2007年1月27日土曜日

2007年初競馬場

毎年大体東京初日、つまり東京新聞杯の開催日に競馬場へ初参戦するのですが、今日も行ってきました。例年、15時過ぎ頃になると、風が冷たくて「早く発走しろよ〜」とか思うのですが、今日はコートが要らないくらいの暖かさ。暖かいというより日差しが痛いくらいで、今年は本当に暖冬だな、というのを競馬場で改めて感じた私です。


1レースはパドックに間に合わなかったので見てたのですが、今日は午前中から軸馬はばっちり来るのに、馬券の買い方がまずいレースが多くて、特に3レースなんて軸馬1着、2着3着と1着3着は買ってるのに、1,2着はあまりに人気だったので切ってしまったのが裏目。最初から選んだ3頭で3連複にしておけばよかったものを(笑)。

そして午前中は大荒れの様相でした。馬券が荒れたというよりも、レースが荒れてたという感じで、2レース3レース立て続けに多頭数の落馬事故。特に2レースでは1番人気だったクリフバニヤンが、セイフティーリードの様相だったゴール前100m(つまり私がいた目の前)で前脚を折って、次々とその馬に躓いた馬が落馬するという、正に荒れたレースでした。元々内田博幸ジョッキーが病気で(なんか最近彼疲れてますよね。前も病気で全レース乗り替わりがあった気が)、元々乗鞍の多い彼の乗り替わりだけでずらーっという感じだったのに、2レースの落馬に巻き込まれた佐藤騎手、3レースの木幡騎手、柴田騎手と次々乗り替わりが出て、私の競馬新聞はどんどん黒くなっていったのでした。11レースなんて、メテオバーストが取り消しになり、他に頼める騎手がいなかったのか、メテオバーストに乗る予定だった後藤騎手が、柴田騎手が乗る予定だったサンバレンティンに乗ってましたからね(それってOKなんだ〜と思いました)。

今日の新馬戦(芝1800m)で、私のお気に入りであるアサヒライジングの弟、アサヒバロンが出走してました。新聞にも「追ってはいるが、まだ太め」と書かれていたように、馬体重は514キロ。実際パドックでもサラブレットというより、なんか牽いてもOK?みたいな、よく言えば雄大、悪く言うとユルユルという感じで、「うーん、どうかな〜」と思いましたが、これが案外しぶとい馬で、3着に粘りこみました。一叩きして次走に期待してます。勝ったのは父タニノギムレット、母父サンデーサイレンスのアブソリュート。こちらも今後、面白そうです。

アサヒバロンとアブソリュート




そんな午前中がウソのように午後は静穏なレースが続いて、その流れに乗ろうと堅い三連複を狙い、9レースでようやく今日の出費を取り戻し、でもメインの東京新聞杯はエアシェイディ→スズカフェニックスの裏目で玉砕しました。エアシェイディは本当に善戦マンというか、位置どりの難しい馬ですね。枠順がスズカフェニックスと逆だったらあるいは結果は違ったかもしれませんが、今日は直線向いたときに前が壁になった時点でもうダメでした。あの位置から2着に届いたというところが、素質の高さを示してはいますが・・・。実際勝ち馬と上がり3Fは全く同じで、タイムも両馬とも優秀なんですけどね。スズカフェニックスは武が乗らないとダメというのも改めて思いましたけど。

そうそう、いよいよ東京競馬場の新スタンドが完成間近の雰囲気です。もう指定席部分はほぼできあがっていて、あとは内装と自由席部分だけ。開催中の今日も、中で工事の人が働いていました。何のお店が入るかも楽しみですね。そうそう、今日初めて神山商店の「おにぎり茶漬け(230円)」を食べたのですが、これが思った以上にいけました。新スタンドは4月21日にオープンです。

2007年1月8日月曜日

[今週の反省]賭け初めは1勝2敗

中山金杯は、シャドウゲイトから流しながら、アサカディフィート抜けで玉砕。京都金杯はキンシャサノキセキ+10キロで玉砕(笑)。ガーネットステークスは◎スリーアベニュー=○リミットレスビットという予想が見事にはまって勝ち、シンザン記念は元々勝つより後ろからの競馬を試したかっただけだった◎ダイワスカーレットで泣きました。中山金杯は直前まで迷いながら、パドックでシャドウゲイトを軸に流すことに決めたところまでは良かったのに、流す相手を間違えて万券を逃したのは痛かったなあ。3日間トータルでは負けです。

シャドウゲイトは思った以上に強かったですね。戦績と比べて、逃げ馬不在のこのメンツで、この斤量ならこれを買えってJRAが言ってくれてるようなもの、という気がしたくらい(実際ギリギリまで1番人気だった)ですが、いくら斤量差があったとはいえ、あれだけ突き放せるとは思ってもいませんでした。直線で前の馬を交わしてちょっと仕掛けたら、あっという間に5馬身ぐらい開いてましたもんね。不良馬場の中山2000mがこなせる先行馬っていうところが、なんとなくバランスオブゲームを思い出すのですが(ちょうど鞍上も勝春騎手でしたし)、GIはともかくGII辺りでは活躍できそうな予感です。

スリーアベニューも斤量差がありましたが、差しにも関わらず馬群に突っ込めるのが強いですよね。参考レース(アクアラインS)で大井の御神本騎手が右へ左へと馬群を捌いたのがすごかったみたいな回顧がされてましたが、今回も内側から抜けてきましたから、馬自体が器用なのかも。フェブラリーSはともかく、次走も期待です。それよりもリミットレスビットは59キロにも関わらず、本当に頑張ったな〜。結構馬体重減ってましたし、新聞では中1週表示になってましたが、実際は28日の兵庫から1週も開いてないわけで。中山1200mが合うんでしょうね。フェブラリーSだと微妙に長いかもしれないですが、今年も期待です。

ダイワスカーレットは陣営が「試したいことがあるから」って言ってたのを、ゲート出てからアンカツが抑えてるのを見て思い出し、うぉーこりゃやばいかもーと思ったら案の定アドマイヤオーラの切れに負けて2着でした。ただあの競馬をして、馬体もピカピカ、今回は勝ちに来ているように見えたローレルゲレイロ(実際ここで勝たないと、これからのローテーションが厳しそう?)を2馬身以上離した2着だったことを考えると、今回の桜花賞はウォッカのキレか、それともスカーレットの粘りか、になりそうで楽しみです。ハットトリックとダイワメジャーのマイルCS再現みたいなレースが見られるかもしれないですね。

まあ全敗じゃなくて良かったってことで。今年も頑張りましょー。

2007年1月5日金曜日

[枠順]東西金杯

第56回 日刊スポーツ賞中山金杯(GIII)

2007年1月6日(土) 中山11R 芝2000m
サラ系4歳以上オープン (国際)[指定] ハンデ

1枠 1番 シェイックマイハート 53.0 木幡 初広
1枠 2番 ダンツジャッジ    56.0 バルジュー
2枠 3番 パッシングマーク   52.0 勝浦 正樹
2枠 4番 イースター      54.0 長谷川浩大
3枠 5番 フォルテベリーニ   54.0 中舘 英二
3枠 6番 シャーディーナイス  48.0 石神 深一
4枠 7番 キープクワイエット  50.0 吉田 隼人
4枠 8番 アサカディフィート  57.5 小牧  太
5枠 9番 シャドウゲイト    53.0 田中 勝春
5枠10番 ロジック       56.0 内田 博幸
6枠11番 グロリアスウィーク  55.0 北村 宏司
6枠12番 ブラックタイド    55.0 後藤 浩輝
7枠13番 トウショウシロッコ  53.0 吉田  豊
7枠14番 マヤノライジン    56.0 池添 謙一
8枠15番 ヴィータローザ    57.5 柴山 雄一
8枠16番 ワンモアチャッター  57.0 横山 典弘

トップハンデ57.5キロ、最軽量48キロ。斤量差9.5キロという評価の馬が一緒に中山の芝2000メートルを走ります。去年と3年前の勝ち馬も登場し、条件馬にGI馬もいるというなかなか面白いメンバー。しかも明日の予報は大雨。うーん、難解レースです。

雨の上に中山2000で逃げ馬もおらず。スローになりそうですね。57.5キロの実力馬の取捨が難しいところですが、せっかく新年最初のレースなので、そろそろご老体よりも若者に期待したい私です。パッシングマークも勝浦に乗り替わりで良いかな。あとは、このところようやっと本気で走るようになったらしい?シャドウゲイトが逃げそうなので面白いかと思ってるんですが。この辺りとワンモアチャッターやマヤノライジンといった人気しそうな馬に流してみようかと思います。


第45回 スポニチ賞京都金杯(GIII)

2007年1月6日(土) 京都 芝1600m
サラ系4歳以上オープン (国際)[指定] ハンデ

1枠 1番 ビッググラス    牡6 54.0 秋山真一郎
1枠 2番 スズカフェニックス 牡5 56.0 幸  英明
2枠 3番 テイエムプリキュア 牝4 52.0 安部 幸夫
2枠 4番 ホッコーソレソレー 牡5 55.0 藤岡 佑介
3枠 5番 マルカシェンク   牡4 56.0 赤木高太郎
3枠 6番 ペールギュント   牡5 56.0 上村 洋行
4枠 7番 エイシンドーバー  牡5 55.0 蛯名 正義
4枠 8番 コスモシンドラー  牡5 55.0 武 幸四郎
5枠 9番 サクラメガワンダー 牡4 56.5 岩田 康成
5枠10番 グレイトジャーニー 牡6 56.0 佐藤 哲三
6枠11番 キネティクス    牡8 56.5 川田 将雅
6枠12番 マイネルスケルツィ 牡4 56.0 柴田 善臣
7枠13番 タマモホットプレイ 牡6 56.0 和田 竜二
7枠14番 キンシャサノキセキ 牡4 55.0 安藤 勝己
8枠15番 フサイチリシャール 牡4 57.0 鮫島 良太
8枠16番 ニューベリー    牡9 56.0 四位 洋文

リシャールか、スケルツィかと思いきや、前走好走させた両方の鞍上が共に騎乗停止で乗り替わり。マイネルスケルツィを物差しにすると、キンシャサノキセキはマイルCSでほぼ同時入線。なのにこちらは斤量が1キロ減って、鞍上が秋山→アンカツ。一方のスケルツィは武→大先生というわけで、キンシャサノキセキに期待。もちろんスケルツィ、リシャールは無視できませんが、オークス以来のプリキュアはGI馬にもかかわらず52キロで出走でき(その斤量のせいで熊ちゃんは乗れなかったらしい)、ソリッドプラチナムで怒濤の追い込みを見せた安部騎手に乗り替わり。こっちも楽しみです。同じく今年の4歳には頑張って欲しいので、今まで賞金のせいで思ったように使えなかったマルカシェンクや、皐月賞で期待したメガワンダーにも期待。