2006年12月10日日曜日

2歳チャンプ&香港レース

牝馬の2歳チャンプはタニノギムレット産駒でしたが、牡馬の2歳チャンプはステイゴールド産駒のドリームジャーニーでした。タニノギムレットは今年の出走が初年度産駒、ステイゴールドは今年2年目です。既に去年からステイゴールド産駒はそこそこ頑張っていましたが、まだまだポストSSは見えない雰囲気です。

それにしてもドリームジャーニーすごかったなあ。蛯名騎手らしく?みごとに出遅れて、道中ややハイペースだったこともあってかなり離れた最後方。向こう正面で終わったかなーと思ってたのに、直線で大外からゴボウ抜き。前にいたオースミダイドウを交わして「これは勝った」と思ったであろうローレルゲレイロも見事に差しきって勝ちました。今年の中山の芝はそれほど速い時計が出ないようなので(先週の結果からも)、時計は例年と比べて見劣りするものの、現時点では十分と言った感じ。ステイゴールドらしい末脚爆発で、今後も楽しみです。今年はダイドウも絶対と言えるほど強い雰囲気ではなかったし、ポストSSを争ういろんな系統の馬がいて、朝日杯の割に意外と荒れ(中荒れくらいだけど)ました。私は恐らく東スポ杯組が強いだろう、とフライングアップルからドリームジャーニーも買ってたのですが、フライングアップルは坂を上がったら前と同じ脚色になっちゃったからなー。いずれにしろゲレイロは入ってなかったので負けです。アップルは馬体は良かったのでこれから、かもしれません。

やはり東スポ杯組が強かった(アップルも+6キロのやや太めの馬体ながら、4着に好走)ので、フサイチホウオーが今の感じでは抜けたかな〜という印象。彼は新馬戦を見てるし、東スポ杯でも軸にして取れたので、これからも応援していきます。

さて、今日は香港でのGI4レースも行われています。JCとも有馬とも微妙な日程で、今年は菊花賞馬が香港へ行ってしまうという寂しい事態に。アドマイヤメインもソングオブウインドも有馬出て欲しかったな(一応アドマイヤメインは登録がある模様)。香港ヴァースが引退レース予定だったウィジャボードは跛行で出走取消、香港スプリントでは日本のスプリンターズSで圧勝したテイクオーバーターゲットが禁止薬物検出のため出走取消と、なんか始まる前から波乱の様相でした。香港ヴァースではメインは失速、ソングオブウインドは頑張って4着。スプリントではメイショウボーラーは最初から大きく出遅れ、向こう正面で競走中止との情報。うー大丈夫か、無事に帰ってこい、と思ってたところ、怪我じゃなくて単なるストライキだったそうで(残念だけど、怪我じゃなくてよかった・・・笑)。マイルはダンスインザムードが出走しましたが、一昨年と同じく惨敗。馬体重も減っていたし、香港の馬場は彼女には合ってないのかもしれないですね。3月のドバイに連れて行くかも・・・って話はどうなるかなぁ。

今年はもうダメかなーと思いきや、ラストの香港カップでアドマイヤムーン@武豊が頑張ってくれました。直線プライド@ルメールが抜け出し、その後ろからアドマイヤムーンが急追。しかし、差せるか!と思ったところがゴールでした。。。。きっと競馬場やウインズのパブリックビューイングは盛り上がったでしょう。ムーンが猛追してきたとき、ここで凱旋門賞(あるいは去年の有馬)の雪辱か!<武豊、と思いましたが、やっぱりダメでしたね。プライドは牝馬ながら強かったです。ジャパンカップ来て欲しかったな〜。凱旋門賞でディープを後ろから差したのは伊達ではありませんでしたね。しかし、今年の有馬もこんな感じになりそうな予感?まだ有馬記念でのルメールの騎乗馬が決まってないようですが、やはり今年も怖そうです。

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