nikkansports.com > セレクトセール史上最高4億9000万円落札
4億9000万。昨日から発売されたサマージャンボで「夢の一等賞+前後賞」を合わせても3億だ。4億9000万は、さらにサラリーマンの生涯賃金を足さないと出せない。しかもその値段がついたのは、まだ当歳の馬。まだデビューまで2年もあり、あくまで馬だ。怪我したり、亡くなることだってある。半姉のアドマイヤグルーヴは確かに活躍してはいるが、牡馬一線級と並ぶほどの実力はまだないし、天皇賞を勝った母には遠くおよばない。もう一頭の姉、イントゥザグルーヴは新馬戦は勝ったものの、以来2戦勝ち星なし。次のダービーを狙うエアグルーヴ産駒初の牡馬、兄・サムライハートはどうなのだろう。つまり、実績的にはまだ疑問符がつくレベルなのだ。しかもこの馬の父は、活躍しているアドマイヤグルーヴの父であるサンデーサイレンスではない。種牡馬としては活躍しているが、大種牡馬と言われた父SSに並ぶにはまだ心もとないダンスインザダークだ。それが吉とでるかはあくまでギャンブル。
そのギャンブルに4億9000万円。買ったのは競馬界の超有名人関口氏。最近こそフサイチマークの馬にはそれほどレベルの高い馬はいないが、こんどこそという想いだったのかも?そこまで惚れ込む馬、一体どんな馬なのだろう。できることなら、ダービーを目標にではなく(ダービーを目標にしてしまう馬は、そのあといまいちな気がする。所謂早熟だったということなのだろう)、生涯を通じたスターホースになってもらいたい。
とにかく「走る5億円」を早く競馬場で見てみたい。
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