アナウンサーコラム: あなたは『ドバイワールドカップ』を知っていますか?(ラジオNIKKEI)
冬季五輪、野球、そしてサッカーと世界の大会が目白押しの昨今ですが、もうすぐ競馬の世界選手権も行われます。ドバイワールドカップです。ここのサイトの競馬関係エントリでも何度も言ってる「本番のドバイ」です。
本当の「ドバイ・ワールド・カップ」はダート2000mで行われるレースのことですが、同じ日に芝、ダートともに様々な距離の国際GIレースが行われて、まさに競馬のオリンピックデーです。
このレースが世界最高峰と呼ばれる理由の一つが、その賞金。ドバイワールドカップの総賞金が600万米ドル(約7億円)。1着賞金も、日本最高金額の2億5千万(ジャパンカップ)を遥かに超える360万米ドル(約4億円)。今まで日本調教馬も何頭も出走、去年はアジュディミツオーが地方馬として初参戦しましたが、6着に破れました(見せ場はあったのですが、勝ち馬からはかなり離されました)
今年は間違いなく現役最強ダート馬であるカネヒキリが参戦です。他にも、ドバイ・シーマクラシック(芝2400m)には、ジャパンカップで3cm差の2着、さらに昨年末の有馬記念でディープインパクトを破ったハーツクライが参戦します。また、UAEダービー(ダート1800m)には、先日強い勝ち方をしたフラムドパシオンと、ガブリン。ドバイデューティーフリー(芝1777m)には、昨年の安田記念馬のアサクサデンエン、そしてマイルCS、香港マイルを制したハットトリックが出場します。
いつになく頭数も多く、かつ現役最強の馬ばかり。もしかして良い線いくんじゃないの?と期待させてくれます。少なくともトリノ五輪よりメダル?の可能性高し。ちなみに今までワールドカップでは日本馬の掲示板(5着以内。ドバイでも5着までが掲示板表示されるのかは不明)はありません。これは応援しなくちゃ、という気分になってきませんか?(え、なってこない?)
2006ドバイ・ワールド・カップ諸競走 日本馬情報(JRA)
ドバイワールドカップデーの国際競走はゴドルフィン・マイルから、日本時間の3月25日22時40分発走予定です。あ、残念ながら、関東地区での地上波放送はありません(もー信じられない。ありえない。どーせそんな時間に大した番組やってないじゃん。NHKで放送してもいいくらい)。関西地区の方は、デューティフリーとワールドカップ競走だけ「サタうま!」の番組内で放送するそうです。チャンネルは知りません。
ええ、私はそのためにグリーンチャンネルに入ってるんですから。もちろん、最初から最後まで見ますよ。
ルールがわかんないカーリングより絶対面白い、と強調して、このエントリを終わりにしたいと思います。
2006年3月15日水曜日

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