人が並んでいるとのアナウンス。危険なので絶対に押さないように・・・って言われても。怖いんですよ。ヨン様の騒ぎなんて目じゃないですよ。8時の開門で、なんとか私も無事入場できましたが、途中警備員が倒されて失神してるし。

いつもの場所を確保して、ほっと一息。相方に「早く来た方が良い」と連絡して周りを見ると、もうダービーのときのような混雑です。しかもダービーのときのように慣れてない人が多くて、投票所の券売機も並んでるし。。。


出走各国の国旗も入場


と、大変な一日でしたが、やっぱりGI2レースっていうのはすごいですね!まずは10レースのジャパンカップダート。本馬場入場でドンが出てくると地鳴りのような声援と、「ドーン!」「ドーン!」という声。かなり笑えます。しかし!レースを勝ったのではアドマイヤドンではありませんでした。ローエングリンが作ったちょっと速めのペース。直線に向いて、ローエンはいっぱいになって開いた内を突き抜けてきたのがタイムパラドックスでした。そのローエンがタイムパラドックスに代わったところが馬群の向こうで見えなかったのですね。我々の周りは、坂を登り切ったところで突き抜けてきた社台の勝負服の茶色い馬、しかもゼッケンは二桁、というのでローエンが二枚腰を使ったと思いこんで、「ローエン!」「ローエン!」とローエングリンを応援してました。社台違いでした。さすがにあのペースで逃げて、さらにあれだけ伸びるのは1頭の馬にできる芸当ではなかった模様。アドマイヤドンは最後伸びたものの、今年も2着に終わりました。あまり人気のなかった馬でのGI勝利に鞍上の武豊騎手は非常に嬉しそうでした。


声援に応えて手をあげる武豊騎手



いつもならここで「ああ、今日も終わりか~」と寂しい気分になるのですが、今回はそうではありません。これからがメインイベントです。表彰式のあと、ジャパンカップの本馬場入場になりました。やはり心情的にコスモバルクに頑張って欲しいと思っている人々は多いようで、声援も大きい。そして、武騎手の同日GI2連勝を期待する声も聞こえます。和田アキ子が思った以上にでかい姿を現し、そして思った以上に低い音で国歌を独唱。いよいよジャパンカップのスタートです。

マグナーテンが逃げて、スタートのよかったコスモバルクが問題なく2番手につけます。ダービーの時に前の馬を無理矢理に抜いて、直線入り口で失速した馬とは別の馬のようです。直線を向いて追い出してから、外からポリシーメーカーに差されますが、100m辺りで再び盛り返しました。しかし勝ったのは馬場の真ん中を抜けてきたゼンノロブロイ。ゴール前100mのところで完全に突き放し、ペリエ騎手は勝利を確信して笑っていました。


突き抜けたゼンノロブロイ


コスモバルクが粘って2着。皐月賞以来のGI2着、しかも失速したダービーと同じ舞台での巻き返しはすごく価値がありますよね。ルメール騎手、すんごい若くてかわいい騎手さんなんですが、レースになるとものすごい強い。正に天才的。しかも天皇賞(秋)と同じ、ペリエ・ルメールのフランス決着でしたよ。やっぱり枠連5-5買っておくんだった。。。ロブロイは3着には入るだろうとロブロイ=ホウキパウェーブからすべての3歳馬に流した私でしたが、軸を間違えました。3着に来たのは確かに3歳馬でしたが、菊花賞馬のデルタブルースでした。菊花賞のときに「菊花賞は強い馬が勝つ」って言ってたのにぃぃ>自分。馬体重がかなり減ってたので、ホウキパにしちゃったんですよね。残念。ペリエ騎手はジャングルポケットで勝って以来、2度目の勝利。同じ藤沢厩舎のエース・シンボリクリスエスでは2年連続3着でしたから、ようやく勝てたという気分だったのでしょう、とても嬉しそうでした。


声援に手をあげてこたえるペリエ騎手


今年はこの11レースが最後。この後に12レースがあるともっと良いのですけど。というわけで、今年の東京競馬場とお別れです。来年の春にはいよいよ中央のスタンドが完成です。検量室がガラス張りで見られるらしいですし、席も増えるし、何より私がいつもいる場所からパドックに行ったり馬券を買ったりするのが便利になりそう。楽しみです。


タイムパラドックスゼンノロブロイ


そうそう、返し馬のときからレースじゃないところで面白い馬がいました。マグナーテンです。逆方向、ゴール側に一度行って、こっちに戻ってきたときに、カメラマンが列を作っているところでわざわざ外ラチに沿って走り、しかもカメラに興味を示して愛想を振りまく余裕。

マグナーテン

彼は鞍上の名手・岡部騎手に導かれて速くもなく遅くもない絶妙なペースを作り出し、最後まで白熱したレースにしてくれました。結局直線は失速して14着でしたが、戦い終わって一言、、、で岡部騎手が

「いいペースメーカーだったでしょ?」(サンスポ)

・・・確かに。

さて、来週からは中山開催。しかも今年の有馬記念は天皇賞・JC連覇のゼンノロブロイ、そして宝塚記念とグランプリ連覇を狙うタップダンスシチー、地方の星コスモバルク、そしてJCDで2着のアドマイヤドンなどなどが有馬記念出走予定で、超盛り上がりそう。ホントはアドマイヤグルーヴに出て貰いたいけどな~。

2004年11月25日木曜日

ジャパンカップ(GI)・ジャパンカップダート(GI) 枠順確定

ジャパンカップ(GI) 芝2400m

[1] 1  ポリシーメイカー  牡4  57.0  パスキエ
[1] 2  リュヌドール    牝3  53.0  ジャルネ
[2] 3  ハーツクライ    牡3  55.0  武  豊
[2] 4  ナリタセンチュリー 牡5  57.0  柴田 善臣
[3] 5  フェニックスリーチ 牡4  57.0  ドワイヤー
[3] 6  マグナーテン    せ8  57.0  岡部 幸雄
[4] 7  デルタブルース   牡3  55.0  安藤 勝己
[4] 8  エルノヴァ     牝5  55.0  藤田 伸二
[5] 9  ゼンノロブロイ   牡4  57.0  ペリエ  
[5] 10  コスモバルク    牡3  55.0  ルメール 
[6] 11  ヒシミラクル    牡5  57.0  角田 晃一
[6] 12  ハイアーゲーム   牡3  55.0  デムーロ 
[7] 13  トーセンダンディ  牡6  57.0  江田 照男
[7] 14  ホオキパウェーブ  牡3  55.0  横山 典弘
[8] 15  パワーズコート   牡4  57.0  スペンサー
[8] 16  ウォーサン     牡6  57.0  ファロン 

ジャパンカップダート (GI) ダート2100m

[1] 1  ナイキアディライト 牡4  57.0  石崎 隆之
[1] 2  クーリンガー    牡5  57.0  和田 竜二
[2] 3  スナークレイアース 牡9  57.0  小野 次郎
[2] 4  ジンクライシス   牡3  55.0  蛯名 正義
[3] 5  ユートピア     牡4  57.0  デムーロ 
[3] 6  イーグルカフェ   牡7  57.0  田中 勝春
[4] 7  オミクロン     牡3  55.0  スボリッチ
[4] 8  シロキタゴッドラン 牡5  57.0  柴田 善臣
[5] 9  ハードクリスタル  牡4  57.0  岡部 幸雄
[5] 10  アドマイヤドン   牡5  57.0  安藤 勝己
[6] 11  トータルインパクト 牡6  57.0  スミス  
[6] 12  ヴォルテクス    せ5  57.0  ファロン 
[7] 13  トップオブワールド 牡3  55.0  四位 洋文
[7] 14  タイムパラドックス 牡6  57.0  武   豊
[8] 15  ホーマンベルウィン 牡7  57.0  ペリエ  
[8] 16  ローエングリン   牡5  57.0  横山 典弘

中央競馬初の1日GI2レースの日、ゴールデンジュビリーデーも今週末。登録馬見たときは「GIIレベルかよ」、とちょっとがっかりしてたのですが、やっぱりこうして並べてみると楽しみですね。今年の3歳馬は夏場も秋もなんだかんだと古馬相手に頑張っているので、菊花賞馬以下東京には強いハイアーゲーム(しかも鞍上デムーロ)、今年のクラシック路線を沸かせた地方馬コスモバルク(しかも鞍上ルメール)の参戦は期待してます。天皇賞は3連覇しながら、ジャパンカップは一度も勝ったことのない藤沢厩舎の馬が3頭も出てるのも見物。あとは外国馬ですねー。

ダートのほうはやっぱりアドマイヤドンvs外国馬かな、と思うんですよね。一昨年の勝ち馬イーグルカフェがいますけど、どうだろ。他にもクーリンガーとかナイキアディライトとか好きなんですけどね。

まあとりあえずイベント盛りだくさん、レーシングプログラムも特別版とかでワクワクしてきました。何しろ騎手も世界レベル。デットーリがいないのが残念ですけど、今年は去年のような田んぼ馬場にはならなさそうですし(逆に馬場が固すぎるとか文句いいそう?)、面白いレースを期待。

2004年11月22日月曜日

デュランダルもダンスも買ってたけど


2連覇


京都競馬場行ってきました~。競馬場は大体どこも一緒なのですが、京都は内馬場が湖になってるので、開放感がありますね。向こう正面に見える木々が美しい。

GIレースの日ですが、めちゃめちゃ混んでる、ってほどではありませんでした。東京の毎日王冠の日と同じくらい?メインレースではさすがに混んでましたけど、それまではパドックとゴール前と行ったり来たりできるくらいでしたし。

で、メインのマイルチャンピオンシップですが、私はアドマイヤマックスに期待してたんですよね。当日の気配もよかったですし。が、直線での瞬発力がいまいち。外を一気に抜けてきたデュランダルが2連覇です。すばらしい脚でした。2着のダンスも買ってたんですけど、マックスが・・・。デュランダルは私の目の前で先頭に躍り出たのですが、シャッターのタイミングがちょっと悪くて、ちゃんとおさめられなかったのがくやしー。ダンスインザムードはまたしても2着。ここで成長が止まったりせずにさらなる大物ぶりを発揮してほしいです。お兄さんと違って長距離適性は低そうですが、歳取って長いところも使えるようになれば、天皇賞ばかりじゃなくて、有馬記念やジャパンカップも視野に入るかも?という私の夢。

同じ競馬、同じJRAでも関東と関西はそれぞれトレーニングセンターを持ってるので、出走馬が違うんですよね。もちろんグレードレースとかになれば東西関係ありませんが、未勝利、500万下辺りだと名前を聞いたことのない馬ばかり。馬だけじゃなくて、騎手も知らない名前がある。そこで条件が誰も同じの新馬戦に賭けることにしたのですが、これが2レースとも見事的中でプラス収支を確保。

エアメサイア!

芝1600mの新馬戦では父サンデーサイレンス、母エアデジャヴーという良血馬、エアメサイアが強い勝ち方をしました。関西の期待馬のようですね。エアサバスと同じ馬主ですが、いつか同じレースにでるんじゃないかなあ。楽しみ。

東京と京都と人も違って面白いです。東京競馬場のパドックって静かなんですよ。誰もが勝手に馬を見て、自分の新聞に印をつけてる。京都は誰もが評論家。「7番の馬ええなあ」「2番の馬、気合い入ってるなあ、ぐいぐいひっぱっとる」とか。レースが始まると、今度は応援も気合いが違います。メインレースなんて実況が聞こえなくなるほど。東京競馬場は広すぎることもありますが、ここまで盛り上がるのはダービーのときくらいじゃないかしらん。そしてレースが終わったあとの反省も違います。「ああ、この馬も入れておけば・・・」と自分の買い目を後悔する東京、「あほ、仕掛けるのが遅すぎるわ~」と騎手の騎乗に注文をつける京都。やっぱり関東関西って文化が違うのねーと思った一日でした。

2004年11月20日土曜日

エアサバスはもう少しだったか


抜け出すスムースバリトン


土曜日は東京スポーツ杯2歳ステークス。期待してたエアサバスは直線に向いていまいち伸びがないまま、外から飛んできたスムースバリトンが勝ってしまいました。2着は写真内のペールギュント。エアサバスを軸にしてた私は玉砕。まあこれが目標なわけではないから、これからなんでしょうけど、まだちょっと遊んでる、って感じでしたね。

土曜日の新馬戦は特に前評判の高い馬はいなかったのですが、ダートのほうのセンスオブアートという芦毛馬が良さそうでした。ちょっとかわいかったし。

勝ったよ!

そして何より10R。とうとう出ましたよ、三連単285万馬券。しかも何がすごいって、これで半額なんです。3着の馬が同着になって、三連単は2通り。そのひとつが285万7890円、もう一方が358130円。だから満額だったら・・・。しかも配当がついてるってことは、その組み合わせを買ってる人がいるってことなわけで。なんかここまで桁の大きな配当金が発表されると、さすがに場内もどよめきより笑いが出る、といった雰囲気でした。当然三連単配当最高額。やっぱり1000万馬券が出るのも時間の問題かも。

三連単最高配当額!

2004年11月19日金曜日

東京スポーツ杯2歳ステークス (GIII) 枠順確定

[1] 1  コパノスイジン   牡2  55.0  岡部 幸雄
[2] 2  メガトンカフェ   牡2  55.0  ボニヤ 
[3] 3  カネサマンゲツ   牡2  55.0  江田 照男
[4] 4  ペールギュント   牡2  55.0  小牧  太
[4] 5  サイボーグ     牡2  55.0  後藤 浩輝
[5] 6  ニシノドコマデモ  牡2  55.0  横山 典弘
[5] 7  スムースバリトン  牡2  55.0  蛯名 正義
[6] 8  ブライティアベスト 牝2  54.0  武士沢 友治
[6] 9  コスモオースティン 牡2  55.0  北村 宏司
[7] 10  エアサバス     牡2  55.0  ペリエ 
[7] 11  マイネルハーティー 牡2  55.0  木幡 初広
[8] 12  マイネルアドホック 牡2  55.0  柴田 善臣
[8] 13  ストラスアイラ   牡2  55.0  吉田  豊

この中で私が競馬場で見たことある馬が2頭。エアサバスとメガトンカフェ。というわけで、この2頭を応援。っていうか、血統的にも上位だと思ってるんですけど。鞍上も不安がないし(ボニヤ騎手は良く知らないけど)。アフリカンビートとか、ディープサマーも見たかったな~。まあとりあえずこれは単なるステップなので、怪我しないで頑張ってほしいものです。ここの勝ち馬、故障が多いんだもん。

マイルチャンピオンシップ (GI) 枠順確定

[1] 1  ギャラントアロー  牡4  57.0  幸  英明
[1] 2  フォルクローレ   牝5  55.0  佐藤 哲三
[2] 3  ラクティ      牡5  57.0  ロビンソン
[2] 4  マイネルソロモン  牡4  57.0  小牧  太
[3] 5  ファインモーション 牝5  55.0  武   豊
[3] 6  マイソールサウンド 牡5  57.0  本田  優
[4] 7  デュランダル    牡5  57.0  池添 謙一
[4] 8  テレグノシス    牡5  57.0  横山 典弘
[5] 9  バランスオブゲーム 牡5  57.0  田中 勝春
[5] 10  プリサイスマシーン 牡5  57.0  藤田 伸二
[6] 11  メイショウボーラー 牡3  56.0  福永 祐一
[6] 12  アドマイヤマックス 牡5  57.0  武 幸四郎
[7] 13  マイネルモルゲン  牡4  57.0  後藤 浩輝
[7] 14  ナイトフライヤー  牡5  57.0  柴原 央明
[8] 15  ダンスインザムード 牝3  54.0  ルメール 
[8] 16  ロードフラッグ   せ7  57.0  松永 幹夫

微妙なメンツのGI戦。何しろ人気になりそうで、実力上位と思われてるのが牝馬2頭とカク外ですからねー。逃げるのはボーラーなのかな。朝日杯のときのような思い切った逃げを打てば怖いかも。牝馬のダンスインザムードもファインモーションも斤量差ありますからね。特にファインは札幌記念で同斤量のバランスオブゲームに勝ってるのに、ここでは同馬にマイナス2キロ、同じ状態なら間違いなく上位。成績的には断然のラクティは馬場がどうかだけ。アドマイヤマックスも富士Sのときのようなレースができれば勝ち負け?絶対追い込んでくるだろうデュランダルだけど、先週のエリ女の再現になりそうな予感も。テレグノシスは右回りさえ克服できれば実力的には上位なはず。私の希望的には、牝馬の一騎打ちになるってことでしょうか(笑)。そんなGIレース、後々まで語り継がれそうだし、どっちも応援してる馬ですから。

2004年11月14日日曜日

[今週の競馬]やっぱりペリエにやられた~。

いろいろ迷って、最終的にはアドマイヤグルーヴに逆らうのはダメだと結論。ただ、実力拮抗というか、混沌状態で、相手を絞りきれない。崩れることがあまり無く、しかも大舞台で必ず馬券に絡んでくるペリエにするか、ここ数年秋華賞馬が強いから、スイープトウショウにするか。最後まで迷ってやっぱり初GIより秋華賞馬だろう、とアドグル=スイープの2頭軸にして広く流しました。

そして直線、アドマイヤグルーヴが抜群の伸び脚で前で粘るオースミハルカを捕らえようとしたとき、よっしゃあとはスイープが3着以内に入ってくれば・・・と思ったのです。最後の最後で外から3着に飛び込んできたのがエルノヴァ。えーん、またペリエにやられましたよ。がっくり。

アドマイヤグルーヴは本当すごいですね。天皇賞であのレースして、ここでも全然衰えた雰囲気なし。ここで少し休んで、有馬記念とか出てきたら怖いかもしれない。だって今日は別に必死のレースじゃなかったですし。

裏の福島記念では2年目の長谷川騎手が1着、2着には新人の藤岡騎手が入ってきて大荒れでした。こっちは買ってなかったのですが、長谷川騎手は同期の石橋脩騎手と共に若手筆頭ですし、藤岡騎手はこのところ穴をあけまくってて面白いです。関西で荒れた、というと大抵藤岡騎手が絡んでる。今日こそ武豊騎手のエリザベス女王杯4連覇で終わりましたけど、そろそろ世代交代の時期かも?

今日の馬券を反省しつつ、また来週がんばろ~。来週はマイルCSでダンス、ファインの最強牝馬対決ですよ(笑)。ピルサドスキーの妹とダンスインザダークの妹が対決なんて、もしや夢のような話じゃないですか。というわけで、また一週間何を本命にするのか迷い迷う日々なのでした。

2004年11月12日金曜日

エリザベス女王杯 (GI) 枠順確定

[1] 1  メモリーキアヌ   牝4  56.0  秋山 真一郎
[1] 2  マイネヌーヴェル  牝4  56.0  佐藤 哲三
[2] 3  グローリアスデイズ 牝3  54.0  小牧  太
[2] 4  オースミハルカ   牝4  56.0  川島 信二
[3] 5  ドルチェリモーネ  牝3  54.0  岩田 康誠
[3] 6  レクレドール    牝3  54.0  渡辺 薫彦
[4] 7  スイープトウショウ 牝3  54.0  池添 謙一
[4] 8  ヤマニンアラバスタ 牝3  54.0  松永 幹夫
[5] 9  オースミコスモ   牝5  56.0  本田  優
[5] 10  メイショウバトラー 牝4  56.0  武 幸四郎
[6] 11  シンコールビー   牝4  56.0  四位 洋文
[6] 12  アドマイヤグルーヴ 牝4  56.0  武   豊
[7] 13  レマーズガール   牝4  56.0  赤木 高太郎
[7] 14  エリモピクシー   牝6  56.0  福永 祐一 
[7] 15  スティルインラブ  牝4  56.0  幸  英明
[8] 16  ウォートルベリー  牝4  56.0  ルメール
[8] 17  エルノヴァ     牝5  56.0  ペリエ 
[8] 18  ブライアンズレター 牝5  56.0  川原 正一 

今まで私は一度もアドマイヤグルーヴを軸にしたことがありません。彼女はいつも一番人気で、しかも異常に低いオッズ。その割に回収率が悪い。去年のオークスではそのために(2着に超人気薄が入ったこともあったけど)200倍以上の配当をゲットしているので、「アドグルはハナから切り」という予想ばかりしてきました。が、去年のエリ女で見事勝利、しかも今年は天皇賞(秋)で3着の好走。輸送を含めた中1週の強行軍とはいえ、相手は明らかに弱くなっている中で、この馬をどうするか。悩ましい問題です。

ここ3年は3歳が連に絡んでいるのですが、今年の3歳をローズバド、ファインモーション、アドマイヤグルーヴ、そして三冠牝馬のスティルインラブと比べると、やや格落ちする感じがするんですよね。一方で古馬は、牡馬混合重賞で勝ち負けしている馬もいる。逃げればしぶといメイショウバトラー、ファインに勝ったのがフロックじゃないことを証明しつつあるオースミハルカ、乗り代わりで今度こそのヤマニンアラバスタ、大崩れのないエルノヴァ(しかも鞍上ペリエ)、そしてよくわからんけどとりあえず買っとけの外国馬ウォートルベリー(しかも鞍上ルメール)、とりあえず買っとけの岩田騎手なんかが面白いかな、と思っています。ここ数年思った通りの堅いレースが続いているエリ女ですが、今年は全然読めなくて、面白いレース(馬券が取れればなお可)になりそうです。

あーどうしようかなー。とりあえず今回はアドマイヤグルーヴを簡単に切れないので、彼女を1頭軸にした三連複流しにしようかと考えていますが・・・。

2004年11月7日日曜日

[今週の競馬]ノリとペリエの東京競馬場


すごい切れ脚のレニングラード


「今日はお天気が良く、どこに行っても気持ちが良いでしょう」という天気予報どおり、暖かくて気持ちの良い一日だったので、私は競馬場に行ってきましたよ。今日のメインはGIIですが、メンツも微妙なハンデ戦ということで、競馬場ものどかな雰囲気です。

そのメインは、レニングラードが重賞初勝利。午前中から見てて、どうも外の伸びは悪いし、今日は前が残ると思った私は、最終的にレニングラードとスーパージーンを軸に馬連にしたので、なんとなく連は取れてしまったのでした。本当はレニングラードとトレジャー2頭を軸にした三連複が当たって欲しかったのですが、調子良さそうだったトレジャーはあまり良いところ無く終わってしまいました。

しかし、レニングラードすごかったです。思った通りニシノサブライムが逃げたのですが、スーパージーンは抑える雰囲気で2番手、当然スローで流れて、スーパージーンのペース。直線の追い出しも完璧で、もうこれは完勝かな、あとはひも穴が来てくれれば・・・と思ってたところに、外からレニングラードが飛んできましたよ。あのペースで最後あの脚はすごいですね。道中同じような場所にいたチャクラが12着、グラスポジションが10着だったことを考えると、鞍上の巧さもあったのかもしれません。


残り100mで抜け出す2頭


そう、今日はペリエとノリの日でした。ペリエは3勝、ノリはメインを含めて2勝。その2人がガチンコ対決したのが3レースでした(写真)。結果はハナ差でノリの勝ち。今期100勝で表彰されていましたが、私は出遅れて、ターフィー君人形を投げ入れるときに近くにいられませんでした。続く4レースの障害戦で、短期免許で来日しているリデルが初勝利ということで、やはり表彰されたので、今度こそと近くまで行ってたのに、初勝利・初表彰でよくわかってないリデル騎手は、ターフィー人形を大事に持って帰ってしまいました。・・・今度こそ。

天気もよかったし、今日は「競馬でも行ってみるか~」って人が多かったみたいです。パドックで馬を見ていた中年夫婦。旦那のほうが「ああ、真っ白い馬もいるんだな~、でも随分太いな」って、それは誘導馬だよ。カメラを持ったおじいちゃんは「馬はどっちから走ってくるの」と近くの人に聞いていました。ああ、私もああだった頃を思い出すわ。GI開催日ではない天気の良い日は、格好の競馬デビューデーです。おすすめ。

2004年11月5日金曜日

アルゼンチン共和国杯 (GII) 枠順確定

[1] 1  エリモシャルマン  牡5  55.0  小野 次郎
[2] 2  レニングラード   牡5  56.0  横山 典弘
[3] 3  ダイタクバートラム 牡6  58.5  小牧  太
[3] 4  マーブルチーフ   牡4  54.0  池添 謙一
[4] 5  ニシノサブライム  牡5  53.0  田中 勝春
[4] 6  シャーディーナイス 牡5  54.0  蛯名 正義
[5] 7  グラスポジション  牡5  55.0  柴田 善臣
[5] 8  トレジャー     牡6  55.0  北村 宏司
[6] 9  テンジンムサシ   牡3  50.0  石神 深一
[6] 10  チャクラ      牡4  57.5  後藤 浩輝
[7] 11  スウィフトカレント 牡3  50.0  勝浦 正樹
[7] 12  ハッピールック   せ6  56.0  ペリエ  
[8] 13  ナムラサンクス   牡5  56.5  渡辺 薫彦
[8] 14  スーパージーン   牡6  57.0  中舘 英二

私の中でチャクラは結構特別な存在です。ダービーのとき、もし穴をあけるとしたらこの馬、ここでこなくてもいつか重賞を勝てる、と言ってた馬で、実際、ダービーこそ6着でしたが、そのあとステイヤーズS(私は実況と共にチャクラチャクラ!と叫んでいた)、目黒記念で勝ち、天皇賞(春)でもあわやというところまできました。だから多分前走の惨敗で人気薄になる今回は再びねらい目、と思っていたのです。が、追いきりはちびっといまいち。大丈夫かしらん。対抗はもちろんスーパージーン。と思ったのですが、これまた大外ですか。まあ東京2500mはコーナーまでの距離が長いので、あまり問題はないとは思うのですが。トレジャーとか突然走ったりするので怖いですよね。連勝でここに登録してきた3歳馬とかも軽ハンデで侮れません。しかも最低50キロ、最高58.5キロとかなりハンデ差も大きいので荒れそうな予感。まだ全馬の追いきり映像を見てないので、見てからじっくり考えます。