2005年5月29日日曜日

錦織健と中居正広とディープインパクトに衝撃を受けたダービー観戦

ディープが抜けた!

去年と同じ時間に西門に着くも、去年以上の混雑。まあまあ良い観戦場所が取れましたが、やっぱりダービーは違いますね。

というわけで、今日は東京優駿、日本ダービーの観戦です。新スタンドが出来てから、収容人数がかなり増えたとみえて、先日のオークスでも9万を超える人が入ったそうですが、メインレース直前までかなり余裕で歩ける状態だったのです。しかしさすがにダービーではそうはいきませんでした。最終的には約14万人があの競馬場内に入ったそうです。国立競技場の収容人員が56206人であることと比較して貰うと、その人間の多さを多少は実感していただけると思いますが、もうその異様な雰囲気というか、人間が沢山いることによる「見えない圧力」みたいなものを全身で感じました。

レース直前には派手な衣装を身にまとった錦織健が、素晴らしい歌声で君が代を独唱して会場を盛り上げ、スタンド最上階からこれまた派手な衣装の中居正広が手を振って、さらに会場は盛り上がり、実況が聞こえないような大歓声の中、スタートが切られました。

レースは単勝支持率が70%を超えたというディープインパクト1強ムードで、相手も大体別路線だろうな~という確信があったので、予定通りディープ=インティライミからダンツキッチョウ、ニシノドコマデモ(直前の調教で決めた)、ダンスインザモアの3点で、払い戻しが大体5000円程度になるように差を付けて賭けてました。手広く賭ける面白さが無かったので、ただひたすら面白いレースを期待していた私。インティライミがどこまで迫れるのかが一番の感心事でしたが・・・。

ディープインパクトは感動で言葉を失うほど強かったのでした。レースは速くも遅くもなく、ばらけた縦長の展開。ディープはあまりスタートは良くありませんでしたが、4角早めに追い出しをすると、直線に入って横に広がった展開から早々に抜け出し、馬場の真ん中を飛ぶように走ってきました。前にいたインティライミはさらに早めに最内から抜け出したのですが5馬身差の2着。3着は・・・残念ながら皐月賞2着馬のシックスセンスでした。やっぱり私とダービーは相性が悪いようです。

予定通り2冠制覇し、口取り写真でピースサインをした鞍上の武豊。次3本の指を立てられるのは菊花賞なのか、それとも・・・。宝塚記念にもファン投票だけで出られそうなので、既に勝負のついてしまった3歳どおしではなく、早く古馬との対戦が見てみたい私です。ダービー馬で宝塚に挑戦したことがあるのはネオユニヴァースだけですが、ネオよりは確実に上だと思うんですよね。無理させて競争馬生活が短くなってしまうのは寂しいので、よく考えた上で使って貰いたいのですが、でもやっぱり今、これは本当に伝説になる馬だと言わせるには、ゼンノロブロイやタップダンスシチーと戦わないとな~とも思うのです。

そんな凄い馬なのですが、レースが終わったあとに近くを通ったときの目は、なんだか困ったような顔でした。いや、こういう馬の目が私は大好きなんですけど。

考える馬?

2005年5月26日木曜日

競馬の祭典(GI) 枠順確定

東京優駿 (GI)
5月29日(日) 東京 10R
サラ系3歳/牡・牝○指/オープン/定量/2400/芝(左回り)

[1] 1  ブレーヴハート   牡3  57.0  デザーモ 
[1] 2  ニシノドコマデモ  牡3  57.0  田中 勝春
[2] 3  ローゼンクロイツ  牡3  57.0  安藤 勝己
[2] 4  エイシンニーザン  牡3  57.0  柴田 善臣
[3] 5  ディープインパクト 牡3  57.0  武   豊 
[3] 6  アドマイヤフジ   牡3  57.0  福永 祐一
[4] 7  インティライミ   牡3  57.0  佐藤 哲三 
[4] 8  シャドウゲイト   牡3  57.0  小野 次郎 
[5] 9  コンゴウリキシオー 牡3  57.0  池添 謙一 
[5] 10  コスモオースティン 牡3  57.0  武 幸四郎 
[6] 11  ペールギュント   牡3  57.0  小牧  太  
[6] 12  マイネルレコルト  牡3  57.0  後藤 浩輝 
[7] 13  ダンツキッチョウ  牡3  57.0  藤田 伸二 
[7] 14  アドマイヤジャパン 牡3  57.0  幸  英明 
[7] 15  シックスセンス   牡3  57.0  四位 洋文 
[8] 16  シルクトゥルーパー 牡3  57.0  松岡 正海
[8] 17  シルクネクサス   牡3  57.0  松永 幹夫
[8] 18  ダンスインザモア  牡3  57.0  蛯名 正義

今年もこのレースがやってまいりました。馬券的には全くおいしくないレースなのですが、まあお祭りみたいなものですからね。東京2400mは枠の内外による有利不利は全くと言って良いほど無いので、枠は気にしてなかったのですが、注目は松岡正海が同期一番乗りでダービーデビューすること。2400mが合うとは思えない馬だし、鞍上だって初騎乗ですから、恐らくドベ人気じゃないかと思いますが、思い切った騎乗に期待して、複勝100円追加です(笑)。あとは前日・当日のオッズで馬券の種類と配分は考えよう。

2005年5月22日日曜日

シーザリオはオーラがすごい

シーザリオは後方から・・・

今日はオークス。先日の枠順のところで書いたように、「シーザリオには逆らえない」、とシーザリオから買ったのですが、過去10年、オークスでは1番人気2番人気の決着はない、というデータから、エアメサイアからは別に馬連を買っちゃったんですよね。

スタートはそこそこだったシーザリオが後ろに下げて、かつ馬群の中でイヤイヤをするような感じだったので、「あーやっぱり牝馬は難しいなあ」と思ってたのです。シーザリオが飛べば、かなり配当がよかったので、そちらもちょっと期待。直線半ばでエアメサイアが抜け出したとき、「おっしゃ、そのまま~」と思ってたのですが・・・。

さらに外からシーザリオがすごい脚を使ってゴール直前きっちり差して勝ちました。メサイアばかりに目が行っちゃって、シーザリオはファインダーの外(T_T)。残念。というわけで、1周目のでシーザリオにピントが来た写真があったのであげておきます。。。


青毛のシーザリオはなんだか遠目に見ると怖いくらいのオーラ。でも近くで見ると、可愛い目をしてるんですよね。自在性がある上に、牝馬の割に度胸があるので、今後が楽しみです。

勝ったわよ

結局10年間一度もなかった1~3番人気がそのまま1~3着決着。うーん。やっぱり毎年出ている馬は違うんだから、過去より現在。大いに反省して、来週はディープインパクトから(これも皐月賞のときにダービーでは彼に逆らわないことに決めたから)、まだ決着のついてないインティライミ、ダンツキッチョウ(両方ともトライアルで決めた)に厚く、そしてもう一度ダンスインザモアをおさえに流したいと思います。迷わないように宣言。

2005年5月20日金曜日

優駿牝馬(GI) 枠順発表

5月22日(日) 東京 11R 牝○指 芝2400m(左回り)

[1] 1  エリモファイナル  牝3  55.0  内田 博幸
[1] 2  ブリトン      牝3  55.0  田中 勝春
[2] 3  コスモマーベラス  牝3  55.0  柴山 雄一
[2] 4  シーザリオ     牝3  55.0  福永 祐一
[3] 5  エアメサイア    牝3  55.0  武   豊 
[3] 6  アドマイヤメガミ  牝3  55.0  池添 謙一
[4] 7  レースパイロット  牝3  55.0  蛯名 正義
[4] 8  アスピリンスノー  牝3  55.0  小野 次郎
[5] 9  ディアデラノビア  牝3  55.0  デザーモ  
[5] 10  ライラプス     牝3  55.0  後藤 浩輝 
[6] 11  エイシンテンダー  牝3  55.0  武 幸四郎
[6] 12  ピューマカフェ   牝3  55.0  須貝 尚介 
[7] 13  ランタナ      牝3  55.0  江田 照男  
[7] 14  ジョウノビクトリア 牝3  55.0  横山 典弘  
[7] 15  ヤマニンアリエル  牝3  55.0  柴田 善臣 
[8] 16  ビッグフラワー   牝3  55.0  北村 宏司  
[8] 17  ショウナンパントル 牝3  55.0  吉田  豊  
[8] 18  ジェダイト     牝3  55.0  藤田 伸二 

久々に枠順を書いてみました。私の今年のGI成績は1勝5敗。安田記念にはやはりサイレントウィットネスも来るという話で、今年最高に盛り上がりそうなGIに向けて、オークス、ダービーで弾みを付けたい私です。

ただ、オークスもダービーも抜けた人気の1頭がいるんですよね。しかも死角が見あたらない。どちらも東京が初コース、2400mも初距離というくらい?それを補って余りある強さがありますからね。

というわけで、オークスはシーザリオを無視することはできないですよね。。そもそも桜花賞で本命にしたのに、元々こちらが目標だった彼女を切るわけにはいかないです。エアメサイアもデビュー戦から勝ってるからなあ(たまたま私が京都に行ったときに新馬戦に出てた)。ただこういうときって、変なのが2着に来そうな気もするんです。ここ数年の傾向だと、桜花賞で人気だったのに負けた馬(しかも結構惨敗)が穴馬券を演出してると思うのですが・・・。

今年の東京は馬場も変だし、土曜日のレースと調教VTRを見ながら考えます。。。

2005年5月15日日曜日

天気が変だとレースも変

激しい雷雨の中、内から見事に抜けてきたアサクサデンエン

昨日は本当に変な天気でした。今にも雨になりそうなどんより曇り空→晴れ間が見えてきた→急激に曇って若干雨→突然快晴に→再び曇りだして激しい雷雨→1時間であがって虹が出る。というめまぐるしく変わる天気。そして競馬もその天気に影響されたかのように、変なレースが続きました。

今日は変な日だな~と思ったのが、6レース。4歳以上芝2000mという番組のためか、出走9頭という少頭数。なのに、発走直後に田中剛騎手が馬に振り落とされて落馬してしまったのです。ところがその馬、騎手を振り落としてからが本領発揮。緩い流れでラチ沿いを逃げる武豊騎乗の馬に後方から徐々に迫り、最後の直線、内から必死に追われる武君の馬を尻目に、馬場の真ん中を追いかけてきて、ゴール手前で見事に差しきり勝ち(落馬してるので失格ですけど)。あまりの見事な勝ちっぷりに、場内から失笑が漏れた後、拍手が沸きました。

その後特別レースで1着の2頭同着とか(だから表彰式も2回あった)、メインレースのパドック周回が始まると同時に雷雨とか、とにかく変な一日でした。

さて、メインレースは、京王杯SC。安田記念への叩き台として、GI馬4頭も出てる注目レース。だったのに、やっぱりGI馬はここがメイチの仕上げじゃないので、勝ったのは1600万下レベルのアサクサデンエンでした(しかもレコード勝ち)。2着もようやくオープン入りしたオレハマッテルゼ。どっちも東京コースが得意ってのもあったし、ここが目標だったでしょうからね。デンエンは最終追い切りが超よかったので、流した先に入れてたのですが、今の東京の馬場で追い込み脚質は軸には出来なかった私は負けでした。今日は9Rの会心の一撃でプラスだったのですが、メインが取れなかったのがとっても残念。

でもテレグノシスは3着に来たし、アドマイヤマックスも4着。ダンスインザムードは久々で超入れ込んでたのでまあ9着は仕方ない。それぞれ安田での巻き返しに期待です。去年ここをレコード勝ちしたウインラディウスは、次の安田記念惨敗してますし。でも私の中でダイワメジャーに勝ち目があるんじゃないかという微妙な期待感が生まれてきました。。。

2005年5月12日木曜日

化け物一強世代

シーチャリオットもまず一冠

3歳クラシック。中央ではディープインパクトという化け物が話題ですが、今年の南関東はシーチャリオットという馬がレベルの違う強さを発揮してるんですよね。南関東のクラシック初戦、羽田盃が昨日行われたのですが、圧倒的一番人気で、あっさり勝利。まあ中央では条件戦がせいぜいといった馬がほとんどの中で、マル外の上に、父Seeking the Goldですからね~。芝でも走るなら中央GIにも出てきそうですし、血統的にはダートが合いそうですから、JCダートとか出てくるかな~。楽しみです。ダーレーの馬ですから、最終的な目標はドバイなのでしょうけれども。

2005年5月8日日曜日

NHKマイルは牝馬決着

ラインクラフト先頭!

今年のNHKマイルは抜けた一頭と言われる馬がいない代わり、桜花賞の1着3着馬が距離適正を考えて、オークスではなくこちらへ回ってきたこと、牡馬路線もディープインパクトという「化け物(by 佐々木調教師)」がいるために、皐月賞からそこそこ強い馬が転戦してきたこと、そして最初から化け物との対戦を避けてここ一本に絞ってきたマイル専門馬がそろった面白いレースになりました。

私の本命はマイネルハーティ。前走のNZTオープンの目の覚めるような末脚が忘れられなかった上に、鞍上はストロングブラッドで地方GIを勝ってしまう今最も乗れてる地方ジョッキー内田騎手。荒れるとみて、手広く流したのですが・・・。

なーんと桜花賞馬ラインクラフトがあっさり勝っちゃいました。なんとか2着とかは十分ありえると思ってマイネル→ラインは買ってたんですけど、まさか快勝とは。しかも2着は桜花賞3着馬のデアリングハート。やっぱり3歳のみでマイルくらいの距離だと、牝馬牡馬の差よりも、GI好走馬(ラインクラフトは好走というより完勝でしたが)と、やっとこさオープン馬の差が大きい、という感じでした。うたぐってごめんなさい>ラインクラフト。あっさり2冠達成です。夏は休んで、秋華賞かマイルCSを目指すのかな~。でもここは3歳マイル王ってだけじゃなくて、現役マイル王を目指して、あえて安田挑戦というのもありかも。3歳牝馬なら52キロで出られるはず。もしラインクラフトも参戦するなら、安田記念は春最大の注目GIになりそうです。

牝馬による変則2冠達成という記念すべき勝利に、鞍上の福永騎手は喜びを爆発させてました。やっぱりGI勝ったら、これくらい喜んでほしいな~と、先日の皐月賞の武騎手をちょっと思い出したのでした。
(牝馬初勝利かと思ったら、シーキングザパールが勝ってましたね。というか、シーキングザパールは牝馬という気がしてなかった)


福永騎手、得意のガッツボーズ