2007年8月22日水曜日

今週末は競馬開催!

【重要】馬インフルエンザに関するお知らせ

先週、やると言ってたのに無くなってしまった競馬開催。今週は無事開催されるそうです。最悪1ヶ月ぐらい競馬が見られないかと思ってましたが、思ったよりも大事にならなかったようでホッとしてます。地方にも飛び火して、某巨大掲示板の競馬板も「いつもなら新聞見ながら検討してる時間」に暇をもてあまして書き込みました、的なスレがたくさんありました。

私は夏場は毎週それほど真剣に見ているわけじゃないのですが(実際出かけてて見ないことも多いし)、やっぱり毎週あるものと思っている競馬が無いと、あの正月シーズンの「休みなのに競馬が無い」という閉塞感?と同じ気分になって鬱なので、開催されることはとても喜ばしいです。一体どうなるんだと思っていたサマーシリーズも、札幌記念を9月2日に延期することが決まって無事チャンピオンが決定されるようです。この日程変更によって別ファクターが加わったことは否めませんが、まあ今回はどれもこれも人気薄がつっこんでくる波乱レースが続いてますから、どんな結末になるのか楽しみです。

こうなると次の問題は牧場に放牧されてる馬たちの帰厩スケジュールですよね。もう秋開催も目前の時期。本当は9月までに賞金積み上げて・・・ともくろんでいた馬や、8月中に帰ってきて、秋の中央開催に備えるつもりだった馬が帰ってこられないことも結構記事になってました。それでなくても今年の秋のGI戦線は、メイショウサムソンの凱旋門賞取りやめ(やっぱり今からでも行って欲しいなあ。血統や脚質的にはディープよりも可能性があると思っていた)もあって混戦になりそうな予感。同じく凱旋門賞が取りやめになったウオッカも、今のところ牝馬路線のつもりのようですが、数年前に秋華賞叩いて(?)天皇賞人気薄で2着した3歳牝馬がいましたからね。ウオッカにもそれを期待。

2007年8月7日火曜日

旅行ガイドに載らない北海道

馬と温泉の旅行から昨日帰ってきました。こっちはやっぱり暑い。。。あいにくの天気ではありましたが、予定通り馬を見られてよかったです。

行く前に、一応ガイドブックとか見ておこうかなーと思ったのですが、門別〜浦河(いわゆる日高支庁)の辺りって、元々観光地ではないので全く載ってないんですね。でも馬好きな人には、ゆったりと放牧される馬があちこちに見られたり、一部の牧場では種牡馬を一般公開していたり、乗馬体験ができたりと満足できる地域だと思います。片側は太平洋が広がっていて、ドライブするにも良いところです(眠気と飛ばしすぎに注意!)。千歳から浦河まで大体車で3時間くらい。優駿浪漫街道と名付けられた国道235・236号には、点々と牧場集落があって、別に超有名な牧場とかでなくても、広い敷地に馬が走っている姿が見られます。名種牡馬・元競走馬を繋養する牧場は、公開時期や時間が決まっていますので、必ずマナーを守って見学しましょう(という立て看、チラシを何度も貰いました)。比較的行きやすいのは、社台SS。元々見学者を入れるようにできていますし、お土産なんかも売ってます。またブライアンズタイム、タイキシャトルほか、名馬を擁する静内のアロースタッドは、15時から16時、さらに申し込み要という制限つきながら、見学者を受け入れる体制を整えているので、見学しやすいと思います。どこにどの馬がいて、いつ見学できるかは競走馬のふるさと案内所で確認ができますが、様々な事情で閉鎖されている場合もあります(私が行ったときは、静内の種馬場は検疫のために見学は中止されていました)。JRAのPRセンターなどで100円で配布してる牧場地図もおすすめですよ。見学の際の注意点なども書かれてます。また、誰でも入れる観光牧場の日高ケンタッキーファームにはオフサイドトラップとタイキブリザード、また宿泊もできる浦河優駿ビレッジAERUには、ウイニングチケットやダイユウサク、ニッポーテイオーなどが放牧されてます。そう言えば前に行ったノーザンファームにも、レニングラードとか何頭か馬がいましたね。

馬づくしツアーということで、1泊目は浦河優駿ビレッジに泊まったのですが、朝はすぐ隣にあるJRAの日高育成牧場に見学に連れて行って貰いました。「この辺りは人間よりも馬のほうが多い。しかもお馬様のほうが偉いんです」とガイドのおじさんが言ってましたが、幹線道路と思われる場所にさえ、あちこちに「馬横断注意」と書かれた看板がある町だけに、冗談とも取れません(笑)。このJRAの牧場見学は無料ですし、超おすすめ。馬が走っているところも見られます。

2泊目は再び登別。洞爺か迷ったのですが、なんとなく登別温泉好きなので。3泊目は大沼公園で、4泊目は函館という一般的な観光ルートに戻ってきたのですが、ここで気づいたのが中国人、韓国人観光客の多さ。もしかしたら日本人の観光客より多いかもしれません。我々が泊まった宿は、いずれも個人経営的なところだったので、宿自体では海外からのツアー客と一緒ではなかったのですが、ちょっと人の集まる観光スポットだと、あちこちで中国語、韓国語が聞けました。私、登別温泉に夏場に来たのは久しぶり(小さい頃に来たことがあるらしいけど覚えてない)で、冬場は閉鎖されてる倶多楽湖への観光道路から登別温泉へ出てくるルートで入ってみました。大湯沼も冬に遭難覚悟(笑)で歩いて温泉街から登ってきたことはあるのですが、車で来るのは初めて。ふと気づくと、「←天然足湯 15分」という看板が駐車場にありました。駐車場のおじさんに「これって車で行けるんですか?」と聞くと、「これは歩きじゃないとダメだねえ。あそこに煙が出てるところあるでしょう、あの奥ですけど、今日は煙の量が多いから気をつけて。何か異常があったら言ってください」と言われました。

かつて、10年ほど前に一度だけその大正地獄を見たことがあるのですが、そのときは「えーとこれ?」と思えるようなただの水たまりといった感じでした。ところが久しぶりにみた大正地獄はすっかり様変わり。ものすごい煙と、恐ろしいボコボコという音が聞こえてきます。あまりに煙がすごくて、先が見えません。曰く、今年の5月に23年ぶりとなる大噴出をして、突然地獄的な様相を取り戻したそうです。大正地獄から出たお湯が、川と混じって下流で足湯ができるように整えられている(それが天然足湯の正体)のですが、怖くて柵に近づけないほど噴いているこの日は、川の水を手で触っただけで熱く、足を入れる勇気は出ませんでした。ちなみに山道も煙でホワイトアウトな雰囲気でした。この時期は金曜日の20時半から、鬼の扮装をした人たちが、筒型の花火をもつイベントが地獄谷で行われています。結構人がいました。どーん!という打ち上げ花火じゃないけど、観光協会の人(?)頑張ってるなーという感じで、おすすめです。

3日目、大沼公園まで来たけれど、やっぱり雨模様だったので、駅前の観光案内所で観光パンフレットを貰ってルートを変更。そこで見つけた「しかべ間欠泉公園」。50円引きのクーポンもついてたので、そこへレッツゴー。10分置きくらいに吹き出る間欠泉なのですが、足湯に浸かりながら見られるというサービス満点の間欠泉公園でした。しかも間欠泉の裏側に建物があり、そこから間近に吹き出し口を見られるのもGoodです。

写真は、以下に置いてあります。温泉三昧の上に、肉肉魚肉魚イカ!(&カニ!)みたいな生活をしたので、しばらく粗食に耐えないと体重計に乗れません。

牧場めぐり


函館2歳ステークスほ